カードファイト!!ヴァンガード ~僕等の日常はここから変わる~ 作:cross104
そしてとりあえず最初から最後まで一戦バトらせてみます。
上手く書けたら良いんですが…
ちょっと表記を変えたりしてます。
[ ]で括られているのはユニット名
< >で括られているのはクラン
といった具合です。
( )で括られているのは略語なので、これから多用していくつもりです。
利樹達がヴァンガードを始めて数週間が経ったある日の事。
千春は店に入り、店内を見渡す。中にいる客はほとんどが小学生くらいの少年少女だ。
今の時間帯だと納得だ…と思いつつ、千春は商品の整理をしている進に挨拶をし、店員の証であるエプロンをつけ、カウンターに座る。
他にも店員いるが子供達から引っ張りだこだし、基本的にレジは千春の役割なっていたため、その席は空いていた。
だが、レジ係だとしても、子供達からの対象の例外ではないのだ。
千春もとに、早速数人の子供が束になってやってくる。そして、
「ねーねー、これってさ!」
と、デッキ構築のアドバイスをもらおうと質問する。
そんな子供達を見て、千春は微笑んだ。
やはり子供は可愛いものだ、と思いつつ子供達の相手をしていると、側にある自動ドアが開き、
「…あっれー?小さい子ばっかだ…。ちょっと来るの早かったかな…。」
と、とぼけた声が聞こえてきた。
千春が顔をあげると、そこにはきょとんとした顔で、後頭部を掻きながら店を見渡す利樹が立っていた。
それを見た千春は先程までの微笑を満面笑みに変え、
「いらっしゃい、水川君。」
と、恒例の挨拶。
声がした方を見た利樹は、千春の顔を見るやハッとした表情をし、そっぽを向く。
「毎度毎度、殺人級だな…。こんにちは、大谷さん。」
最初に少し呟いた後、しっかりと千春に向き直り、挨拶を笑顔で返す。
今度は千春がそっぽを向く番となったのは言うまでもないだろう。
このやりとりは、既に定番となっていた。
店員、客…皆が一斉にニヤニヤと見ている。
と、我慢出来なくなったか、
「なぁなぁ兄ちゃん!イチャついてないで俺とファイトしようぜ!」
と、少年が利樹が着ている青いチェック柄のアウターの裾を引っ張る。
「あー、はいはいわかったよ…って!イチャついてないわ!!」
子供達数人の手によりファイトテーブルへ運ばれる利樹。
利樹も千春も、元々子供に好かれるタイプではあるが、利樹の場合、以前の初来店時のファイトや、先程のような定番行事のおかげで、店の常連客から声をかけられたり、今回のように子供達に連行されるような場面が多々見られた。他三人も同様ではあるが。
そして利樹も、少し口調が悪くなってしまってはいたが、子供が好きなのだろうと考える。…実際に聞いた事はないが。
と、色々な事を考えながら千春は利樹を見ていた。すると
「あれ?お姉ちゃん、もしかして寂しいの?」
と少女に心配そうな目で尋ねられる。
「そ、そんなことないよ!ほら、私達も行こっか!」
千春は必死で否定し、利樹達のいるファイトテーブルへ幾人の子供を連れて向かった。
子供数人によって連行され、ファイトテーブルへ着席する利樹。
ファーストヴァンガード(FV)をデッキから取り出し、ヴァンガードサークルに裏向きに置き、デッキをシャッフルする。
シャッフルをしながら、利樹は先程の定番行事について考えていた。
…どうしていつの間にこんなことになったのか。
ここに来る度茶化される気がする。
あんな顔で微笑まれたら照れる以外に道はないだろう…。
互いのデッキをシャッフルし終えたところで、利樹は気を切り替える。先程までの思案は全て破棄。
デッキから手札となる5枚を引く。その後のジャンケンにより、利樹の先攻が決定した。
「…2枚チェンジだ。」
「3枚変えるぜ!」
引いた5枚の手札を確認し、不要のカードをデッキに戻し、シャッフルし、また戻した枚数と同じ数だけ引く。
利樹は2枚、少年は3枚だ。
そしてそれが完了したところで、ファイト開始である。
『スタンドアップ・ヴァンガード!』
引き直しの時点で到着していた千春率いるギャラリー勢も同時叫ぶ。開戦の合図だ。
「[バミューダ△候補生 リヴィエール]にライド!」
「[ういんがる・ぶれいぶ]にライド!」
[バミューダ△候補生 リヴィエール]…グレード(G):0,パワー(P):4000,クラン:<バミューダ△>
[ういんがる・ぶれいぶ]…G:0,P:5000,クラン:<ロイヤルパラディン>
利樹はリヴィエール、少年はういんがる・ぶれいぶにライドする。
利樹のターンが始まる。
「マイターン、ドロー。…[マーメイドアイドル リヴィエール]にライド!」
[マーメイドアイドル リヴィエール]…G:1,P:7000,クラン:<バミューダ△>
「そして候補生リヴィエールの効果発動。[マーメイドアイドル リヴィエール]がライドした時、デッキから7枚確認し、スーパーアイドル、もしくはトップアイドルリヴィエールがあればいずれか一枚を手札に加える。」
利樹はデッキトップから7枚を確認し、
「見つけた…!この[スーパーアイドル リヴィエール]を手札に加える。残りの六枚はデッキに戻しシャッフル。
それと、[マーメイドアイドル リヴィエール]の効果な。ソウルに候補生のリヴィエールがいたら常にパワー+1000。つまり、今のパワーは8000だ。
…よし、先攻は攻撃出来ないから、これで俺のターンは終了。どうぞ。」
手札:ダメージ=利…5:0 少…5:0
「よし!俺のターン、ドロー![小さな賢者 マロン]にライド!」
[小さな賢者 マロン]…G:1,P:8000,クラン:<ロイヤルパラディン>
「[ういんがる・ぶれいぶ]に他の<ロイヤルパラディン>がライドした時、リアガードサークルにコールできる!」
少年は、ソウルの[ういんがる・ぶれいぶ]を中央後方へ移動させた。
「よーし、行くぜ!
[ういんがる・ぶれいぶ]のブースト!マロンでアタック!」
[小さな賢者 マロン]
P=8000+5000=13000
vs
[マーメイドアイドル リヴィエール]
P=8000
「ノーガード。」
「ドライブトリガー、チェック…[沈黙の騎士 ギャラティン]。トリガーなしかぁ…」
「そんな簡単出てきたら困るって…。
ダメージチェック…[トップアイドル セラム]。トリガーなし…っと。」
「それじゃこれでターン終了。兄ちゃんのターンだぜ!」
手札:ダメージ=利…5:1 少…5:0
「マイターン、ドロー。…ライド![スーパーアイドル リヴィエール]!」
[スーパーアイドル リヴィエール]
G:2,P:9000,クラン:<バミューダ△>
「まず、ソウルの[マーメイドアイドル リヴィエール]の効果。ソウルに[バミューダ△候補生 リヴィエール]があるとき、[スーパーアイドル リヴィエール]がライドしたら、デッキから一枚ドローする。
次に[スーパーアイドル リヴィエール]の効果。ソウルに[マーメイドアイドル リヴィエール]があるとき、常にパワー+1000。」
これにより、[スーパーアイドル リヴィエール]のパワーは10000となった。
利樹は効果により一枚ドローする。
「…よし、展開するか。
[マーメイドアイドル セドナ]、[パールシスターズ ペルラ]、[パールシスターズ ペルル]をコール!」
[マーメイドアイドル セドナ]
G:1,P:8000,クラン<バミューダ△>
[パールシスターズ ペルラ]
G:2,P:9000,クラン<バミューダ△>
[パールシスターズ ペルル]
G:1,P:7000,クラン<バミューダ△>
「[ペルル]コール時効果発動!こいつがリアガード(R)にコールされた時、場にいる[ペルラ]を一体選んで、このターン中効果を与える。その効果は、
『このユニットのアタックがヴァンガード(V)にヒットした時、一枚ソウルチャージ(SC)し、デッキから一枚ドローする。』
って効果だ。」
「えっと…それってつまり…。」
複雑な効果に困惑する少年。
それを見て利樹は出来るだけ簡潔に説明する。
「つまり、このターン、[ペルラ]のアタックがVである[マロン]にヒットしたら、俺は一枚SCして、一枚ドローするって事だな。」
「そ、そんな効果なんだ…。」
「そそ。さてと、アタック入るよ。[セドナ]でブースト、[リヴィエール]でヴァンガードにアタック。」
[スーパーアイドル リヴィエール]
P:10000+8000=18000
VS
[小さな賢者 マロン]
P:8000
「ノーガード!」
「ドライブチェック…[ドライブカルテット リサッカ]、ゲット、スタンドトリガー。ってスタンドかぁ…。ま、仕方ない。[セドナ]をスタンドして、パワーは[ペルラ]に。」
「ダメージチェック…[ナイトスクワイヤ アレン]、トリガーなし。」
「続けて、[ペルル]でブースト、[ペルラ]でヴァンガードにアタック。」
[パールシスターズ ペルラ]
P:9000+7000+5000=21000
VS
[小さな賢者 マロン]
P:8000
「21000かぁ…。ノーガード!」
「了解。それじゃ、[ペルル]の効果で与えられた[ペルラ]の効果発動。
一枚SCして、一枚ドローするよ。」
「ダメージチェック…[沈黙の騎士 ギャラティン]。トリガーなし。」
「よし、ターン終了だ。」
利樹はターン終了を宣言し、ターンは少年へ移行する。
利樹…手札:4,ダメージ:1
少年…手札:5,ダメージ:2
「マイターン、スタンド&ドロー。…行くぜ!立ち上がれ!俺の分身!ライド![ブラスター・ブレード]!!
[ブラスター・ブレード]の効果!二枚のCB![ペルラ]を退却させる!」
[ブラスター・ブレード]
G:2,P9000,クラン<ロイヤルパラディン>
[ブラスター・ブレード]はVに出た時、CB2をコストとして払う事で、相手のR一体を無条件退却させることが出来る。
「…[ペルラ]は強制退場で退却。」
「へっへーん!どうだ!いんたーせぷとを防いでやったぜ!」
利樹は大人しく[ペルラ]を退却。少年はそれに歓喜しているようだ。
「まだいくぜ!手札から[孤高の騎士 ガンスロット]の効果を発動![ガンスロット]をデッキに戻して、デッキから一枚[ブラスター・ブレード]を手札に加えてデッキはシャッフル!
で、[ギャラティン]、その後ろに[マロン]をコールだ!」
[沈黙の騎士 ギャラティン]
G:2,P:10000,クラン<ロイヤルパラディン>
右側前列に[ギャラティン]、その後ろに[マロン]が登場する。
「[ういんがる・ぶれいぶ]のブースト、[ブラスター・ブレード]でアタック!」
[ブラスター・ブレード]
P:9000+5000=14000
VS
[スーパーアイドル リヴィエール]
P:10000
「…([ういんがる・ぶれいぶ]の効果を考えたら、この攻撃は通せないな…。)[ドライブカルテット リサッカ]でガード!」
[ブラスター・ブレード]
P:14000
VS
P:10000+10000=20000
「これじゃトリガーが出ても通らないなぁ…。ドライブチェック…[幸運の運び手 エポナ]!クリティカルトリガーゲット!効果は全てギャラティン]に!」
「おいおい、マジかよ…。」
利樹は落胆する。少年は勢いづいているようだ。
「マジだよ兄ちゃん!いくぜ![マロン]のブースト、[ギャラティン]でヴァンガードへ!」
[沈黙の騎士 ギャラティン]
P:10000+8000+5000=23000
VS
[スーパーアイドル リヴィエール]
P:10000
「いやこれは…ノーガードだな。ダメージチェック…[ペルル]、もう一枚はG1の[リヴィエール]か。トリガーはないな…。」
「いよっしゃ!ターン終了!」
利樹…手札:3,ダメージ:3
少年…手札:4,ダメージ:2
「マイターン、スタンド&ドロー。ライド![トップアイドル リヴィエール]!
[トップアイドル リヴィエール]
G:3,P:10000,クラン<バミューダ△>
「G2の[リヴィエール]にこいつがライドした時、ソウルにG1の[リヴィエール]がいれば、一枚ドローできる。でもって、Pは常に+1000され、11000だ。
続けて、[マーメイドアイドル フリュート]、[トップアイドル アクア]をコール!」
[ペルル]の前に[アクア]、その逆サイドの前列に[フリュート]がコールされる。
[マーメイドアイドル フリュート]
G:2,P:8000,クラン<バミューダ△>
[トップアイドル アクア]
G:2,P:10000,クラン<バミューダ△>
「[フリュート]はRに<バミューダ△>が4体以上いれば、アタック時P+3000する。
いくよ。[フリュート]で[ギャラティン]をアタック!」
[マーメイドアイドル フリュート]
P:8000+3000=11000
VS
[沈黙の騎士 ギャラティン]
P:10000
「うーん…、ノーガードかな。[ギャラティン]は退却。」
「OK。続けて[セドナ]でブースト、[リヴィエール]でヴァンガードにアタック!」
[トップアイドル リヴィエール]
P:11000+8000=19000
VS
[ブラスター・ブレード]
P:9000
「げ!15000要求かぁ…。ノーガード…。」
「了解。ツインドライブ、ファーストチェック…[マーメイドアイドル エリー]。トリガーなし。セカンドチェック…[ドライブカルテット フロース]。ゲット、ヒールトリガー。」
[ドライブカルテット フロース]
G:0,P:4000,クラン<バミューダ△>,ヒールトリガー(治)
ヒールトリガーがトリガーチェック時に出た時、ダメージが相手以上であるならば、一点だけ回復できる。
「俺のダメージは3、君のダメージは2。だから、ダメージを一点回復するよ。ダメージゾーンから一枚ドロップゾーンへ。
トリガー効果のP+5000は[アクア]に。」
「じゃあダメージチェック…[ふろうがる]。ゲットスタンドトリガー!…ってスタンドかぁ…。」
[ふろうがる]
G:0,P:5000,クラン<ロイヤルパラディン>,スタンドトリガー(醒)
スタンドトリガーは、自身のレスト(横向き)しているリアガード一体をスタンド(縦向き)させる効果を持つ。スタンドすることで再度アタックが出来るようになるのだが、自分が攻撃を受ける側では、スタンドの意味は殆どない。
「[マロン]をスタンド。パワーは[ブラスター・ブレード]に。」
「じゃ、[ペルル]のブースト、[アクア]でヴァンガードにアタック。」
[トップアイドル アクア]
P:10000+5000+7000=22000
VS
[ブラスター・ブレード]
P:9000+5000=14000
「そこは、[エポナ]でガード!」
[ブラスター・ブレード]
P:14000+10000=24000
「通らなかったか…。ターン終了。」
利樹…手札:4,ダメージ:2
少年…手札:3,ダメージ:3
「マイターン、スタンド&ドロー!…やるしかない![マジェスティ・ブラスター・ロード]にライド!!」
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
G:3,P:10000,クラン<ロイヤルパラディン>
(くっそ遂に出やがった…!場に[ブラスター・ブレード]と[ブラスター・ダーク]がいないのが助けか……いや、これから出されたらマズイぞ…。」
利樹は苦虫を噛み潰したような顔をする。
無理もない。[マジェスティ]はソウルに[ブレード]と[ダーク]がある時、P+2000とクリティカル+1されるのだ。しかもそれは常に、である。
そして更に、Rの[ブラスター・ブレード]、[ブラスター・ダーク]を各一体ずつソウルにいれることで、そのターン中P+10000する。
この効果が発動しないことに安堵しかけた利樹だが、気を引き締め直した。
「行くよ![ういんがる・ぶれいぶ]でブースト![マジェスティ]でヴァンガードにアタック!」
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
P:10000+5000=15000
VS
[トップアイドル リヴィエール]
P:11000
「5000要求か…なら、[ドライブカルテット バブリン]でガード!」
[トップアイドル リヴィエール]
P:11000+5000=16000
「よし、ツインドライブ!一枚目…[スターライト・ユニコーン]、二枚目…[武器商人 ゴヴァノン]!ゲット、ドロートリガー!一枚ドローしてパワーはヴァンガードに!」
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
P:15000+5000=20000
「しまった…。仕方ないか。ダメージチェック…[スーパーアイドル リヴィエール]。トリガーなし。」
「よーっし、ここで[ういんがる・ぶれいぶ]の効果を使うよ!」
効果は[ういんがる・ぶれいぶ]がブーストした[ブラスター]と名のつくユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時に発動する。
アタックヒット時、コストとして[ういんがる・ぶれいぶ]をソウルに置く。そしてデッキから一枚、[ブラスター]と名のつくユニットを手札に加える事が出来るのだ。
少年が手札に加えるカードは…
「俺は[ブラスター・ブレード]を手札に加えるよ!」
少年は[ブラスター・ブレード]を利樹に見せ、手札に加える。
「くっそ…アタック通したくなかったなぁ…。」
少年がデッキをシャッフルする間に利樹は溜息混じりに呟いた。
(でも、アタックできるリアガードはいない…。次、何処まで追い詰められるかだな…。)
「ターン終了!兄ちゃんのターンだぜ!」
利樹が考えを巡らせたところでターン終了の宣言。
利樹…手札:3,ダメージ:3
少年…手札:6,ダメージ:3
「マイターン、スタンド&ドロー。[スーパーアイドル セラム]をコール。」
[スーパーアイドル セラム]は右側前列にコールされた。
[スーパーアイドル セラム]
G:3,P:10000,クラン<バミューダ△>
「行くぞ![ペルル]のブースト、[アクア]でヴァンガードにアタック!」
[トップアイドル アクア]
P:10000+7000=17000
VS
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
P:10000
「[世界樹の巫女 エレイン]でガード!」
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
P:10000+10000=20000
「通らない、か…。なら、[セドナ]でブースト、[リヴィエール]でヴァンガードにアタック!」
[トップアイドル リヴィエール]
P:11000+8000=19000
「…そこはノーガード!」
「了解、ツインドライブ!ファーストチェック…[セドナ]、トリガーなし。セカンドチェック…G2の[リヴィエール]。トリガーなし。」
「ダメージチェック…[ういんがる]、トリガーなし。」
「お互いトリガーなしか…。よし、次だ。[セラム]でヴァンガード
にアタック!」
「5000要求…なら、[ゴヴァノン]でガード!」
[マジェスティ・ロード・ブラスター]
P:10000+5000=15000
「まぁ、防がれるよな…。これでターン終了。」
利樹…手札:5,ダメージ:3
少年…手札:4,ダメージ:4
「よーし、マイターン、スタンド&ドロー!ここで決めてやる![ダーク]、[ブレード]、[ユニコーン]をコール!」
[ブラスター・ダーク]
G:2,P:9000,クラン<シャドウパラディン>
[スターライト・ユニコーン]
G:1,P:6000,クラン<ロイヤルパラディン>
「[ユニコーン]はRに出た時<ロイヤルパラディン>のユニット一体のP+2000させることができるから、[マジェスティ]のパワーを+2000。
更に[マジェスティ]の効果!Rにいる[ブラスター・ダーク]、[ブラスター・ブレード]をソウルに!これで[マジェスティ]はパワー24000のクリティカル2だ!」
「うお…なんてやつだ…。」
[マジェスティ・ロード・ブラスター]を前に、某野菜人の悪魔のような呻きをする利樹。
「[マロン]を前列に移動させて…。
[ユニコーン]でブースト、[マジェスティ]でヴァンガードにアタック!」
[マジェスティ・ロード・ブラスター]
P:12000+10000+2000+6000=30000
VS
[トップアイドル リヴィエール]
P:11000
「ガード値20000要求か…。仕方ない。手札のG2[リヴィエール]をドロップ![マーメイドアイドル エリー]で完全ガード!」
[マーメイドアイドル エリー]
G:1,P:6000,クラン<バミューダ△>
[マーメイドアイドル エリー]がガードする時、手札にある同じクランの<バミューダ△>のユニット一体をドロップすることで、どんな攻撃も通さない『完全ガード』ができる。
(今ではこのような完全ガードを持つユニットには「守護者」の表記がついてます。ガード値を表す部分が他と違ってかっこいいですよ!)
「げっ!しまった…。まぁいいや!ツインドライブがあるからね!一枚目…[ギャラティン]、二枚目…[幸運の運び手 エポナ]!ゲット、クリティカルトリガー!効果は全部[マロン]に!
いっけー![マロン]でヴァンガードにアタックだ!」
[小さな賢者 マロン]
P:8000+5000=13000
VS
[トップアイドル リヴィエール]
P:11000
「…ここはノーガードで!ダメージチェック、一枚目…[フリュート]、二枚目…[セラム]どっちもトリガーはなし。」
「ターン終了!もう少しだ!」
利樹…手札:3,ダメージ:5
少年…手札:4,ダメージ:4
利樹のダメージは5。後一枚で負けてしまう。つまり…
「…(ここで決めないと、マズイ。)マイターン、スタンド&ドロー![セドナ]をコール!」
[スーパーアイドル セラム]の後ろに[マーメイドアイドル セドナ]がコールされる。
場だけみれば利樹が優勢ではある。
「いくぞ![ペルル]のブースト、[アクア]でヴァンガードにアタック!」
[トップアイドル アクア]
P:10000+7000=17000
VS
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
P:12000
「10000か…[エポナ]でガード!
[マジェスティ]・ブラスター・ロード]
P:12000+10000=22000
「まだまだ![セドナ]のブースト、[リヴィエール]でヴァンガードに!」
[トップアイドル リヴィエール]
P:11000+8000=19000
VS
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
P:12000
「うっ…そこは[ギャラティン]と[ふろうがる]でガード!二枚貫通!」
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
P:12000+5000+10000=27000
「二枚貫通…くるか…!ツインドライブ、ファーストチェック!…G3[リヴィエール]、トリガーなし…」
「よっしゃ!これでこの攻撃は通らなくなった!」
「くっそ、セカンドチェック!…[ドライブカルテット シュプリュ]…!ゲット!クリティカルトリガー!!
効果は全て[セラム]に!」
「えっ、ここでトリガー!?しかもクリティカル!」
この攻撃を凌ぎきれるとほぼ確信していた少年は驚きを隠せないようだ。
少年の手札は残り1枚、リアガードにインターセプト出来るユニットは存在していない。
「もらった![セドナ]でブースト、[セラム]でヴァンガードにアタック!」
[スーパーアイドル セラム]
P:10000+5000+8000=23000
VS
[マジェスティ・ブラスター・ロード]
P:12000
「うっ…防げない… 。ノーガード!ダメージチェック…[ブラスター・ダーク]、もう一枚…!」
これでお互いダメージは5。
もしこれで少年がヒールトリガーを引くことが出来ればファイトは続行されるが…。
少年は躊躇いつつ、しかし意を決し勢いよく山札から一枚引き、
「チェック!…[薔薇の騎士 モルガーナ]、トリガーなし。…負けたぁー!!」
勝敗は決した。
少年は最後にヒールトリガーを引くことが出来ず敗退。
少年が嘆く間、利樹はカードを片付けつつ安堵する。
「…(あ、危なかったぁ〜…)。」
「やったね、水川君。」
不意に上から声を掛けられ、上を見るとそこには…
「あぁ、ありがとう大谷さん。」
ファイトに夢中でギャラリーの存在を忘れてしまっていた。
千春の微笑を見て心が和んでいくのを感じつつ、席を立つ。と、
「ういっす!…って、結構賑わってるな。」
「何だか完全に出遅れたって感じだなぁ。」
直斗と裕哉もやってきた。
しかし何か違和感…
「お、皆来たか!って…あ?将弘はどうした?」
そう。将弘の姿が見当たらないのだ。利樹の疑問も当然だろう。
「あ〜…筋トレしてからくるって、言ってたぞ…。」
苦笑混じりに答えたのは裕哉だ。
「まったく、あいつらしいよな〜。
それより水川!ファイトしようぜー!」
直斗はさっきの少年に負けない位の無邪気さで利樹にファイトを申し込んだ。
利樹は当然承諾し、準備を開始する。
利樹はまた席につき、辺りを見回す。
すると、先程はギャラリーにまわっていた千春、直斗と来店した裕哉も誰かしらと席につきファイト準備をしていた。
「おーい、水川?大丈夫か?」
「え?あ、あぁ、すまん。いいぜ。」
その光景を見て顔を綻ばせていた利樹は直斗の声に我に返る。
「じゃ、行くぜ?」
「あぁ、いつでもいいぜ!」
そして
『スタンドアップ!ヴァンガード!!』
ファイトスタートの合図が、何重にもなって店内に響き渡った。
読んでくださってありがとうございました。
俺がファイトを書くとこんな感じになる、というのがおわかりいただけたでしょうかw
ここをこうしたらもっと良くなる!という御意見などございましたらどんどん言ってください。
次は学園生活にはいっていこうかと。
日常、ですしね。