遊戯王ARC-5 二人の転生者 作:マジカル・クラウン-ミッシング・ソード
タイトルからもわかる通りあの人物のデッキがモチーフです。
でも主人公より先にデュエルする脇役と父親って一体どうなんでしょう。
後、今回は4000文字突破しました。
デュエル描写が入ると長くなりますね。
月side
僕たちは今、遊勝塾に来ている。
あの後、遊勝さんが引き受けてくれたこともありどうせなら、リアルソリットビジョンでやろうとなったわけだ。
さて、弟子の頼みとはいえ、相手はプロだからね。
一応本気のデッキは6つあるけど使う気にならないし、カード創造能力で既存のカードを創造して使うか。
気づいたことだけど、このカード創造能力は既存のカードの他、太陽がもらった特典のカードも創造できるみたいだ。
ただ、既存のカード以外を創造するとすごい疲労感がするのが欠点だね。
後々克服していこう。
「君は足が不自由みたいだから、
「すみません、ありがとうございます」
「そうか、分かった。それと遊矢、残念そうな顔をするな、相手の立場も考えてやれ」
あぁ、遊矢君はちょっと不機嫌だね。
「それじゃあ始めようか」
ブオンって音と共にフィールドにリアルソリットビジョンが展開していく。
いくら
フィールドのイメージとしては西部劇の、それこそサティスファクションタウンのイメージに近いかもね。
「「
お、先行は僕だね。この手札なら。
「モンスターを1体をセット。さらに手札を1枚伏せてターン終了です。さぁ、僕を満足させてください」
「なら、俺は手札から、
種類 効果モンスター
レベル 3
属性 光
種族 魔法使い族
攻撃力 800
守備力 1000
①相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②「
種類 効果モンスター
レベル 7
属性 風
種族 魔法使い族
攻撃力 2500
守備力 2000
「
①1ターンに1度、自分が魔法カードを発動した場合に発動する。
このカードの攻撃力は300アップする。
②自分フィールドの永続魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
その後、手札から「魔術師」永続魔法カード1枚を発動できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
③表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
「来たー、父さんのエースモンスター」
それを聞いて遊勝さんはフッと笑って。
「スカイ・マジシャンで攻撃」
臆せずに攻撃してきた。それならこっちも本気でいきますか。
「リバースカード発動、
僕が手札を捨てると、僕の後ろにピストルを構えたガンマンが現れ遊勝さんに向かって発砲していた。
このリアルソリットビジョンを見る限り、アクションデュエル等をするとその場所に応じた演出になるみたいだね。
因みに遊勝さんは弾を回避していた。
動体視力が高いのかな?。
榊遊勝LP4000→3400
種類 通常罠
このカードの発動後、手札を全て墓地へ送る。
墓地に送ったカードの枚数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
「バーン効果か。だが、その程度でこいつの攻撃は止まらない」
スカイ・マジシャンの攻撃が僕のモンスターを破壊しようとするが。
「セットモンスターはインフェルニティ・ガーディアン。手札が0枚の時、戦闘及び、カード効果では破壊されません」
「そんなモンスターがいたとはな。厄介だな」
インフェルニティ・ガーディアン
種類 効果モンスター
レベル 4
属性 闇
種族 悪魔族
攻撃力 1200
守備力 1700
自分の手札が0枚の場合、フィールド上に表側表示で存在するこのカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
遊矢side
俺は驚いてた。
俺の父さんは大勢のファンもいるほどのプロの
あの子は俺よりも2歳年下なのに父さんの実力に近い
「よく見ておくんだよ、遊矢。世界は広いってことをね」
「うん」
母さんがそう言いながら俺の背中を叩いてきた。
「俺はこれでカードを1枚セットしてターンエンドだ」
父さんはそう言ってターンを終了した。
「あいつ、手を抜いてんな」
え、確かこいつは太陽って言ってたな。
「どういう事!?。あのデッキ、本気のデッキじゃないってどういう事なの!?」
びっくりして太陽に話しかけたら母さんに。
「遊矢、少し落ち着きなさい。そんなに激しく聞いたら失礼でしょ」
「あ、ごめん」
確かに俺も少し悪かったなと反省した。
そのうえで聞いてみたい。あのデッキが本気じゃないってことに。
「まぁ、簡単に説明すると、あいつは本気のデッキを6つ持ってるんだけど、それのどれでもないんだ」
「デッキを6つ持ってるってすごいね」
俺はせいぜい1つが精一杯だな。
「しかもデッキ6つ共に戦略が違うからね」
うん、この時点で俺はあの子に勝てる気がしなくなっていた。
「おまけに強運でさ、エクゾディアデッキと
なんだろう、今の俺を他人が見たら口から魂が出てるように見えるんだろうか。
「因みにその確率は」
あ、母さんが何か聞いてる。
「658008の8乗。つまり、天文学的な数字になる」
うん、俺もう真っ白だよ。
燃え尽きたように。
遊勝side
なんだ、遊矢が真っ白になってんな。
何があったんだ?。
「僕のターン。ドロー」
おっと、
「ドローしたカードはインフェルニティ・デーモン」
また聞いたことの無いモンスターだ。
「このモンスターは手札が0枚の時ドローした時、相手に見せることで、手札から特殊召喚できる」
インフェルニティ・デーモン
種類 効果モンスター
レベル 4
属性 闇
種族 悪魔族
攻撃力 1800
守備力 1200
①手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。
この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。
「さらに追加効果でデッキからインフェルニティ・アーチャーを手札に加え、そのまま、インフェルニティ・デーモンをリリースしてアドバンス召喚します」
なるほど。
「インフェルニティデッキ。君のデッキは手札を0にすることで発動するデッキというわけか」
「ええ、その通りです。インフェルニティ・アーチャーで攻撃」
「スカイ・マジシャンの攻撃力が上なのに攻撃とは。何か効果を持ってるな」
「その通りです。インフェルニティ・アーチャーは手札が0枚の時、直接攻撃できるのです」
「何!?」
榊遊勝LP3600→1600
インフェルニティ・アーチャー
種類 効果モンスター
レベル 6
属性 闇
種族 悪魔族
攻撃力 2000
守備力 1000
自分の手札が0枚の場合、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
「これで僕はターン終了です」
あの子は、いや彼は確実に俺よりも強い。
このまま成長すればいずれは遊矢のよきライバル、もしくは壁となってくれるはずだ。
だが俺も負けるわけにはいかない。
「さぁ、俺のターンだ。俺は手札から魔術師の再演を発動」
魔術師の再演
種類 永続魔法
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、自分の墓地のレベル3以下の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「魔術師の再演」以外の「魔術師」永続魔法カード1枚を手札に加える。
「スカイ・マジシャンの効果を発動。スカイ・マジシャンでは自分が魔法カードを発動したとき、攻撃力が300ポイントアップする」
スカイ・マジシャン攻撃力2500→2800
「スカイ・マジシャンでインフェルニティ・アーチャーに攻撃」
黄昏月LP4000→3200
「俺はこれでターンエンドだ」
やれるだけやった。
後は彼の運任せだ。
「僕のターンドロー。君の声、聞こえてたよ」
声、なんだそれは!?
「僕は手札からインフェルニティ・ネクロマンサーを攻撃表示で召喚。インフェルニティ・ネクロマンサーの効果でネクロマンサーは守備表示に」
ネクロマンサー、墓地関係のカードか。
「さらにもう1つの効果を発動。墓地からインフェルニティ・アーチャーを墓地から特殊召喚」
インフェルニティ・ネクロマンサー
種類 効果モンスター
レベル 3
属性 闇
種族 悪魔族
攻撃力 0
守備力 2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
来るか?。
「更に、墓地のホールディング・レッグスの効果を発動。そのリバースカードの発動を無効にします」
ホールディング・レッグス
種類 効果モンスター
レベル 4
属性 闇
種族 悪魔族
攻撃力 800
守備力 600
①このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
フィールドにセットされた魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
②墓地のこのカードを除外し、相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
次の相手ターン終了時までそのカードは発動できない。
「リバースカードが」
しかし、いつのまにそのカードを墓地へ?。
そうか、最初の
俺のリバースカードが使えなくなった今、俺の敗けだな。
「どんなに楽しいショーも必ず終りがきます。これでフィナーレです」
だが、こんなに嬉しいのは何故だろうか。
考えるまでもないな、強い
それで充分、満足だ。
数十分後 遊矢side
あれ、俺、気を失ってたの。
「目が覚めたか、遊矢」
「父さん、俺」
「ああ、父さんたちの
そんなに、ってそれより。
「
父さんは少し黙った後。
「悪いな、遊矢。父さんは、負けたよ」
父さんが、負けた!?。
やっぱり月は凄い奴なんだな。
俺は太陽に聞いたことを話したら父さんも苦笑いしながらドン引きしてた。
でも、
「父さん、カッコ悪いよな。プロなのにお前より年下に負けて」
「そんなこと無いよ。今日の
「そうか」
「それに、将来の夢も変えた」
「俺みたいになりたいって夢をか?」
「うん、父さんみたいになりたいじゃなくて、父さんを越える
すると父さんは大笑いして、
「そうか、頑張れよ」
って言ってくれた。
そのためにもあの子に、月に弟子入りしよう。
あの子の
年下でも関係ない。
強い人は強い、当然の事だもんな。
あ、でも住所知らないや……。
「遊矢、お前にこれをやる」
父さんから何かメモみたいなものをもらった。
「その太陽君たちの住所だそうだ」
この場所なら家から近いし通うのもできそうだ。
よーし、明日から頑張るか。
「「頑張れよ、遊矢」」
父さんと母さんが何か言っていたけど、上手く聞き取れずに俺は眠ってしまっていた。
次回予告 主な語り部 遊矢
太陽達の家はなんと、何でも売ってる店みたいだ。え、こんなレアカードがこの値段で、こっちには何だか良く分からないものが。え、何この服。次回『商売』
月「次回は遊矢君の女装姿にドッキドキ!」
太陽「前回の作者繋がりか!!」
遊矢「ってか俺、女装すんの!?」