迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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スタークを倒したあの姿でビルドがクローズとの戦いに挑んでいく。


果たしてどちらが勝つのか!?


第30話、どうぞ!!!


30.創成王VS龍王 後編

「行くぞぉぉ!!!!!!!」

 

大きく背中に取り付けられた羽を広げてビルドはクローズへ向けて飛んでいく。バスターを拾いながら。

 

『フルフルマッチでーす!』

 

クローズは受け止める為にビートクローザーを拾いにいく。走りながらもハンドルを一回回しておく。

 

『READY GO!』

 

『フルフルマッチ・ブレイク!』

 

『ボルケニック・アタック!』

 

「はああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

「ぐうううううううう!!!!!!!!」

 

必殺技は衝突した。殆どの人にその光景は遅く見えただろう。当たった瞬間に体重を掛けるように身体を動かしたビルドの姿を。

 

「ぐおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

それさえも押し返そうとしたクローズの姿も。

 

「今だ!」

 

その瞬間、ハンドルを回すビルド。エネルギーが更にバスターに集束されていく。

 

『ハザード・フィニッシュ!』

 

「負けるかあああアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

 

同じくクローズはハンドルを回す。

 

『ボルケニック・ブレイク!』

 

「「アアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

 

技のぶつかり合いはバリアを破壊する程の威力が出た。衝撃波でリングが破壊されていく。

 

観客達は息を吞んだ。いくら自分達の周りにバリアが三重に貼られているものの、あんなのをくらえば破壊されてしまい自分達が危なくなるのではと。

 

「「がっ!!!!!!!」」

 

2人のぶつかり合いに武器が耐えられなくなり目の前で爆発が起こる。

 

 

クローズとビルドは吹き飛ばされて行く。バリアが無くなったリングから身が投げ出されるが、羽を使いどうにか空中で態勢を立て直す。

 

「なぁ、戦兎。次で最後にしないか?」

 

「いいなそれ。いくぞ龍斗!」

 

互いが空中でハンドルを回す。お互いの身体が炎に包まれる。ボトルの成分が右脚に集っていく。

 

『『READY GO!』』

 

『ハザード・フィニッシュ!』『ツインフェニックス・フィニッシュ!』

 

『ボルケニック・ブレイク!』

 

互いがさらに高く舞い上がる。会場の天井付近まで。

 

クローズは八体のマグマライズドラゴン達が地面から螺旋状に飛んでくる。

 

ビルドは持っているその大きな羽をさらに大きくした。

 

そしてお互いに高度を落としながらキックを放つ。

 

「「はああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

 

ぶつかり合う攻撃は何もかもを破壊しようとしている。衝撃波はバリアに当たり大きく揺らした。観客達の悲鳴が聞こえるなか、ぶつかり合う二人は回転し始める。

 

マグマライズドラゴン達はビルドへ向かっていくが回転してるビルドにふれ消滅していく。

 

「「あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」」

 

そして互いのキックは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローズのビルドドライバーのハンドルを破壊し、ビルドのアーマーを木端微塵に破壊した。

 

「がっ!!!!!!!」

 

「ぐはっ!!!!!!!!!」

 

二人は地面に落ちていき背中から叩き付けられた。既に戦える限界が来ているだろう二人はなお立ち上がる。

 

 

が、頑張れぇぇぇ!!!!!

 

 

一人の歓声が言葉を失った会場に響き渡った。

 

 

負けるな、クローズ!

 

 

立って、ビルド!

 

 

様々な応援が彼等に贈られる。

 

「......なぁ戦兎....」

 

「.....なんだ?」

 

龍斗は戦兎に話しかけた。ビルドのアーマーは炎と共に復活し始めている。クローズはベルトからナックルを取り外す。

 

「ありがとな、俺のわがままを叶えてくれて。」

 

「.....何言ってんだよ、相棒...」

 

「ふう.....さあいくぜ!!!!!!!」

 

「こい!」

 

スイッチを押しながら走り出すクローズ。ビルドはベルトのハンドルを回しながら走る。

 

『ボルケニック・ナックル!』

 

『ツインフェニックス・フィニッシュ!』

 

炎をまとった拳はぶつかり合った。そして.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「..........................」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互い、同時に変身解除しながら倒れ込んだ。

 

 

わあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

 

会場は沸き立つ。今までにない試合を見せてくれた二人に称賛を贈る様に。

 

 

『両者同時に変身解除の為この試合、引き分けですぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

司会によってこの試合の終わりが告げられる。

 

 

 

 

 

こうして、彼等は名を残した。『王の再来』と。




彼等の戦いに終わりはない。

そしてどちらにも勝利と敗北が訪れる事はない。

それが、彼等なのだから。




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