ありがとうございます。
おかげさまで、UAが5万を突破しました。
皆さん、本当にありがとうございます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
俺は幸平と田所とで学園に向かっている。
なぜかというと…最初、俺は1人で行く予定
だったが幸平に一緒に行こうと言われたからだ
俺は久しぶりに、誰かと一緒に登校することに
なった…いや、待てよ…初めてかもしれないな、
誰かと一緒に登校なんて…これ以上考えるのは
やめるか。悲しくなるし。そんなことを俺が
考えていると…
「あーあ、薙切にも勝負吹っかけた
かったのにな」
幸平がそう呟いていた
「そんなの無茶だよ。創真くん」
「やってみないと分かんないだろ。
比企谷もそう思うよな?」
「いや、幸平でもえりなに今時点で
勝つのは厳しいんじゃないか?」
「マジかー。それより、比企谷は
薙切のこと下の名前で呼んでんだな」
「まぁ、あいつとは幼馴染だからな」
「へぇー。八幡くんは薙切さんと幼馴染
なんだね」
「でも、あいつが幼馴染だと大変じゃないか?」
「ああ、大変だよ。小さい時にえりなと
料理対決したときなんて、いつも俺が勝って
機嫌悪くして宥めるのに凄く時間がかかってな…」
「想像できるわ…その光景」
「八幡くんは今でも、薙切さんとの
仲はいい方なの?」
「どうだろうな。うまくはやれてるとは
思う…ん?」
「どうした比企谷?」
「いや、ちょっと掲示板が目に入ってな」
「ほぉー。どれどれ…研究会?」
「うん。テーマごとに料理を研究する会が
遠月にはいっぱいあるの」
「放課後に、みんなで新メニューを
考えたりとかしたりするから、普通の学校の
部活動的な感じかも。ちなみに私は郷土料理研究会
に入ってるんだー」
そう、田所が説明してくれた。
「へぇー。比企谷は何か入ってんのか?」
「誘われたりとかはするが断ってる。
俺は1人でいるのが好きだからな」
「比企谷はそんな感じだよな」
「幸平は興味ある研究会は見つかったか?」
「ああ。丼研究会に少し興味がある。
比企谷も一緒に来てくれないか?」
「まぁ…いいぞ」
「よっしゃ。田所も一緒に行くぞ!」
「私も⁉︎」
こうして俺達は丼研究会に向かうことになった
☆☆☆
「誰かいますか〜」ガチャ
そう言って、幸平が部室のドアを開ける
「…」
すると、1人で椅子に座ってる人がいた。
なんかあのボクシングアニメのラストシーン
みたく燃え尽きていた。
「悪いが、帰りな…もうじき丼研は
潰される運命だからよ…」
「ええ…」
「マジか…」
幸平と俺は思わず、そう呟く。
ってか、こんな事する奴はあいつだけだな…
どうしたもんかね…
☆☆☆
「幸平と田所と比企谷っていったか…
俺が、ここの主将張ってる2年の小西だ。
それより比企谷って、あの料理界のプリンスだろ?
なんで、こんなところに来たんだ?」
「俺はここにいる幸平に付いてきただけです。
それより、何があったんです?」
俺がそう言うと
「そうっすね。なんで潰されるのか理由を
教えてもらっていいっすかね?気になるんで」
幸平が俺の意見に同調し、潰される理由を
小西先輩に聞いた
「あ、ああ。それはな…この丼研はあまり実績
などを残せなくてな、それに目をつけた薙切がここを
自分の調理場にするため手下を差し向けて、うちと
食戟をすることになったんだ。そして、勝ったら丼研
は存続で負けたらここの部室は譲ることになってな。
それで、その話を部員達に話したら全員逃げ出し
ちまったんだ…」シュン
「この先輩、人望ないな…」
「あ、ああ…そうだな。幸平」
「それより薙切はやりたい放題やってんな」
「ああ、あいつは気に入らないのは徹底的に
潰そうとするからな…俺でも手に負えないんだよ」
「そうか。それで、対戦相手の薙切の手下って
のはどんな人なんだ?比企谷は分かるか?」
「俺は知らんな。小西先輩は知ってますか?」
「それは…」ガラッ
小西先輩が何か言おうとしたとき、
部室のドアが開けられ
作業員達 「…」ゾロゾロ
作業員達が入ってきた。
その後に遠月の生徒らしき1人の女子がいた。
「っ!」
「やはり、改装するより完全に崩して
建て直す方が早いかと…」
「そ?じゃあソレでよろしく」
その女子生徒は作業員と改装うんぬんの
話をしていた
「な、なんのつもりだよ…水戸!」
小西先輩は水戸とかいう人にそう言った。
「何って…早めの下見に来たんだよ。
結果はもう見えたんだしさ…」
そう言って、水戸という奴は小西先輩の
ところへ近づき、バンと壁ドンをして小声で
小西先輩に何か言っていた
「…」ガクガク
小西先輩は、終始ビビっていた…
そして水戸って女は話が終わったのか小西先輩
から離れた
「ケッ…根性無ぇ男だな。そんなんだから
部員も逃げてくんだよ」
「肉魅が…」ザッ
小西先輩がそうあだ名みたいな言葉を呟いた途端、
包丁で小西先輩の髪を切った
「おおおお⁉︎」
小西先輩は切られた髪をみて叫んでいた
「おい!もしもう一度、言ったらバラすぞ!」
「まさか…あの人が相手の人なのかな?」
「そうだと思うが、誰だあいつは?比企谷は
知ってるか?」
「俺は知らん。興味ないしな…田所は
あの人の事、知ってるか?」
「うん。水戸郁魅さんって言ってね…
「ミートマスター」の異名を持つ料理人で
中等部の成績も上位で、特に肉関係の授業は
A評価を常にとっている凄腕の人なんだよ」
「なるほど…」
「ふーん。ミートマスターねぇ」
「なぁ!お前ら悪いけど、下見の邪魔だから
出てってくんない?1時間ぐらいしたら帰って
きていいからさ」
「なっ!し、勝負はまだついてねーだろ!」
小西先輩は水戸にそう言うが
「もうついてるんだよ。えりな様も
言ってたよ…「丼」なんていくらこだわっても、
B級グルメでしかない低俗な品は遠月には
必要ないってね…」
「あんたがどんな品を作ろうとしても
あたしが使う超高級肉には勝てねぇんだからな!」
「それは違うな…」
俺は水戸のその考えに反論した。
「なんだと?ってか、お前は誰だ?」
水戸は俺のことは知らないのか、そう言った
「俺は比企谷八幡だ」
「比企谷だと⁉︎あの、料理界のプリンスか!」
「ああ、そうだ」
「それで、さっきの違うとはどういう事だ」
水戸は俺の発言に納得していなく、
そう聞いていた
「超高級肉を使ったからといって、必ずしも
勝てるとは言えないってことだ。幸平も
そう思うだろ?」
「ああ…比企谷の言う通りだ。食材の値段だけ
で喜んでちゃ、料理人の名折れだと思うぜ」
「…あ、そうだ。先輩…この食戟
俺に任せてくんねーかな?」
幸平はそう言って、食戟を代わりにやると
申し出た
「今度は誰だ…ってあんたは始業式の時の
編入生か⁉︎」
「…あんたとは話してみたかったんだ。
他人の食戟にしゃしゃり出ようとするなんて
随分と腕に自信があるんだね」
「まぁな。なんなら、そっちの土俵でもある
肉料理対決でもいいぜ。俺、勝つし」
「それじゃあ…あたしが勝ったら、あんたは
遠月から出て行くか?」
水戸は幸平に近づき、そう言った
「あ、ああ。いいぜ」
幸平はその案に乗った
「えっ⁉︎」
田所は驚いていた
「幸平…大きくでたな」
「本気で言ってんのか⁉︎編入生」
「当たり前だろ。それじゃあ、俺が勝ったら、
お前は丼研に入ってもらうわ」
「はぁ?」
「「⁉︎」」
そう幸平が提案すると水戸、小西先輩、
田所は驚いていた。
「お前には丼研に入って丼文化の発展に
貢献しろ。迷惑かけた詫びってことでな」
「本気で、あたしに勝つつもりかよ…編入生」
「わかった。…業者の皆さん、今日は撤収‼︎」
「了解です」
そう言って、作業員は教室を出ていった
「それじゃあ、あんた達にお題を決めさせて
やるよ」
「随分な余裕だな。水戸」
「当たり前だ。こっちは勝つからな」
「それで、幸平…お題はどうすんだ?」
「そうだな…比企谷が決めてくれ」
「いいのか?俺が決めても」
「ああ、構わない」
「わかった。メイン食材は「牛肉」で
作る品目としては「丼」でいこうと思う。
幸平と水戸はそれでいいな?」
「問題ないぜ」
「当然だ。それじゃあ、開戦は予定通り
3日後だ。じゃあな」
そう言って、水戸は部室から出ていった
「幸平、比企谷…どうして助太刀を?」
小西先輩は、そう俺達に聞いていた
「あいつの態度も気に入らんが
それに、高い肉が全てってのは定食屋の倅として
聞き捨てならんしな。そう思うだろ?比企谷」
「ああ、料理ってのは食材も大事だが
何より料理する側の人間の方が大事だ。
それによって料理の質も変わる。それに、この
場所は潰すにはもったいない。丼研のレシピを
見させてもらったが、ここにはまだ何か可能性
を秘めたものがあるしな」
「それで幸平、どうする?勝算はあるのか?」
「そ、そうだよ幸平くん。水戸さんに勝てるの?」
「今から考える」
「やっぱり、そうなるんだね」
「本当に大丈夫なのか?比企谷」
「まぁ…幸平なら、やってくれると思いますし
俺も勝てるように力を貸すので大丈夫ですよ。
小西先輩」
「ありがとな。比企谷、幸平…」
こうして、俺達は3日後の食戟に向けて
準備をするのだった…
ーto be continuedー
ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
引き続き、活動報告もあるので
見てくれると嬉しいです。
それでは、次回もよろしくお願いします。