めんどくさがり少年と和菓子屋少女   作:樋井

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シンデレラフェス 和服周子出ず。本当にあとシンフェスの周子が当たれば、周子揃うんだが、なかなか・・・。
あとサブタイもなかなかいいのが思い浮かばず。


5話

中学3年間を振り返ると、まぁよかったかな?っと思う。実際それなりに楽しかったので嘘は言ってない。ただ戻りたいかと言われれば『う〜ん』である。だってまだ中学卒業しただけで高校始まってないし、高校受験?そんなもんは終わった。一応俺は自宅から少し離れたところの公立高校を第1志望としている。まぁ落ちるだろうけど、挑戦してみようと担任と親の猛プッシュにより少し上を第1志望にした。ちなみに一方の周子はというと、第1志望は本人曰く自宅からほど近い公立高校とのこと。まぁアイツやったら受かっとるだろうと思う。その高校は俺の第2希望になっており、合否次第で高校は一緒になるのか別々になるのか決まるわけだが、このことを周子に言うと少し驚きながら『おんなじトコやろ!?』『今更、別々のとこ行っても退屈なだけやで!?』っと迫られました。

で、今俺は何をしているかと言うと、合格発表のため受験した高校に向かっているところである。付添い人とともに。

 

「なぁ」

「・・・」

「おーい」

「・・・」

 

といった感じで付添い人周子は反応してくれない。非常にブスっとしている。おそらくというか、ほぼ確実に俺が第1志望を別高にしたことに対してだろう。ここまで拗ねられるとは思ってもいなかったので、どうしたらいいかがわからん状態で気まずい空気の中歩いていると会場に着いた。

 

 

周子said

 

はぁ・・・。なんでこんな事で拗ねてるんやろ。らしくないってのはわかってる、どこの高校に行こうがアイツの勝手で、アタシがとやかく言う立場やないのはわかってる。けど、あの時アイツの口から別の高校受けると聞いた時アイツはどっか別の場所に行ってしまって、また退屈な日々を過ごさなければいけないと考えたら凄く嫌になった。今のアタシの日常はアイツが側にいるから成り立っている。恥ずかしい話だが、アイツといると凄く心地よい感じがするのだ。それが無くなる気がしてしまいアイツに迫ってしまった。だけどそれではいけない。もし合格して別のとこ行くことになったらちゃんと祝いの言葉くらいは言わないと・・・。

 

 

 

 

結局何も会話のないまま会場に着き合格発表を待つだけとなった。周りは今か今かと忙しないが、こっちは気まずい中での発表待ちなのだからまだ気楽なんやろなぁ。

そうやって待ってると周りが静かになった。合格者の受験番号が書かれている紙が張り出されると周りは歓喜と悲鳴が上がった。ある人は友人と喜び、ある人は落ちたのだろう悔しさをにじませた顔をしている。ではこっちはどうなのだろうと彼の顔を見る。真顔である。どっちなのかわからんからアタシはアイツが持ってる受験表の受験番号を見て照らし合わせる。番号は見つかった。つまり合格である。まぁそれなりに勉強できるしそりゃそうだよね。ちゃんと祝ってやらないとね・・・。

 

「合格おめでとう・・・」

「お、おう・・・」

「んじゃ、封筒もらってくるわ」

「うん」

 

そう言って春夜は封筒をもらいに行った。このまま気まずいまま1日が終わるのだろうか?まだモヤモヤは晴れないが、しっかりしないと・・・。

 

「終わったぞ。次行くぞ」

「え?次?」

「お前なぁ・・・、お前の合格発表があるやろ」

「あ、そっか・・・」

「思い出したなら行くぞ」

「う、うん」

 

春夜が受けた高校を後にして次にアタシが受けた高校へと向かう。道中では気まずい空気は漂ったままだが、『高校で何するん?』とか『ちゃんと学校行けそうなん?』などと他愛無い会話をしてなんとか高校に着いた。先に春夜の受けた高校に行ったため、こっちの高校はすでに合格者番号の載った紙が張り出されていた。アタシの受験番号は・・・あった。見えにくいところにあったため探すのに手間がかかった。

 

「合格おめでとさん」

「ありがと」

「それじゃ、ちょっと(封筒)取ってくるわ」

「おう」

 

封筒を職員からもらって封筒を開けて確認すると改めて合格したんやなっと思う。

 

「お疲れさん」

「うん」

「まぁ想像通りやわなぁ」

「こっちは予想外やわ、アホ」

「予想外?」

「だってアンタは第1希望受かってそこに行くんやろ?」

「あぁ・・・それね」

「あっちでも頑張り「あそこ落ちたよ」や?」

「え?落ちた?」

「おう。ほら」

 

そう言って合格証明の封筒の中の紙を出してこちらに見せる。するとそこには『残念ですが〇〇高校当校は不合格となりますが、〇〇高校は合格です。おめでとうございます。』っと書かれてあった。第1志望が落ち、第2志望が受かったということ。それはアタシと同じ高校に行くということ。

 

「封筒もらって戻る時に言うべきやろうか迷ったんやが、まぁ結果的にまたおんなじところなんやしよろしゅう頼むわ」

「え!?あ、うん!」

「えらい嬉しそうやな」

「うっさいアホ」

 

また同じ学校でいつもの日常が過ごせる。そう思っただけで、ホッとしている。自分の合格発表よりもホッとしている。

 

「んじゃ買帰るか」

「そうやね。それで盛大に祝ってもらお」

 

いつにない笑顔で言う。またこれからもよろしゅうっと心の中で言いながら。帰宅する。まだまだ高ぶってる気持ちを抑えきれずに上機嫌で春夜と帰宅する。帰宅後は両方の親に祝われ、アタシの家で蟹鍋が出されて夜遅くまで賑やかだった。

 

 

 

 

 




書いてて思ったけど、もうそんな時期か。最近は時間の流れが早く感じる。
《注意》ちなみに感想で質問されたのですが、僕がいたところ(兵庫県)では複数志願選抜ってのがあって今はどうかわかりませんが、普通科・総合学科で実施される選抜方法。生徒がそれぞれの適正、興味・関心、進路希望等に応じて、学びたい学校が選択できるようにするための選抜制度。
志願方法は、志望の一校のみ、または第一志望・第二志望の2校に出願できます。また、第一志望校に優先して合格できるように、500点満点の総合得点の素点に「第一志望加算点を加えるというのがあったんですのがありまして。兵庫だけやっていて京都ではこれはないです。兵庫だけやってるのを忘れて普通に書いてしまいました。申し訳ないです。



ついでにシンフェスは80連(うち70連は無課金)をしてSSR6枚。 うち2枚はダブりで終わりました。
次のシンデレラフェスに向けまた石を貯め直さなければ・・・。
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