迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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起動した最終兵器モドキ。

待っているのは破壊活動なのか。

それとも....


10.暴走開始

ふむ。無事に変身できた上特に問題はなさそうだ。

 

「ティーダ、始めるぞ。」

 

「スタークの声になってるんですね。」

 

変声システムが備わっており、声がスタークと同じものになっている。こればかりは俺の遊び心だ。

 

「いくらアイツが悪だったとしても、俺はアイツがいた事を忘れない。その為にこの声にしたんだ。」

 

「なるほど。兎に角、負ける訳にはいかなそうだ。」

 

アイツみたいな台詞を選ぶならこれだ。

 

「準備運動程度にはなるか?」

 

「......」

 

返事がないのは仕方がない。こればっかりは俺が悪い。

 

 

「済まないティーダ。アイツをイメージしてみたんだが...」

 

「いえ....ただとてもうれしいだけですよ。」

 

へ?

 

「ようやく、スタークとまともに戦えるから!」

 

「おわっ!?」

 

行き成り攻撃を繰り出してきたので交わす。ふむ、このボディは全てに置いて破壊に対するサポートが受けられるみたいだな。

 

「来い!」

 

ティーダがベルトのレンチを押し下げ構える。

 

「はあぁぁぁ!!!!!!!」

 

既にエネルギーは両足に集中し、いつでも発動可能だと思われる。

 

だが、そこに乱入者がいた。

 

『ファンキードライブ!』『ギアリモコン』

 

「がっ!」

 

急にローグの装甲が爆発し、一斗達の方に吹き飛ばされる。横から見ればカタカナのヒの様に見えただろう。

 

「..........敵討ち.......」

 

ギアリモコンのファンキードライブは一時的な迷彩効果だ。それを使えるのは彼女しかいない。

 

「翼.....」

 

迷彩効果が終了し、リモコンブロスを確認できた。明らかに俺が悪いのだろう。今はスタークの声でしか喋れないのだから。

 

「みんな、こっちに翼さんがっ!?」

 

如何やらスバルとティアナといたところに声が聞こえてきてこっちに来たというところか。

 

「貴方は、私が壊す!!!」

 

『ギアエンジン』『ギアリモコン』『ファンキーマッチ!』

 

「潤動!!!!」

 

不味いな、これは。翼はギアを付け替えトリガーを引く。

 

放たれた黒いガスからは二色のギアがお互いをぶつけ合いながらもブロスへと装着されて行く。

 

「ヘルブロス、推参!!!!」

 

彼女が完全に暴走する前に止めなければ。その為にはこちらも躊躇してられない。

 

俺は新たなエボルボトルを取り出し、コブラと入れ替える。

 

『ドラゴン』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

『ドラゴン!』『ドラゴン!』『エボルドラゴン!』

 

ハンドルを回し、一段階進化する。

 

「フェイズ2」

 

近接で一番のスペックを持つこのフォームだが、何処かクローズに似ているのだ。

 

「戦兎ってええ!?クローズ!?」

 

一斗も明らかに様子が可笑しい事に気が付いたみたいでこっちに来た。

 

「龍斗、ここは俺がどうにかする。後は頼んだぞ!」

 

俺はそう言い、ヘルブロスと戦い始めた。

 

 

 




エボルが暴走すると思った?


残念ながら翼さんでした!

彼女の復讐という名の悲しい運命は、再び戦兎によって覆されるだろうか?


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