迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
強いて言えば、エボルトリガーの完全起動に必殺技のエネルギーをビルド本編でも利用してたことくらいかな。
それでは本編をどうぞ!
観客達が目撃したのは今迄見てきた試合の何よりも派手な試合だった。
砲撃と砲撃がぶつかり合い、小さな爆発が何度も起きる。
次第に互いが間を詰めていく。
要塞と機械の戦いがそこに広がっていた。
グリスは腕に装着された二つの砲門の標準を合わせると、エネルギーを集束させる。そして放つ間に背中に取り付けられた残り2門にも集束していく。その繰り返しの中、少しずつだが前に進んでいる。
ビルドはバスターキャノンを放ち続ける。流石に全てを殺傷出来るわけではなく、幾つかアーマー越しに喰らってはいる。それでも、同じ様に少しずつ前進しているのだ。
二人の間が大体50mを切ったくらいだっただろうか。砲撃が止まり、二人共ベルトからそれぞれのユニットを外した。
『フルフルマッチでーす!』
ビルドはそれを元に戻してバスターキャノンにセットする。
『ボトルチャージ!』
グリスは既にセットされていたボトルを再度セットし直す。だが、構える事は無かった。その代わりベルトのハンドルを回している。
『フルフルマッチ・ブレイク!』
放たれた攻撃はグリスに直撃した。防御の構えも取らなかったグリスは後ろに少し下がり煙の中へ消えていった。
『ネクストジェネレーション!』
「!」
ビルドは驚いていた。煙で何も見えない中、フクのロックモードの起動音が聞こえたからだ。
『ボトルチャージ!』
煙が晴れてくる。少しずつだがグリスの姿が確認できるようになり始める。
「いくぞ、これが俺の......」
『『READY GO!』』
ツインブレイカーにキャノンモードをセットしさらにロックモードのフクがフォレスにセットされている。グリスは両手でそれを構える。両腕についていた砲門は脚部に移動している。
「全力全開!」
ビルドはすぐさまバスターにできるだけのボトルをセットする。
『ダイヤモンド』『ロケット』『ガトリング』『タンク』
だが、それが全て終わる前にグリスは全ての引き金を引いた。
『フォートレス・フィニッシュ!』
『レッツ・フィニッシュ!』
「ドラァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
放たれた一撃は螺旋状に集束されあの管理局のエースオブエースの代名詞である集束砲、スターライト・ブレイカーを彷彿とさせた。
『アルティメットマッチでーす!』『アルティメットマッチ・ブレイク!』
放たれた黒い砲撃がビルドを捕らえる前に、同じく一撃を放つ。
「「はあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
ぶつかり合う砲撃。それを見ている観客達は口を開いたまま動かない。
因みにこの時テレビでこの光景を見ていた仕事中の八神はやては後にこう語っている。
魔王が、増えたと。
「ド、ラァァァァ!!!!!!!!!!!!!」
グリスはその砲撃の反動を自身の足で耐え続ける。かなりの火花が上がっている。
「ぐ、ううぅぅぅ!!!!!!!」
ビルドは少しずつ押し負け始めていた。
「決まれえぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そのグリスの台詞と共に合計八つの砲門から放たれた砲撃はさらに大きさを増す。そして、ビルドを飲み込んだ。
「があああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
砲撃によって吹き飛ばされるビルド。バリアに当たった瞬間から地面に落ちるまで誰もが声を発することはなかった。実況さえも。
ライダーシステムが解除されてはおらず、何とかビルドは意識を保っている。
立ち上がることすらできそうにない。
「はぁ.........はぁ..............ぐっ!」
グリスは先程の砲撃によってか武器を落とし両膝から崩れてしまう。そして、変身が解除される。
『勝者は..........』
司会者は宣言することが出来なかった。審判が勝敗を決めきれてないのだ。
「降参.....だ.....」
意識のあるビルドから審判に対してそう告げられる。
『たった今、勝者が決まりました!仮面ライダー、
『グリス』の勝利です!!!!!!!!!!!!!!!!』
観客達は歓声と拍手を贈った。次世代のヒーローに対して。
「......強くなったな、一斗。」
戦兎は変身解除し、一斗を抱えてリングを後にする。
残る試合はあと一つ。
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「本当にここまでのいくとはな.......」
とある部屋で男は笑ている。とても嬉しそうに。そして......
楽しそうに。
一つのボトルを手に持ちながら。
これにてビルド、グリスの試合は終了。
残るはクローズとローグのみ。
最後のキャラクター、一体誰なんでしょうね?
評価、感想お待ちしています。
それではまた!