戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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響 「前回までのお話!!ボロボロの翼さんが何とか復活!と思ったけど翼さんのおじいさんがでてきて来ました!」

クリス「シンにブチ切れられて通信越しでバトってたな、あいつがあんなキレるなんて相当だぞ」

キラ「人間として終わってるからね、そうなるよ」

響 「大丈夫でしょうか?」

キラ「それは本編見てからのお楽しみにしようか、それじゃあ第50章を」

響 クリス「どうぞ!」


第50章 残照

side シン キラ

 

〜キラの研究室〜

 

シン「…」

 

キラ「…」

 

シン「俺は」

 

キラ「?」

 

シン「あのジジイが今回の、パヴァリアの残党の件に関わってるって思います」

 

キラ「なんで?」

 

シン「まだ確証がある訳じゃないです、でもまず1つはあのジジイは力に固執している所」

 

キラ「うん、それは分かる」

 

シン「2つ目はあの腕輪、シェム・ハの腕輪が奪われた後のあの態度、あそこまでして奪われた物です。そりゃ俺でも怒る、でもあの後の通信1度も(・・・)あの腕輪の話題を出さなかった、まるでその内手に入るみたいな」

 

キラ「成程、残党に奪わせたならそれで納得出来るね」

 

シン「あまりにもタイミングが良すぎる、奪われたなら奪い返す、みたいな」

 

キラ「考えすぎ…とも言えないね」

 

シン「あと、これはあのジジイとは関係ないかもしれないんですけど」

 

キラ「いいよ」

 

シン「あのコウモリ女と戦った時俺になにかしようとしたんです。何をしようとしかは分からないんですけどこう言ったんです「虚を突いてこれか」って」

 

キラ「体に異常は?」

 

シン「いいえ、ただあいつが何か出来るとして憶測を立てるなら」

 

扉の向こうを見て

 

シン「翼になにかしているんじゃないか、って」

 

キラ「虚を突く…隙を作らなきゃ使えない…て事かな」

 

シン「だとしたらあのライブの時女の子をわざと翼の前と殺したら(・・・・・・・・・・・・・・・)

 

キラ「隙を作る為だけに…子供を…翼ちゃん…」

 

キラの瞳に怒りが灯る

 

シン「今回は珍しくアンタもキレてますね…翼と自分の境遇、重なりますか?」

 

キラ「…少し、ね」

 

シン「…ユーレン・ヒビキ、コーディネーターを作った人、でしたね」

 

キラ「…うん、自分の夢、望み、それを無理やり実現した人だよ。似てるよね風鳴訃堂さんに」

 

シン「…あーもう湿っぽいのやめやめ!!うじうじしててもしゃあない!」

 

勢いよく立ち上がるシン

 

シン「とりあえず当面は風鳴訃堂の行動を見ること、翼の事は俺らで守りましょう。んでシェム・ハの腕輪の奪還!エボルトぶっ倒す!」

 

キラ「…うん、頑張ろう」

 

シン「はい!…あ、キラさん1つお願いが」

 

キラ「?何かな?」

 

シン「1人経歴を調べて欲しい人がいるんです」

 

キラ「誰?知ってる人?」

 

シン「はい。そいつは…」

 

 

 

sideヴァネッサ ミラアルク

 

ミラアルク「力を使えば血中のパナケイア流体が濁り淀む…怪物と恐れられても所詮はこの程度…情けないぜ…」

 

腕を押え悔しがるミラアルク、その前には寝かされているエルザ

 

ヴァネッサ「左腕の具合はどう?ミラアルクちゃん」

 

ミラアルク「ザババの刃…物質的・霊的に作用するってのは本当らしい…どうにも治りが遅いみたいだぜ」

 

ヴァネッサはシェム・ハの腕輪を取り出し

 

ヴァネッサ「利用する者される者、それを蜜月と呼ぶのなら一体いつまで続けられるのかしら、ね」

 

 

 

side響 未来 湊

 

未来「放課後また本部に行くの?」

 

響「うん。困ってる人達がいるから…」

 

未来「響らしい。でもね…」

 

響 「でも!本音言うとちょーっと休みたい!遊びに行きたい今日この頃お年頃!」

 

湊 「ふふ、そうですね私達もまだ学生ですから」

 

響 「今度さ!時間が取れたら遊びに行こ!カラオケとかさ!」

 

未来「そうだね…翼さんにも元気になってもらいたいもんね!」

 

 

 

 

sideシン キラ カナード 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ

 

弦十郎「新たな敵パヴァリア光明結社の残党ノーブルレッドか…その狙いは一体…」

 

緒川「一連の事件をきっかけにRhソイル式の全血製剤は一か所に集められて警護されることになったようです」

 

クリス「しかし残党相手にこうも苦戦を強いられるとは思ってもみなかったな…」

 

調 「確かに…幹部級三人の方がずっと手強かった、なのになぜ…」

 

切歌「なりふり構わないやり方に惑わされただけデスとも!」

 

やはりダインスレイフが焼却された事によるイグナイトの使用が不可能になった事がかなりの痛手になっている

 

響「だよね。サンジェルマンさん達の想いが宿ったこのギアで負けるなんてありえない」

 

そんな空気を壊し1人で出ていこうとする翼

 

マリア「ちょっと翼!どこに行くの!」

 

翼 「鍛錬場だ。相手が手練手管を用いるのならそれを突き崩すだけの技を磨けばいいだけ」

 

そう言い残し部屋を後にする翼、それを響は追い

 

響 「翼さん!今度時間ができたらみんなでカラオケに行こうって…だから翼さんも…」

 

 

翼「すまない。他を当たってもらえないか」

 

翼はその場を後にする、落ち込んでしまう響の肩に手を置き

 

シン「少し、自分の中の整理が着くまで待ってやろう。あいつ、ボロボロだ」

 

響 「、、、はい」

 

奏 「…」

 

響 「奏さん…」

 

奏 「あたし…どうしてやればいいんだ」

 

キラ「…少し待ってあげようよ、シンも言ったでしょ自分の中の整理がついてないんだよ。僕もその気持ちよく分かるから」

 

シン「俺も同じように迷ったことあるから、全部じゃないけど分かるよ」

 

キラ「うん…僕も」

 

side エボルト 訃堂 ヴァネッサ ミラアルク エルザ

 

〜ノーブルレッドアジト〜

 

数名の黒服を引き連れ現われる風鳴訃堂

 

ヴァネッサ「お早い到着。せっかちですのね」

 

訃堂「腕輪の起動、間もなくだな」

 

シェム・ハの腕輪は装置に繋がれている

 

エボルト「こいつァ懐かしいねェ」

 

積まれた箱に座り待ってましたと言わんばかりのエボルト

 

ヴァネッサ「聖遺物の軌道手段はフォニックゲインだけではありません。七つの音階に照応するのは七つの惑星、その瞬き」

 

装置が起動し光を放つ

 

エボルト「音楽と錬金術は成り立ちこそ違えど共にハーモニクスの中に真理を見出す技術体系…ってか?」

 

ヴァネッサ「この日、この時の星図にて覚醒の鼓動はここにあり!」

 

光は強くなりやがて消えていく

 

ヴァネッサ「起動完了…なのよね?」

 

腕輪を触ろうとするミラアルク、だがその腕を捻りあげる訃堂

 

ミラアルク「(なんだ!?ジジイの力とは思えないぜ!)」

 

訃堂「お前の役目は他にある」

 

訃堂の視線の先には先日の取引を行った黒服が銃口を向けられていた

 

エルザ「あの時の人達でありますか…?」

 

訃堂「」片付けよ!使いも果たせぬ木端だ!」

 

ミラアルクは2人のうち1人の首を手刀で切り落とす

 

ミラアルク「許せとは言わないぜ」

 

黒服「バケモノめ!このまま殺されてなるものか!殺されるくらいならこいつでー!」

 

ミラアルクから逃げ腕輪を掴み掲げる、その瞬間光輝き黒服は爆発四散する

 

訃堂『神の力、簡単には扱わせぬか。だが次の手は既に打っておる!』

 

ヴァネッサ「ディー・シュピネの結界が!」

 

ミラアルク「連中が駆けつけてくるぜ!」

 

焦る2人、だが

 

エルザ「提案があるであります」

 

エルザの提案を聞く訃堂、そしてエボルト

 

エボルト「ハッハッハ!!そいつァ面白い!!いいぜ俺も手を貸してやる!」

 

エルザ「手を?」

 

エボルト「シン達仮面ライダーは俺が分断してやるよパンドラタワー(・・・・・・・)を使ってな」

 

 

 

side 翼

 

蝋燭が点る和室、その中で1人腰に刀を携え正座をしている翼。炎が揺らいだ瞬間刀を抜き放ち炎を斬る、一瞬消えた炎だがすぐに炎がゆらゆらと揺らめく

 

翼 「歌では何も…守れない…」

 

 

 

sideシン キラ カナード

 

艦内に警報音が鳴り響く

 

藤尭『アルカ・ノイズ出現、反応検知!!』

 

シン「キラさん!カナード!」

 

2人は頷き格納庫に向かう、だがここで思いもよらぬ言葉が出る

 

友里『待ってください!!これは…旧2課本部跡地にエネルギー反応確認!!なにこれ…!!』

 

近くのモニターに映像が映し出される、そこにはパンドラボックスを持ったエボルトがたっていた

 

シン「エボルト!?何する気だ!!」

 

エボルトが空中にパンドラボックスを投げる、すると地面から壁が何重にも現れ塔の様になる

 

キラ「なに…これ」

 

カナード「憶測は後だ!弦十郎!俺達はエボルトの方に向かう!!アルカノイズはあいつらに任せた!!」

 

バイクに乗り旧2課本部跡地に向かう3人、到着すると大きく聳え立つ塔

 

エボルト『よう!久しぶり…でもないか、どうだパンドラタワーの感想は』

 

響くエボルトの声

 

シン「エボルト…!!」

 

キラ「パンドラタワー、って前に言ってた!」

 

エボルト『フハハハハ!!良い反応だねェ!じゃあ早速見学ツアーへご招待!!』

 

壁の1部がパタパタと形を変え穴の様になる

 

シン「来いって事か…」

 

キラ「乗ってあげようじゃない」

 

カナード「行くぞ!」

 

マックスハザードオン!!

 

ドラゴンゼリー!!

 

ロボットゼリー!!

 

さらにスパークリングをドライバーに装填、ストライクナックルとハイペリオンナックルを出しボトルを挿してゼリーの上から被せる

 

ラビットタンクスパークリング!!

 

ストライクナックル!!!

 

ハイペリオンナックル!!!

 

ビルドアップ!!

 

ボトルドーン!!!

 

クローズストライク!!!

 

グリスハイペリオン!!!

 

ガタガタゴットン!!ズッタンズタン!!!ガタガタゴットン!!!!ズッタンズタン!!!!!

 

Are you ready?

 

シン キラ カナード「変身!!」

 

紡ぎ重なる心!!!!ビルドクロスハート!!!!スゲーイ!!!!ツエーイ!!!!ハエーイ!!!!

 

Breakup Soulburning!!!

 

Getset CROSS-Z STRIKE!!!

 

Getset GREASE HYPERION!!!

 

ドララララララァ!!!

 

シン「弦十郎さん、今から現れた塔に突入します!」

 

弦十郎『待て!無闇に!!』

 

キラ「危ないと判断したら逃げますから」

 

カナード「ほっとけば何をするかわからん、止めるなら今しかない」

 

変身した3人はパンドラタワーに突入する。そしてシン達が入った穴はパタパタと音を立て消える

 

 

 

side 響 マリア

 

BGM 白銀の炎 -keep the faith-

 

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron」

 

アガートラームを纏いノイズを次々と倒していくマリア、大型ノイズを「HORIZON†CANON」で撃ち抜き塵に返す

 

響「はぁ!」

 

一方響はヴァネッサと交戦中、手刀を蹴りで弾き距離をとる

 

響 「目的を…聞かせて貰えませんか」

 

ヴァネッサは一息つくと

 

ヴァネッサ「…降参するわ。まともにやっても勝てそうにないしね。わかりあいましょう?」

 

あろう事か上着のジッパーに手を伸ばす

 

響 「え!?そこまでわかりあうつもりは…」

 

ジッパーが降りるのを顔を赤くして手で目を隠す、フリして隙間から見ている。男子高校生の様な反応

 

ヴァネッサ「なんてね♪」

 

なんと胸部からミサイルが発射され響を襲う、何とか回避する響

 

ヴァネッサ「私達の目的は…そうね。普通の女の子に戻ってみんなと仲良くしたいじゃ」

 

腕を響に向ける、すると手首が曲がり銃口らしきものが現れ

 

ヴァネッサ「駄目かしら」

 

ミサイルが飛んでくる。だが響とヴァネッサの間にマリアが割り込み3点シールドを展開、ミサイルから響を守りヴァネッサに斬り掛かる

ヴァネッサ「やばいかな?やばいかもね」

 

空中に飛びマリアの剣戟を避けロケットパンチを放つ、蛇腹剣で弾き左腕のガントレットを変形させ「DRIVE†CALIBER」を放つ。閃光がヴァネッサを包み込み爆発を起こす

 

ヴァネッサ「はぁ、流石ね」

 

直撃は避けたヴァネッサ、そんな彼女に通信が入る

 

エルザ『ヴァネッサ!』

 

ヴァネッサ「!」

 

エルザ『腕輪と保護対象を連れて戦域から離脱できたあります!』

 

エルザの作戦、それはヴァネッサがアルカノイズを引き連れ暴れその間に脱出するというものだった

 

ヴァネッサ「了解。こちらも撤退するわ。例の場所で落ち合いましょう」

 

響 「待ってください!やっぱり話しても無駄ですか?わかりあえないんですか!?」

 

ヴァネッサは少しだけ悲しそうな顔をし

 

ヴァネッサ「わかりあえないわ。だって人は異質な存在を拒み隔てるものだもの」

 

そう言い残し足からブースターを出して戦闘域を脱出する

 

響 「拒み…隔てる…」

 

戦闘が終了し実況見分が始まる、すると建物の崩落跡からなにかの破片が緒川の目に入る

 

緒川「これは…急ぎ解析をお願いします!」

 

 

sideシン キラ カナード

 

シン「入ってきた入口、閉じられましたね。しかも大分走ってる」

 

階段を駆け上がる3人、先程の入口は既に無くなっていた

 

キラ「最悪ぶっ壊して出ようか」

 

シン「たまにアンタ脳筋発想になりますよね…」

 

カナード「だが今のところそれしかでは無いだろう」

 

シン「えぇ…」

 

カナード「それに通信も遮断されている」

 

ライダーシステムの通信機能が先程から外部音声しか反応していない。本部との通信もNosignalと出ている

 

キラ「外にクローズドラゴンは待機させてるけど…」

 

シン「無駄、でしょうね…開けたところに出ますよ!周辺警戒忘れないで」

 

階段が終わり広間に出る

 

シン「ここは」

 

キラ「さっき登ってきた階段から計算するとここは地上から50mはあるはずだよ」

 

カナード「これだけ開けているんだ、何も無いはずは無い」

 

ヴェイア「そういうこったァ!」

 

霧が集まりその中からヴェイア、マッドローグが現われる

 

キラ「マッドローグ…!」

 

ヴェイア「エボルトの奴が楽しませてくれるって言うから来てみたが…こりゃ確かに楽しめそうだぜ!!」

 

ヴェイアが手を振り上げると壁がパタパタと音を立て景色を変える、どこかの砂浜のようだ

 

シン「場所が変わった!?」

 

キラ「空間転移!?…いや違う、さっきの場所の景色が変わっただけ…?」

 

カナード「そんなことはどうでもいい!来るぞ!」

 

ヴェイアの後ろから数十体のデッドスマッシュとアルカノイズが現われる

 

ヴェイア「行くぜ!!」

 

ネビュラスチームガンとスチームブレードを持ち走り出すヴェイア。フルボトルバスター、ビートクローザー、パワーアームを展開し応戦体勢を取る

 

 

 

side響

 

響は1人水の中にいた

 

響 「(勝てなかった…私はまた…)」

 

光に手を伸ばし

 

響 「(それでも…わかってきたものもある。あの人達の力…勝利の源にあるのは拒絶…だとしたら私は)」

 

そんな事を考えていると不意に声が聞こえ思考の海から呼び戻される

 

友里「響ちゃんお疲れ様。大きな異常は見られなかったわ」

 

診察台から起き上がる響、服を着替えている所にアナウンスが入る

 

弦十郎『緊急事態だ!!シン君達との通信が途絶えた!!』

 

 

 

sideヴァネッサ ミラアルク エルザ

 

ヴァネッサ「アジトを失うってテレポートの帰還ポイントを失うだけでなく雨風を凌ぐ天井と壁も失うってことなのね。お姉ちゃんまたひとつ賢くなりました」

 

例の場所とはもう使われていない車のスクラップ工場、3人は寄り添い廃棄された車に寝転んでいた

 

ミラアルク「おかげで次のねぐらが見繕われるまでまさかの車中泊。世間の風はやっぱうちらに冷たいぜ」

 

エルザ「あの時は仕方なかったであります…アルカ・ノイズの反応を追ってS.O.N.G.が急行してくるのはわかっていたであります。それでも…足がつく証拠や起動実験の痕跡をそのまま残しておくわけには…」

 

ヴァネッサ「心配ないない。なんとかなるなる。だってエルザちゃんしっかりものだもの」

 

エルザ「!」

 

ヴァネッサをまさぐるエルザ

 

ヴァネッサ「ちょ…!どうしたのったらどうしたのエルザちゃん?」

 

ヴァネッサの体から小さな発信機が見つかった

 

 

side響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ

 

響 「連絡が途切れたってどういうことですか!?」

 

着替え終えた響は司令室に飛び込む、既に響以外の奏者は揃っていた

 

弦十郎「…1時間前のパヴァリアの残党の騒ぎと同時刻、旧2課本部跡地にこんなものが突如として現れた」

 

映像を出す弦十郎、そこには歪な形をし、所々赤く光った塔がたっていた

 

弦十郎「シン君達はこちらに急行、中に入った途端通信が取れなくなった」

 

クリス「なんなんだよあのバカでかい塔は!まさかのカ・ディンギルじゃねぇだろうな!?」

 

エルフナイン「いえ、あれは現代技術で作られたものではありません」

 

モニターに解析したデータが映る

 

エルフナイン「解析した結果これは地球のどこにも無い素材で作られたものです」

 

マリア「地球に無いもの?そんなのがどうして…」

 

切歌「そうデス!現にここにあるじゃないデスか!」

 

セレナ「地球に無いものってもしかして隕石とかってことですか?」

 

エルフナイン「いえ、そんなものよりももっと恐ろしい物です(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

奏 「隕石より恐ろしいってなんだよ」

 

エルフナイン「パンドラボックス(・・・・・・・・)です」

 

調 「これのどこがボックスなの…?」

 

調の疑問は最もだ、どこにその形があるというのだ

 

エルフナイン「最新のクローズドラゴンからの映像を確認した所パンドラボックスをエボルトが触った突如あの形になったそうです」

 

切歌「じゃあ今シン達はこの中って事デスか!?」

 

調 「助けに行かなきゃ!」

 

エルフナイン「それは難しいと思います、シンさん達が入った入口は既になくなっています」

 

奏 「くそっ!なんも出来ねぇのかよ!」

 

弦十郎「現時点でシン君達を助けに行くことは出来ん、お前達には別の任務を頼む」

 

エルフナイン「まずはこれをご覧ください」

 

別の画像を出すエルフナイン

 

翼「これは…アウフヴァッヘン波形!?」

 

クリス「それもあたしらとは別の…ってまさか!?」

 

弦十郎「ああ。奪われた腕輪が起動したとみて間違いないだろう」

 

友里「アルカ・ノイズの反応に紛れ見落としかねないほど微弱なパターンでしたがかろうじて観測できました」

 

藤尭「おそらくは強固な結界の向こうでの儀式だったはず。たとえばバルベルデでのオペラハウスでのような…」

 

エルフナイン「そして観測されたのはもう一つ…」

 

変な音が部屋に響く

 

調 「な…なにこれ?音楽?」

 

切歌「だとしたらデタラメが過ぎるデス!」

 

切歌の言う事が妥当と言わんばかりのデタラメな音、だが

 

マリア「(聞いた事のない音の羅列…だけど私はどこかで…)」

 

セレナ「(この音を知ってる…気がする…)」

 

エルフナイン「音楽の正体については目下の所調査中、ですがこれらの情報を総合的に判断してノーブルレッドに大きな動きがあったと予測します」

 

弦十郎「やはりこちらから打って出る頃合いだな」

 

響「でも打って出るってどうやってですか?」

 

弦十郎「マリア君」

 

マリア「さっきの戦いで発振器を取り付けさせてもらったのよ」

 

マップに位置情報が現れている、ここにノーブルレッドがいるのだろう

 

マリア「ノーブルレッド、弱い相手とは戦い慣れてないみたいね」

 

 

 

sideシン キラ カナード

 

BGM burning my Soul

 

ビートクローザーとスチームブレードがぶつかり火花を散らす

 

キラ「はぁ!!」

 

ヴェイア「ヒャッハァア!!」

 

二合、三合とぶつけ合う2人、シンとカナードはデッドスマッシュとアルカノイズを相手に奮闘していた

 

シン「こいつら倒した所から新しいの湧き出てくるぞ!」

 

フルボトルバスターの一閃で三体のアルカノイズを纏めて斬る

 

カナード「無限湧きなはずは無い!キラ!!さっさとけりをつけろ!そいつがスマッシュとノイズを発生させているはずだ!!」

 

パワーアームでデッドスマッシュを掴み上げ地面に叩き付ける

 

キラ「了〜解!!」

 

スチームブレードを弾き拳を鳩尾に叩き込む

 

ヴェイア「ゴハッ!!」

 

鳩尾を押えふらつくヴェイア、その隙にドラゴンボトルをビートクローザーに挿し引手を伸ばす

 

スペシャルチューン!ヒッパレー!ヒッパレー!!ヒッパレー!!!メガヒット!!!!

 

クローズドラゴンブレイズが現れビートクローザーの斬撃と共に火球を放つ、2つの力が混ざり大きな斬撃になりヴェイアに直撃、ビートを刻むように複数回ヒットする

 

ヴェイア「グハッ!?」

 

ヴェイアは吹き飛び空中に激突する、すると砂浜だった一面が先程の無骨な広間に戻る

 

ヴェイア「ぐっ!くそっ…まだだ!!」

 

ヴェイアが立ち上がりネビュラスチームガンを向ける、だが

 

ローグ「下がっていろ、ヴェイア」

 

ローグが現われる

 

シン「ローグ…!!」

 

フルボトルバスターをキャノンモードでローグに向ける

 

ヴェイア「急に出てきて命令してんじゃねぇ!!」

 

ヴェイアはローグの命令を無視してキラに向かっていく

 

ローグ「ちっまぁいい」

 

トランスチームガンをシンに向け

 

ローグ「大義の為の犠牲となれ」

 

シン「アンタに大義なんてあるか!!」

 

フルボトルバスターとトランスチームガンのエネルギー弾がぶつかる、両者の弾丸は爆発し霧散する。先に動いたのはシン、キャノンモードからブレードモードに変え黒煙の中に飛び込みローグに向かって一直線

 

ローグ「そんな直線的な動きで!!」

 

トランスチームガンからエネルギー弾が連射される

 

シン「そういう行動に出るってことはそれなりの自信があるんだよ!!」

 

エネルギー弾をフルボトルバスターを盾にしながらずんずんと進んでいくシン

 

シン「ついでに言っとくとアンタを相手にしてるのは「1人」じゃないぞ!!」

 

いつの間にかシンの後ろに居たカナード、シールドキャノンとフォルファントリーを展開し

 

カナード「沈めェ!!」

 

咆哮と共にシンは飛び上がる、チャージされた黄金のエネルギーがローグに放出される

 

ローグ「くっ!」

 

エボルドライバーのレバーを回すローグ

 

レディーゴー!!クラックローグフィニッシュ!!

 

拳に紫のエネルギーを溜めカナードの攻撃を殴る、バチバチとスパークしカナードの攻撃は減衰し消える

 

カナード「やれ!シン!」

 

シン「うぉぉぉ!!」

 

カナードの攻撃にパワー使ってしまったローグ、飛び上がったシンの振り下ろすフルボトルバスターを避けらない

 

ローグ「ぐっ!だが!」

 

胸部に振り下ろされたフルボトルバスターを掴みローグはレバーを回す。ダメージ覚悟のカウンターを狙った拳をシンに向ける、がシンはすぐにフルボトルバスターを離し

 

レディーゴー!!クラックローグフィニッシュ!!

 

キラ「受け取って!」

 

キラから投げ渡されたビートクローザーを掴み柄を引っ張る

 

ヒッパレー!

 

ヒッパレー!!

 

ヒッパレー!!!

 

メガヒット!!!

 

ローグの拳をビートクローザーで受け流して腹部に振り抜く

 

シン「カナード!!」

 

追い討ちをかけるようにパワーアームで殴りながら引きずり壁にぶつけるカナード

 

ローグ「くっ!!だがこの程度…!!」

 

カナード「ふっ!!」

 

掴んだままだったフルボトルバスターを背後に投げる、それをキラがキャッチしバスターキャノンモードにしヴェイアに放つ

 

ヴェイア「なん!?」

 

エネルギー弾が直撃し地面を抉りながら飛んでいく

 

ローグ「こいつら…手強くなっている…!」

 

ビートクローザーの鋒をローグに向け

 

シン「俺達は1分前の俺達より進化する、1歩踏み出せばほんの少しだけ進む!それが仮面ライダーなんだよ!!」

 

エボルト「進化…いいねェ!俺も好きだぜェ進化する事は」

 

壁が変形しパンドラボックスを持ってエボルトが現われる

 

シン「エボルト!」

 

エボルト「さて、第2ラウンドだ!」

 

パンドラボックスを操り置く台を作り出しパンドラボックスを乗せ挑発するように指を振り

 

エボルト「かかってこい」

 

 

to be continued

 

 

 

 




パンドラタワー…それは禁忌の箱の中身、最悪を呼ぶ。果たしてシン達はエボルト達を倒せるのか?

次回 第51章 賢者の花と禁忌の証

花の記憶を呼び起こせ!!響!!


シン 響 「絶唱しないシンフォギア劇場〜」

作者「特に説明する事ない!」

シン「じゃあ感想くれた人の質問を出しとくか」

Q.この世界のコーディネーターって何?

響 「そもそもコーディネーターって何です?」

シン「コズミック・イラの世界にいる人種だな、遺伝子を人為的に弄って容姿や能力を好みにするってもんだった。でもそれも上手くいかなくて問題になったんだ」

響 「それって大丈夫なんですか?」

シン「倫理的な問題でかなり揉めた。人は自然に生まれるべきってな、んでそれでも自分の理想を追い求めた人「ユーレン・ヒビキ」って人が最高のコーディネーター「スーパーコーディネーター」を作ったんだ」

響 「それがキラさんですか」

シン「そう、でその過程で作られたのがカナード」

響 「でも、そのキラさんのお父さんがいたから私達はシンさん達に会えたんです!」

シン「…そうだな」

響 「話が脱線しましたね」

シン「んん!んでこの世界のコーディネーターってのはネビュラガスを体に入れられ仮面ライダーになれるようになった奴をさすらしいぞ。知識面はコズミック・イラから持って来てるって事になってる」

響 「ガバガバじゃないですか!?」

シン「作者に言ってくれ…ん?もう時間らしいぞ」

響 「えぇ!?もうですか!?」

シン「それじゃあ今回はここまでだ、お付き合い下さりありがとうございました」

シン 響「バイバイシンフォギア〜」

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