【ラブライブ μ's物語 Vol.5】アナザー サンシャイン!! ~Aqours~   作:スターダイヤモンド

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レジェンドに逢いに

 

 

 

「でも、本当にいいのかな?『個人宅』に押し掛けるなんて」

 

曜は心配そうに千歌を見た。

 

「それは…大丈夫だと思う。あくまでも『お店に、お客さんとして』訪れるわけだから」

 

「それはそうだけど…」

 

 

 

打ち合わせていた通り、千歌と曜、それに梨子の3人は週末の休みを利用して、東京へとやって来た。

 

各々寄ってみたいところはあるのだが、まずは今日最大の目的『μ'sのメンバーに逢う』ことを優先させ、なにはさておき、まっすぐそこへと向かった。

 

 

 

「『聖地巡礼』って言うんだって」

 

「ん?」

 

「μ'sの人たちが関わった場所を、色々訪れるのを」

 

「へぇ…」

 

「その中でも、ここは絶対外せないポイントなんだよ!なんせ、唯一『ご本人様に逢えるかも!』って場所だから」

 

「本当にいるの?」

 

「う~ん…それは『運次第』なんだけどさ」

 

「運次第か…」

 

「結構な割合で『店番してる』…って噂だから…」

 

「あっ!ここみたい!」

 

梨子がスマホの画面に表示された地図と、目の前の建物を見比べながら、2人に伝えた。

 

 

 

「ここが…μ'sの…」

と千歌は感慨深げに、店の看板を見た。

 

 

 

一行が辿り着いた場所は…『穂むら』…であった。

言わずと知れた『高坂穂乃果』の実家だ。

 

 

 

「雰囲気のある、素敵なお店だね!」

 

「それは曜ちゃん、μ'sのリーダーのおうちだもん!」

 

「いや、それはさすがに関係ないと思うけど…でも、何となく千歌ちゃんのおうちに似てるよね?」

と一旦苦笑したあと、梨子は言葉を続けた。

 

「そうかな?まぁ、うちは単に古いだけだけどね…」

 

千歌の実家も老舗の旅館だ。

謙遜はしたものの、自分との共通点が出来たみたいで、悪い気はしない。

 

 

 

「梨子ちゃん、ここに来たことはないの?」

 

「音ノ木坂の生徒ならみんな知ってるし、お饅頭ももらって食べたことはあるけど…来たのは初めてだよ」

 

「だよねぇ…」

 

「じゃあ、早速中に入ってみよう」

 

曜が千歌の手を引っ張った。

 

 

 

「…ちょっ…ちょっと待って!まだ、心の準備が…」

 

彼女は足を踏ん張り、ブレーキを掛ける。

 

 

 

「千歌ちゃん?」

 

 

 

「えへへ…やっぱり憧れの人だから…急には…」

 

 

 

「そっか…そうだよね…」

 

曜はコクリと頷いた。

彼女のμ'sに対する想いは充分理解しているつもりだったが、それでも、きっと曜が考えている以上のものがあるのだろう。

 

緊張?不安?興奮?

 

千歌の顔に、色んなものが見え隠れする。

その表情に一瞬、ファーストライブのステージを思い出した。

 

 

 

「大丈夫だよ。今日はちゃんとサポートしてあげるから!」

 

 

 

「曜ちゃん…」

 

梨子も千歌の目を見て、首を何回か縦に振った。

 

 

 

「うん…2人ともありがとう…」

 

 

 

「じゃあ、まず、大きく深呼吸しようか…」

 

 

 

「よし!…ヒッヒッフー…ヒッヒッフー…」

 

 

 

「千歌ちゃん…それ深呼吸じゃないよ…」

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

「…それ、赤ちゃん、生むときの呼吸法…」

 

 

 

「あっ!…そうでした…」

 

真っ赤になって俯く千歌…。

 

 

 

はい、やり直し!…と2人に促され、彼女はスー…ハー…と数回、繰り返した。

 

 

 

「よし!もう大丈夫!」

 

「落ち着いた?」

 

「うん!」

 

「じゃあ、行こうか」

 

「あっ!待って!」

 

「また?」

 

「違うの…ほら…」

と千歌。

 

そう言われて、彼女の視線の先に目をやる曜と梨子。

 

「あっ…」

 

そこには店から出て、道路に打ち水を始める…頭に三角巾を巻いた女性…の姿があった。

 

 

 

「もしかして…あの人が…」

と千歌が呟く。

 

「…μ'sの人たちって…私たちより5歳くらい上だっけ?」

 

「一番下の人で4つ上だったかな?」

 

「だよねぇ…」

と言ったあと、曜は少し首を傾げた。

 

 

 

…なにか違和感が…

 

 

 

曜は目を細めてマジマジと、打ち水姿の彼女を見る。

元々視力はそれほど良くない為、普段はコンタクトを装着をしているが、この日はたまたま裸眼だった。

 

すると彼女は、バッグから取り出した眼鏡を掛け

「だとしたら…かなり上に見えるよね…」

とコメントした。

 

そう言われて見れば、かなり老けて見える気がする。

 

曜に指摘され

「た、確かに…」

と千歌と梨子が口を揃えた。

 

「下手すると、千歌ちゃんのお母さんの方が若く見えるかも…」

 

「だね…」

 

「いやぁ、梨子ちゃん、曜ちゃん!私のお母さんは特別だから。家族で歩いてても、私より下に見られることもあるし…」

 

「うん…」

 

梨子も、引っ越しの挨拶で初めて顔を会わせた時、子供が出てきたのかと思ったほど、千歌の母は小柄で、尚且つ、童顔である。

比較対象としては、適切でないかも知れない。

 

 

 

「あら?お客様かしら?」

 

遠巻きに見ている3人に気が付き、打ち水の女性が声を掛けた。

 

 

 

「は、はい!」

 

 

 

「どうぞ。お店は開いてますよ…」

 

 

 

「あ、あの…こ、高坂穂乃果さんですか!?」

 

打ち水の女性の声を聴いた千歌は、弾かれたように走り出し問い掛けた。

 

 

 

「うふふ…やだわぁ…娘に間違えられるなんて…」

 

 

 

「えっ?…はっ!…あっ、お母様でしたか…」

 

 

 

…だよね…

 

…いくらなんでも、そんなに老けてるわけないか…

 

…逢いたさが募るあまり、先走っちゃった…

 

 

 

落ち込む千歌。

 

あぁ、やっちゃった…と曜と梨子は苦笑いする。

 

 

 

「ごめんなさいねぇ…穂乃果じゃなくて」

 

「い、いえ…私が勝手に間違えただけで…す、すみません…」

 

「いいのよ…よくあることだから。まぁ、ほとんどお世辞で言われるんだけど…」

 

その頻度がどれほどかはわからないが、わりと日常茶飯事のことなのだろう。

彼女は屈託なく笑った。

 

そして

「それより、そんな日向(ひなた)に立ってたら、暑いでしょ?どうぞ、中にお入りなさい…そちらのお嬢さんも…」

と言葉を続ける。

 

曜と梨子は一瞬顔を見合わせたが、すぐにその言葉に従うことにした。

 

 

 

その途端、穂乃果の母は

「あら『花陽ちゃん』?…」

と曜を見て、思わずそう呟いた。

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

…のワケはないわね…

 

 

 

「あっ、今の言葉は気にしないで…」

 

彼女は、すぐにその言葉を打ち消したが…実はそれは千歌は前々から思っていたことだった。

 

曜は…μ'sにいた『小泉花陽』にそっくりだ!…ということを。

 

強いて言うなら、親友の方が少しシャープで、レジェンドの方はもうちょっとソフトな感じ…。

実物に逢ったことはないが、きっと並んだら双子…少なくとも姉妹…と言っても疑われないレベルだ…と千歌は思っている。

 

「ほらね!やっぱり曜ちゃんは似てるんだよ!」

 

自分の考えが実証されたようで、彼女は嬉々とした表情で曜に訴えた。

 

「う、うん…」

 

世の中には、自分に似ている人が3人はいるという。

千歌に言われて、曜も『その気』になっていたが、正直、自分自身はそこまでだとは思っていなかった。

それが今、初めて『第三者』に言われて「あぁ、そうなんだ…」と少し納得したようだ。

 

 

 

「待っててね、冷たいお茶を出してあげるから…」

 

穂乃果の母は、店内の一角にある…テーブル席…いわゆるイートインスペース…へ3人を誘導し、半強制的に座らせた。

 

「あ、いえ…お構い無く…」

 

千歌が恐縮して右手を二、三度横に振ったが

「『雪穂』…お客様にお茶をご用意して!3名分」

と穂乃果の母は、それを無視して、店の奥に声を掛ける。

 

ほどなくして「は~い」という返事が聴こえた。

 

 

 

ぐるりと周りを見渡せば、余計な装飾は施されておらず、落ち着いた雰囲気の店構えで、まさに…『老舗の和菓子屋』…と呼ぶに相応しい佇まいである。

 

しかし、彼女たちが座ったテーブルの隣にある…棚の上…だけ、若干、趣(おもむき)が異なる。

数十冊もの大学ノートが、ブックエンドに立て掛けられており、およそこの店内には似つかわしくない。

そこだけが別世界。

 

 

 

「それね…来てくれたお客さんが書き込んでいく『想い出ノート』なんだよ…」

 

3人がそこを不思議そうに眺めているのに気付き、お茶を出しにきた雪穂が解説した。

 

 

 

「想い出ノート?…あ…どうぞ、お構い無く…」

 

千歌は、彼女からお茶を手渡されながら、先ほどと同じ言葉をの口にしたが

「いやいや、うちはこれが商売だから!美味しいお茶を飲んでもらって…気に入ったお団子とか、お饅頭を買ってもらう!!」

と雪穂。

 

「そ、そうですね…」

と3人は思わず笑った。

 

 

 

だがその瞬間

「えっ…花陽先輩?」

と、ひとりひとりにお茶を手渡していた雪穂の手が、不意に止まった。

 

 

 

「あっ…やっぱりそう思います?彼女…μ'sの小泉花陽さん似てますよね?」

と千歌。

我が意を得たり!という顔をしている。

 

 

 

「えっ?あ…うん…似てる…っていうか…瓜二つ…。あ、いや…花陽先輩の方が、もうちょっと『フワ~ン…』ってしてる感じだけど…一瞬ビックリした」

と雪穂。

 

そして、もう一度「あぁ、ビックリした…」と呟いた。

 

 

 

3人はもちろん知る由もないが、雪穂にとって小泉花陽は特別な存在なのだ。

 

『矢澤にこ』のあとを引き継いでアイドル研究部の部長になったのが、花陽。

その花陽からバトンを渡されたのが、雪穂。

つまり、花陽と雪穂は、師弟関係にあると言っていい。

思えば(バスタオルを巻いていたとはいえ)μ'sのメンバーに初めて『裸を見られた』のが、花陽だった。

以降、雪穂の視線の先には常に彼女がいた。

穂乃果と喧嘩する度に『花陽先輩がお姉さんだったら、どんなに幸せだったんだろう』などと考える日々が増えたいった。

そういったことも含めて、いつしか…学年はひとつしか違わないが…公私共々、雪穂は花陽に面倒を見てもらうようになり…ある意味、姉の穂乃果より尊敬している人物だったりするのである。

 

 

 

 

…花陽先輩…

 

…たまにはお店に顔、出してくれないかな…

 

 

 

…また、昔みたいに2人きりでお話したいよ…

 

 

 

彼女は仕事の都合で、高校卒業後、渡米している。

帰国しても滞在期間は短く、一緒にゆっくり過ごす時間など、ほとんどない。

 

…とはいえ、花陽が面会する優先順位において、雪穂は最下位と言うわけではない。

大抵、μ'sで集まる場合、その拠点となるのは姉の部屋であるため、自然と同じ家に住んでいる雪穂も遭遇することは多い。

 

しかし、当然のことながら、そこには他のメンバーがいる。

いくら、穂乃果の妹であっても、この中に居てはなんのアドバンテージもにならない。

雪穂の存在などあっという間に埋もれてしまう。

故に、花陽が高校を卒業して以来、雪穂が彼女とツーショットになるようなことはなかったのだ。

 

 

 

近くて…とても遠い存在…。

 

 

 

その花陽が突然現れたと思い、彼女はかなり動揺したのだった。

危なく、お茶を落としそうになったくらいだ。

 

しかし、そうではないとわかると、呼吸を整えてから

「い、一応、確認するけど…μ'sのファンの方かしら」

と質問した。

 

話題を変えて、気持ちを落ち着かせる。

 

「は、はい!」

 

「ひょっとして…お姉ちゃん…じゃない、高坂穂乃果に逢い来た?」

 

「え…あ、あの…その…はい…」

 

正直に答えて良いものか…千歌は少ししどろもどろだ。

 

「ご迷惑だとは思ったのですが…どうしてもお逢いしたくて…」

と曜がフォローする。

 

「そっかぁ…」

 

「…あ、あの~…もしかして…妹さん…なんですか?」

 

「えっ?あ、私?うん…穂乃果の妹だよ。…ごめんね…お姉ちゃんじゃなくて…」

 

「いえ、そういうつもりじゃ…」

 

「確かに…たま~に…本当に極々たま~にお店に立つことがあるんだけど…そんなことは激レアで…。逢うのは宝くじを当てるより難しいかも」

 

「そ、そうですよね…私たちも『もしかしたら』…くらいな気持ちで来たので…」

 

 

 

あ、冷たいうちにどうぞ…と雪穂はお茶を勧めながら

「どちらから?」

と訊いた。

 

μ'sのファンがここを訪れるのは慣れっこだが、あまり深く会話をすることはない。

いくら妹とはいえ、自分はμ'sのメンバーではないからだ。

 

しかし、この日は、もう少し話してみようと思った。

曜に花陽の面影を見たせいかも知れない。

 

 

 

「し、静岡からです!」

 

「静岡から?わざわざ?」

 

静岡と言っても、東西に幅広い。

熱海、伊豆、富士、浜松…人によって思い浮かべる場所は様々だろう。

 

「…って言っても…沼津ですけどね…」

と曜。

 

「…でも、遠いよね。本当にごめんね、そんなとこから来てもらって」

 

「いえ…」

 

「お姉ちゃんはね…昔はそれなりに、店の手伝いもしてたんだけど…最近はサッパリ…。でも『店番の噂』だけがひとり歩きしちゃってね…。とか言って…『それでお客さんが来てくれるなら、それはそれでいいかぁ』…ってうちも、敢えて否定はしてないんだけどさ」

 

あはは…と笑う雪穂に、3人もつられて表情を崩した。

 

「そうやって、お姉ちゃんに会いにきてくれた人たちが…μ'sへの想いとか…感謝の気持ちを伝えたい…っていつしかノートに書き残していくようになってね…」

 

「あっ!それがこのノートですか?」

 

老舗の和菓子屋に似つかわしくない…彼女たちのテーブルのすぐ隣にある棚のノート…は、つまりそういう理由で置かれていたのだ。

 

 

 

「μ'sが解散して4年以上も経つのに…そのノート、いまだに増え続けてるの。本当に愛されてるんだなぁ…って思うと、羨ましいと言うか…妹ととして誇らしく感じたりするんだけど…」

 

「じ、実は…私もμ'sに憧れてスクールアイドルを始めたんです!」

 

「そうなんだ!」

 

「誰推し?」

 

「えっ?あ…も、もちろん…穂乃果さん推しです!」

 

「うふっ、気を遣わなくていいんだよ」

 

「そ、そういうわけじゃありません…。あ、本当言うと、誰推しっていうのはなくて箱推しなんですけど…穂乃果さんは…なんとなく、メンバーの中で私に近いかな…って。いえ、その私なんか、全然足元にも及ばないんですけど…見た目っていうか、雰囲気っていうか…」

 

「うん!そう言われてみれば、なんとなく背格好が似てるね…。でも…穂乃果推しかぁ…。お姉ちゃんは本当に罪作りな人だなぁ…」

 

「はい?」

 

「彼女に憧れたら、あなたたちのスクールアイドルとしての未来はないから」

 

「えっ?」

 

「いい?あの人はだらしなくて、ガサツで、時間にもルーズだし、作詞作曲もしなければ、衣装のデザインもしないし…。リーダーとは名ばかりで…実際は…他のメンバーにいつも助けられてばかりで…。あんなサイテーな人はいないんだから」

 

 

 

…ひどい言われよう…

 

…仲、悪いのかな?…

 

…まさか…

 

 

 

千歌と曜、梨子は目でそんな会話をした。

 

 

 

「だから…憧れるなら、お姉ちゃん以外の人にしたほうがいいよ」

 

 

 

雪穂のその言葉は、身内ならではの謙遜。

3人はそう受け止めた。

 

それを悟ったらしく

「冗談だと思ってるでしょ?私はマジに言ってるのよ!」

と彼女は念を押した。

 

 

 

「はぁ…」

 

そう言われると、3人はこんな返事をせざるを得なかった。

 

 

 

「ところで…わざわざ沼津から来てまでお姉ちゃんに逢いたい…って、なにか用があった?」

 

「あ、いえ…その面と向かって訊かれると…たいした話ではないのですが…」

 

「こう見えて私も、お姉ちゃんたちと同時期に音ノ木坂のアイドル研究部にいた身だからね…少しくらいなら相談に乗るわよ」

 

「えっ!妹さんもスクールアイドルをしてたんですか!?」

 

「うふふ…何を隠そう…あの『絢瀬絵里先輩の妹』と一緒にね!」

 

「す、すごいです!!」

 

「まぁ、μ'sが凄すぎて、私たちは箸にも棒にも引っ掛からない『ダメダメスクールアイドル』だったけど…」

 

「そうなんですか?」

 

「周りの期待値が高すぎて…って、これは言い訳かな。単純に実力がなかったのよね」

 

「あ、いえ…そんなことはないと思いますが…でも、なんとなくわかります。μ'sの皆さんは、ひとりひとり単体でも勝負出来るのに、それが9人も集まってるんですから…それは確かにズルいですよね!」

 

「うふっ…まぁね…」

 

雪穂はクスッと笑った。

 

 

 

音ノ木坂に入学が決まったあと、自分も亜里沙も「μ'sには入らない」と宣言したものの、やはり心のどこかでは同じステージに立ちたいという気持ちがあった。

それは、今、この段階においても燻っているのだ。

 

 

 

「それで?それで?」

 

雪穂は彼女たちのテーブルの…空いてるイス…に腰を下ろした。

 

 

 

 

 

~つづく~

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