めんどくさがり少年と和菓子屋少女   作:樋井

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第二話になります。
休みっていいね。


2話

昨日から翌日の今日、時刻は朝の6時、予定通り起きれたと言ったところだ。何故こんなに早く起きらかというと、それは3日前に遡る。

 

「春夜言い忘れてたけど、明日から父さんと母さんは出張で一週間家を開けるから」

「は?」

「もちろんご飯は、自分で作るんよ」

「え?」

「必要なお金は置いとくからしっかり自分で作るんやで」

「・・・」

「残ったお金は自分のお小遣いにしていいから」

「よしきた」

 

ってなことがあったわけで朝早く起きたのは朝食を作るためである。

朝食は冷蔵庫にある食パン焼けば問題無いだろう。お金はお昼か学校帰りに使えば問題ない(飯に使うとは言ってない。)そう思いながら、パンを食べた終わったら時刻は6時15分頃家を出る時間までには1時間以上ある今日の学校の用意は昨日のうちにやっている。ならばやることは一つである。

 

「もう一回寝るか」

 

そう寝ることである。いいじゃん!眠いもんは眠いんやし!

そう思いつつ自室に戻りベッドにダイブし、布団の中へ入り例え1時間ほどでもゆっくり寝られる喜びを感じつつふたたび意識を夢の中に手放す。

しかし、そんな至福の時間は1時間ももたなかった。

 

「おーい」

 

なんやうっさいなぁ・・・

 

「おーい、起きいや」

 

まだ寝る時間はたっぷりあるやろ・・・

 

「はぁ・・・しゃあないなぁ」

 

その瞬間腹の上に大きな衝撃が走る

 

「ぐふぉ・・・!」

 

激痛によって目が覚めたため睡眠を邪魔した人物を見る。俺の上に乗っかってたのは塩見周子その人であった。

 

「なんで・・・家、おんの・・・」

 

家は当然知ってる間柄だが、入ってくる方法などないはずである。

 

「あぁ、それはこれやよ」

 

そう言ってポケットから出してきたのは鍵である。

 

「ちょっとねぇ、先日おばさんに偶然会ってな、家空けてる間多分寝てる事になるだろうから起こしてやってくれへん?って言われて渡されたんよ」

 

くそ!オカンめ・・・!余計なことを!

 

「で、試しに来てみたら家閉まってたから鍵使って開けるとやけに静かやから、寝とるなっと思ったらほんとに寝てたから起こしたわけ」

そう言いながら鍵を指で回し始める。ここにいる理由はわかったから早くどいてほしい。重い・・・。

 

「今、失礼なこと思ったでしょ」

 

そう言いながら、睨んでくる。

 

「まっさか〜・・・」

「顔に出とるよ」

「ちぇっ」

「それより今日まだなんも食べてないんよ」

「は?」

 

いきなりわけわからんことを周子は言い出した。いやわからんわけではないが、話の流れからおかしい

 

「一週間分の食事代渡されてんのやろ?なら今日から朝とお昼のご飯用意してくれたら、さっきのことは許したげるけど、どうするん?」

 

真剣な表情でそう言われてしまうと、実質選択肢は1つしかない

 

「わかった、すまんかった」

 

そう俺が言うとさっきまでの険悪な表情とはうって変わって彼女は笑みを浮かべ俺の上から退く

 

「それじゃ、今から朝ごはんよろしく〜。言っとくけど、食パンとかにしたら、どうなるかわからんよ?」

 

さっきまでのは演技であり、俺はまんまと彼女の演技に嵌まってしまったのだ。ってかなんでパンを出そうというのがわかったんだ、これが女の勘というやつなのだろう。

それから俺は周子の朝ご飯を作り、一緒に登校したが、昼休みの時もオカンから渡されたお金で彼女のご飯代を支払う。それが親父達が帰ってくるまで続き、当然お金はほぼゼロになり俺のことおこずかいとなったのはわずかであった。オカンにお金は何に使ったかな聞かれたので今回のことを話すとものすごく笑われたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 




2話終了です。
今回は前話よりも少し短くなってしまいまして申し訳ない。内容も自分自身すごく心配です。想像ってやっぱり頭使うなって改めて感じました。
3話ですが、バイトなどのため連休明けになりそうです。
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