二郎になりました…真君って何?   作:ネコガミ

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抜けている人物がいるかもしれませんが『仕方ないね』という許容の心で許してください。


今章のその他主な登場人物紹介

【三国志編主な登場人物・魏・呉】

 

 

・曹操

 

人物紹介:小柄な身体ながら覇気に溢れ、数多の人を魅了した三国時代の覇者であり、三国時代一番の女好き。才ある者を好み、敵であっても才ある者は己が物としようとする癖がある。一代で中華の半分を統べたその才覚は、蜀漢の帝となった劉備をして『曹操こそが真の英雄なり』と言わしめている。赤壁の戦いで敗れて逃走中、呂布に討ち取られた。

 

 

・夏侯惇

 

人物紹介:曹操に初期の頃から仕えた猛将にして、初期の頃から仕えた将の中で唯一乱世が終わっても生き残った人物。呂布を始めとして関羽等のあらゆる将と戦って手傷を負っても必ず生きて帰った夏侯惇は、曹操にその運の強さを最も信頼された。中華が蜀漢により統一された後は、曹家の生き残りの後見者として生を全うした。

 

 

・夏侯淵

 

人物紹介:曹操に仕えた将の一人。夏侯惇の従兄弟。高速の用兵に定評があり、曹操配下の将の中では最も武功を上げた人物。曹操の死後、蜀の攻勢に頑強に抵抗したが、黄忠の一矢で戦場に散った。

 

 

・郭嘉

 

人物紹介:曹操に仕えた軍師。郭嘉が健在であれば曹操は中華を統べたと言わしめる程の智者で、彼が戦場に出て指揮していた際の曹操軍は一度も負けた事がなかった。怠惰な日常で身体を壊してからは戦場に出ておらず、後方から戦略面で曹操を支えた。曹操が中華の半分を統べた後に亡くなっており、彼が生きていれば赤壁の戦いの結果は変わっただろうと言われている。

 

 

・孫策

 

人物紹介:孫家の悲願である先祖伝来の土地のほとんどを取り返した人物。非常に勘が鋭く、黄忠の一の矢を避けて二の矢を射たせたが、その二の矢で戦場に散った。孫家の総大将でありながら常に先陣を駆けた彼は、孫家に仕える者の多くに信奉されたが、幼馴染みの周瑜に慢性的な胃痛を与えたのだった。

 

 

・周瑜

 

人物紹介:孫策の幼馴染みにして孫家二代に渡って仕えた軍師。赤壁の戦いにて孫家に勝利をもたらした立役者だが、赤壁の戦いの後に彼は床に臥せってしまう。それが原因で赤壁の戦いの後の孫家の伸長が遅れてしまい、乱世が終わると孫家は蜀漢に臣従を申し出たのだった。

 

 

・孫権

 

人物紹介:孫策の弟。孫呉の帝。将として並だが、為政者としては優秀であったと残されている。また、孫呉が蜀漢に臣従する事を決めている事から、時勢を読む事にも長けている。曹操や劉備に比べられる事が多く、総じて評価が低くなってしまいがちである。だが蜀漢に臣従して平和な世になった後は水を得た魚の如く、為政者としての手腕を振るって後世に名を残した。

 

 

【西遊記編、ケルト編、その他の主な登場人物】

 

 

・孫 悟空

 

人物紹介:邪仙の手で造られた人造仙人。善悪の常識が無い状態で好き勝手に動いていたが、その時に二郎と出会う。その後、二郎の手引きでシッダールタと出会い弟子入りをする。そして改心後は玄弉三蔵と共に天竺へと旅をして、仏教の経典を中華に持ち帰った。

 

 

・玄弉三蔵

 

人物紹介:仏教を中華に広めるべく、経典を求めて天竺に旅をした仏教徒の女性。その旅の途中、夢に現れたシッダールタの導きで悟空と出会い、旅を共にした。経典を中華に持ち帰った後は、仲間達と共に中華の人々の救済をしていった。余談だが美少年な弟子達が無邪気に絡んでいるのを見ると、何故か鼻に熱いものが込み上げてきてしまう。

 

 

・猪八戒

 

人物紹介:猪の因子を生まれ持った天然道士。旅の途中の三蔵と出会い弟子入りをする。天竺への旅が終わると、仲間達と共に中華の人々の救済をしていった。

 

 

・沙悟浄

 

人物紹介:河の精の因子を持った天然道士。旅の途中の三蔵に出会うと心服して弟子入りをする。三人の弟子の中では一番真面目な性格で、何かと小言を言う事が多い。天竺への旅を終えて中華の人々の救済をしていた時に一時的に華陀が一行に加わると、彼から薬作りを学んだ。

 

 

・セタンタ

 

人物紹介:二郎と関わった事で本来の運命から変わったケルト神話で最強の大英雄。殺してしまった息子を二郎に生き返らせてもらった代償に、クー・フーリンの名を渡した為、ケルト神話にはセタンタとして名を残した。コンラに助けられた後は彼に王位を譲り、以後はケルトの戦士として自由に戦いを楽しんでいった。

 

 

・コンラ

 

人物紹介:本来なら父親に殺される運命だったが、二郎に生き返らせてもらった事で運命を乗り越えた。その代わりに、まだ幼気な年頃なのに師に押し倒されて父親にされたり、セタンタに王位を押し付けられて王にされたりと、何かと苦労を背負う羽目になってしまった苦労人。だが、そのおかげでケルト神話に賢王として名を残した。

 

 

・スカサハ

 

人物紹介:ケルトの影の国の女王。迸る熱いパトスを堪えられなかった結果、後世に淑女として名を残してしまった。まぁ、本人は大満足なので問題無いのだろう。

 

 

・イエス

 

人物紹介:とある事でシッダールタと知り合うと、涅槃に遊びに行く様になった神の子。彼が涅槃に遊びに行くともれなく守護天使達もついてくるのだが、その守護天使達は神の子を護る為に毎回誘惑の悪魔という御立派様と戦う羽目になるのだった。

 

 

・シッダールタ

 

人物紹介:涅槃に御立派様が入り浸っている事に慣れ始めている。「去れ、マーラよ!」

 

 

・マーラ

 

人物紹介:皆様御存知の御立派様。実は三大宗教に名を残している。流石は御立派様!

 

 

・華陀

 

人物紹介:三国志に登場する董卓その人。二郎の贔屓で生き残った結果、中華の歴史に残る名医となった。蜀漢により中華の乱世が終わったのを見届けると、崑崙山に赴いて練丹術を学び、道士となるべく修業を始める。修業を終えて不老の道士となると、王夫妻の救済の旅に加わったのだった。




これで本日の投稿は終わりです。

来週辺りに次章を始められれば…いいなぁ…。

また来週お会いしましょう。

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