めんどくさがり少年と和菓子屋少女   作:樋井

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遅くなりました7話目になります。


7話

入学式も終わり、授業が本格的に始まった4月ではあるが基本的には最初の方は中学での復習や、新しい内容でも比較的簡単な内容なためこう言ってはダメなんだろうが、あえて言わせてもらうと暇である。

 

(寝ようかなぁ・・・)

 

今の授業は現代社会。授業の最初に配られたプリントの問題を解く時間であるが中学の公民の内容の復習問題であるためそこまで時間はかからずに終わった。基本的に復習とはいえ社会科目は得意科目なのである程度はできるため少々授業の内容進んでも大丈夫なのだが、周りと合わせるためそこは仕方がない。

 

(家帰ったら何しようかね・・・)

 

問題がB4の紙裏表にあるため20分間問題解く時間が与えられている。今で大体半分の10分経っており、まだ中には慎重に問題を解く者、既に解き終わって真面目に見直しをしている者、問題解く以前のことをしている者など様々であり俺は解き終わっているものの律儀に見直したりせずにただボーッとしているところである。

今の授業で5時間目であと答え合わせの時間含めれば20分で授業が終わり今日の学校は終わりなのだ

 

(もういいや)

 

もうボーッとしていたら余計に時間が長く感じそうなので寝ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(な〜んかめんどくさいなぁ)

 

左手でペンを回しながら思う。いくらプリントの問題とはいえ別に今回は成績に反映されへんやろうし、クラスの人がどれだけ理解できてるか確かめるものやろからバカ真面目に解いたところであたし的には意味ないと思うんよねぇ。もう3/4まで解いているが、正直なところ所々答えは分かっているものの適当に解いてる。ぶっちゃけると後の問題解くことさえ面倒になってる。

 

(みんな真面目やねぇ)

 

周りを見ながらそう思う。そこでふと思う。

 

(あいつは何してんのやろ?)

 

思い出したのは同じクラスなものの指定座席で席が離れている幼馴染のことである。今このシャーペンで文字を書いてる音と外からの風の音だけが流れる空間でアイツは何をしているのだろか。そう思い幼馴染の席の方を見る。

 

(寝てるし)

 

気持ちよさそうに寝ているのを見て色々(どうでもいいこと)考えてる自分が馬鹿馬鹿しく思えてくる。

 

(ほんといつも眠たそうにしているだけあって気持ちよさそうに寝てるなぁ。見ているこっちも眠たなってきたわ)

 

もう流石に考えることも面倒になってしまい、挙句幼馴染の寝ているところを見ていると睡魔が襲って来た。

 

(まぁ、既に寝てる奴いるし、アイツ以外にも何人か寝ている奴いるし別に大丈夫やろ)

 

後のことは気にせず周子は意識を夢の世界に手放した。

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

「で、なぜ呼び出されたかわかるか?」

「「寝てたから?」」

 

授業終了後何故か職員室に呼ばれた。しかも呼ばれたのは俺と周子だけである。教員は怒りよりも呆れの方が多いだろうが呼ばれた理由が一つしか思い浮かばない

同じ回答をしたところから見るにどうやら周子の方も理由はそうだと思ったらしい。

 

「あぁそうや。しかもお前ら2人は解説の時間も寝てたんや」

「確かにこの時期は気候的に温かいし、授業もまぁ最初やから簡単だがだからと言って・・・(以下略」

 

と言った説教は10分くらい続き今回は注意だけ済んだ。

 

「ふぁ〜、よう寝たわ」

「お前も寝てたんやな」

「誰かさんのせいやわ」

「俺のせいかい」

「せやから、周子ちゃんにジュースを奢ってよ」

「却下」

「ケチ」

 

職員室から戻りいつもどおりの会話をしながら教室を出て学校を出た。

 

その数週間後2人は別の授業でまた寝るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 




まさかの4月1日のエイプリルフールにデレステの550日ログインボーナスと被るとは思わなかった。
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