迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
俺ははしゃぎすぎて寝てしまったはやてちゃんを運びながら司令室を目指した。
「お、来たか戦兎。」
「俺を生贄に捧げておいて....」
龍斗に会うと直ぐに戦兎は愚痴を一つこぼす。
「まぁまぁ父さん、落ち着いて」
「はぁ......一斗、これ」
戦兎はビルドドライバーを一斗に渡す。
「いいの?これは父さんの.....」
「それは一斗用だ。既に完成していたのだが、渡す機会がなかったからな。」
一斗と龍斗は如何やらトレーニング中に転移したらしい。直ぐにフェイトに見つかって連れてこられたらしい。自分とは大違いだ。
『..............』
「ミカさんや?返事を返してくれませんか?」
ミカは何処か返事を返してくれない。仕方がないか....
「戦兎。姉弟子とフェイトが翠屋で待ってるってよ。行こうぜ」
勝手に行動してもいいのか?と疑問を抱きながらもはやてちゃんをリインフォースに任せて転移した。
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「やっぱりここのケーキはおいしいなぁ」
「うふふ、喜んでもらえてよかったわ。」
久しぶりの翠屋。最近は地球に帰る機会がすくなくなってきていたからなぁ
「戦兎さんはあんまり変わらないね。」
「人はそんなに変わらない。変わったことがあるとすれば....」
「僕のことでしょうね」
「ユーノ君、これもいる?」
「うん、もらうよ」
皆の声は戦兎には聞こえない。只々俺は桃子さんのお菓子に舌をうち続けた。
はぁ....おいしいなぁ......糖分って、頭を動かし続ける上でたいせつなんだよねぇ
「父さんが見たことがない顔になってる.....」
「ああいうのは偶に見れるんだよなぁ」
ああ、はやてちゃんのお菓子もいいけど、ここのもいいよなぁ
『浮気は許さないで?』
ぞくぞくぞくっと戦兎は背中を震わせた。
「.......ごちそうさま、でした。」
「あら?どうかしたの?」
「これ以上食べたら彼女に何されるかわからないので....」
戦兎はその顔を青く染めながら言った。その様子を見ていた龍斗は自分もああならないように気を付けようと決めた。
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既に閉店し、間もなく大学から恭也さんが帰ってくると思われる時間帯に、フェイトと俺達は店を後にした。
コッソリなのはとユーノのやり取りを写真に収めながら。
「じゃあ私達もここで。」
『またね』
アルフとフェイトと別れて八神家を目指す。今日の夕飯を食べに来るように通信が入ったのだ。
『来ないとアイゼンで打っ叩く』
ヴィータの連絡はどう考えても脅迫にしか聞こえなかったが行かないわけにはいかない。自身の背筋を凍らせるよ様な感覚から逃げるには、彼女の元に行くしかないと戦兎は悟っていたのだ。
『マスター、魔力反応が確認されました。注意してください。』
振り返ると、そこにはウェーブがかったロングヘアの少女が立っていた。
「龍斗、一斗、気を付けろ」
「あらら、流石は英雄ね。そのデバイスからも只者じゃない気配が感じ取れるわ」
俺達はベルトを装着して構える。
「アンタ、何者だ?」
「私はキリエ。キリエ・フローリアン。貴方達が来てしまったのはイレギュラーだからね。排除させてもらうわ」
彼女はそう言ってデバイスを構えた。
キリエ登場!
ですが、ライダー3人も同時に相手にできるかな?