比企谷八幡と神の舌を持つ少女   作:Oceans

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本当にありがとうございます。
活動報告の方もあるのでそちらも
見てくれると嬉しいです。

それでは、今回もよろしくお願いします。


第08皿 極星寮の歓迎会

俺は幸平を厨房まで見送った後

風呂を済ませ、自分の部屋に戻り

 

「まぁ、幸平はテストには

合格できるだろう…」

 

そう呟き、ベッドに横になった。

 

にしても、こんな形で

また幸平と一緒になるとはな…

そんなことを考えていると一色先輩が

屋根裏から顔を覗かせていた

 

「やぁ!八幡君。さっきぶりだね」ガコッ

 

「どうも、一色先輩。それより

屋根裏から声をかけないでくださいよ。

びっくりするじゃないですか」

 

「ごめんね。でも、これが僕のスタイル

なんだ。それより、これから寮生のみんなで

歓迎会をやるんだけど八幡君も

参加しないかい?」

 

「えー…」

 

「嫌かい?」

 

「い、嫌とかではないんですけど…」

 

「それじゃあ、是非参加してほしい。

八幡君にも早く、極星寮に馴染んでほしいからね」

 

「わかりました。参加します」

 

「じゃあ、あとで205号室に来てね。

僕は他の人達も誘ってくるから」

 

そう言って、一色先輩は去っていった

 

「馴染んでほしい…ね。馴れ合い

だけは勘弁だけどな」

 

俺はそう呟きつつ、205号室に向かった

 

 

☆☆☆

 

「失礼します」ガチャ

 

そして俺は205号室に入った

 

「お、来たね。八幡君」

 

「はい」

 

「これで全員かな…。なんか少ない

気がするけど、まぁいいか」

 

「それじゃ、新しく入った子もいるから

1人ずつ自己紹介しようか。まずは丸井君

からお願いね」

 

「えー、僕は1年の丸井善二だ。

これからよろしく」

 

「俺もこのメガネと同じで1年の

伊武崎駿だ。よろしく」

 

「俺は1年の青木大吾だ。よろしくな」

 

「俺も1年で、名前は佐藤昭二だ。

これからよろしくな」

 

「次は私ね!私の名前は吉野悠姫。

気軽に名前で呼んでくれていいからね」

 

「誰も呼んでくれないと思うけどな」

 

「ああ、そうだな」

 

「あんた達は黙ってなさい!」

 

「まぁまぁ落ち着いて。悠姫…次は私ね。

私の名前は榊涼子。貴方達と同じ1年生

だから、これからもよろしくね」

 

「幸平くんと比企谷くんは知ってると

思うけど1年の田所恵です。これからよろしくね」

 

「じゃあ、次は俺だな。俺も1年で

幸平創真だ。よろしくな」

 

「次は俺か…俺の名前は比企谷八幡だ。

幸平と同じで1年だ。これからよろしく頼む」

 

「最後に僕だね…2年の一色だ。

「一色先輩」って呼んでくれ」

 

「ようこそ、極星寮へ。幸平創真くん、

比企谷八幡くん。歓迎するよ!」

 

「うす」

 

「どうも」

 

「それじゃあ、乾杯しよう。各自、

手に飲み物を!」

 

「はい。幸平くん」

 

「どうも」

 

「比企谷くんもどうぞ」

 

「ありがとうございます」

 

俺も榊からジュースを受け取った

 

「みんな、飲み物は持ったね!

それじゃあ、乾杯!」

 

「「「乾杯!!」」」

 

そう言って皆はワイワイ騒ぎ始めた。

やっぱ、俺にはこのノリにはついていけないわ

俺はそう思い、1人隅にいた

 

「ふぅ…」

 

「大丈夫?比企谷くん?」

 

俺が1人でいると、榊が俺に声をかけてきた

 

「ん?ああ、大丈夫だ。ちょっとこのノリに

ついていけなくてな」

 

「比企谷くんはこういうのは初めてなの?」

 

「あ、ああ。同学年の友達とかあんまりいない

から、こういうのに誘われたことがないんだよ」

 

「そうなんだ…」

 

「俺のことはいいとして、榊はあっちの

輪に入らないのか?」

 

「え?」

 

「別に俺が1人だからって気にかけなくても

いいぞ。俺は1人でも大丈夫だからな。

だから榊は、みんなのところにいったらどうだ?」

 

「別に気にかけるとか、そんなつもり

じゃなかったんだけどね。ただ…」

 

「ただ…なんだ?」

 

「ただね…私は比企谷くんに

興味があるだけだよ?」

 

「はっ?…それはどういう意味だ?」

 

「比企谷くんって「料理界のプリンス」って

呼ばれてるでしょ?」

「ま、まぁ…そうだな」

 

「それでね。どんな人かなぁ…とか、

いろいろ知りたいことがあったから

声をかけただけなんだよ」

 

「なるほど。それで知りたいことって、なんだ?」

 

「それはね…」

 

そう言って榊は俺にどうやったら料理が上達

するかや、なんで俺が料理人を目指したなど

とか、彼女はいるのかなどいろいろ聞いてきた。

 

俺は、いい料理人から技を盗んだりとか

先輩とかに教わったりしたらどうかと助言した。

それと、俺が料理人を目指したきっかけの質問は

親の影響で料理を始めたと言った。

 

彼女はいるかという質問はいないと答えた。

 

なぜか俺がそう答えたら、榊はホッと安心していた。

 

理由はわからないが…

 

「とりあえず、これぐらいでいいか?」

 

「うん、ありがとね。いろいろ教えてくれて」

 

「これぐらい大丈夫だ。またなんかあったら

言ってくれ。答えれる範囲で答えるから」

 

「うん」

 

そう言って榊は幸平や吉野、田所達の方に行った。

 

俺はというと…丸井や伊武崎、佐藤、青木に

捕まり、師匠の四宮先輩について聞かれ、

その後も俺自身のことや、榊と何を話していた

のか、などいっぱい質問攻めにあった。

 

正直疲れた…

 

「おー、比企谷お疲れだな」

 

「まぁ、いろいろ質問攻めにあったからな」

 

「それより、幸平はまだ元気そうだな」

 

「まぁな。こういうのは楽しいからな」

 

「そうか…」

 

その後も、それぞれ自分の得意料理を振る舞い

ワイワイ騒ぎ、そして皆疲れたのか床で寝ていた。

 

そして今、起きてるのは俺と幸平、一色先輩

だけだった。

 

「改めて、歓迎するよ。創真君、八幡君。

今後ともよろしくね」

 

「こちらこそ、よろしくっすわ」

 

「ええ。こちらこそ」

 

「それより料理が、もうないね。

僕が何か作ってあげよう」

 

「マジっすか。あざっす」

 

「お願いします」

 

そして、一色先輩は厨房に向かった。

 

「さぁ、できたよ。召し上がれ」

 

「鰆っすね。じゃあ…いただきます」パクッ

 

「いただきます」パクッ

 

「う、美味い!」

 

「やっぱり、一色先輩の料理は美味しいですね」

 

さすが、一色先輩だ。鰆を食べただけで

春を感じる美味しさだった。

 

さすがは、十傑といったところだ…

 

「そういえば、2人とも始業式で

遠月の頂点を目指すって言ったよね」

 

「そうっすね」

 

「そうですね」

 

「八幡君は知ってると思うけど、そんなに

遠月の頂点は甘くはない…。必ず、壁にぶつかる。

僕も、その壁の1人で遠月十傑なんだよ」

 

「一色先輩が十傑だと…」

 

「そうだよ。だから次は創真くんの

料理を食べてみたいな。君はどんな品を

作ってくれるかい?」

 

一色先輩が幸平に勝負を吹っかけたたな…

 

幸平はどうするかだな…

 

「後、八幡君も久しぶりに作って

くれないかい」

 

「俺もですか?」

 

「そうだよ。君も半年間、フランスで

修行していただろう?だからその成果を

ここで披露してくれないかい?」

 

「…わかりました。作りましょう」

 

「創真君はどうするかい?」

 

「俺も作ります。俺の実力を見せてあげますよ」

 

「それじゃあ、八幡君と創真君の作る料理を

楽しみにしているよ」

 

こうして俺と幸平は料理を作ることになった…

 

 

 

ーto be continuedー

 

 

ー キャラ 設定 ー

 

 

・丸井善二 (男) 15歳

遠月学園高等部1年生。極星寮205号室

ゼミでは「味の物知り博士」と呼ばれている。

後は原作通り

 

 

・伊武崎駿 (男) 15歳

遠月学園高等部1年生。極星寮208号室

燻製料理を得意としている。

後は原作通り。

 

 

・青木大吾 (男) 15歳

遠月学園高等部1年生。極星寮107号室

後は原作通り。

 

 

・佐藤昭二 (男) 15歳

遠月学園高等部1年生。極星寮211号室

後は原作通り。

 

 

・田所恵 (女) 15歳

遠月学園高等部1年生。極星寮302号室

中学時代は学内評価は低かったが創真達の

影響で快進撃をみせる。後は原作通り。

 

 

・吉野悠姫 (女) 15歳

遠月学園高等部1年生。極星寮116号室

ジビエ料理を得意としている。極星寮の

ムードメイカー的存在。後は原作通り。

 

 

・榊涼子 (女) 15歳

遠月学園高等部1年生。極星寮112号室

発酵食品を使った料理を得意としている。

中学時代、八幡には遠月OBの四宮先輩の

弟子ということで興味があった。

後は原作通り。

 

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。


それでは、次回もよろしくお願いします。
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