迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
システムU-D。いや、ユーリは無事に救いだされた。
今回の事件『砕け得ぬ闇事件』は幕を閉じた。残るは俺達未来組のそれぞれの時間への帰るだけである。アースラに戻った皆は疲労困憊で動けなくなっていた。
「ムフーーーー」
「みゃー」
「離してよ、アインハルトさん....」
「過去の一斗さんを堪能できる最後の機会なんです」
一斗は捕まってアインハルトに遊ばれている。アスティオンもその湧きで銀十字と呼ばれたデバイスをかじりっている。
「未来組は何だか強いな」
ヴィータのその発言には共感する部分が多い。俺達のいた世界よりも未来から来たからか、皆が成長しているのが想像できる。
トーマと名乗った男の子は完全にノックアウトされてしまっている。
「これは、博士から厳命されていたことなんですが.....」
アミタは未来に関わる記憶を封鎖するようにと言った。確かにそれは正解だろう。だが、一部を除いてにしないと思い出してしまうとキリエは付け加えた。
その為俺達は帰る前に記憶を封鎖する事が決まった。俺と龍斗を除いて。
自分達がエニグマっていう次元世界転移用のアイテムを持っていて、時々過去や未来へと行ってしまう事を話したら、記憶を封鎖する意味がなくなりそうだったので無しになった。
俺はやって来たディアーチェ達を見ながらも、フルボトルを取り出した。
「やっぱり....か....」
既にコブラエボルボトルからは成分が抜けだしており、ただのエンプティボトルになっていた。
王様達のは如何やら彼女達の世界へ行くらしい。俺は準備をし始めたアミタとキリエに話しかけた。
「これを。返しておくよ」
「これは...」
「俺には必要ないからね。これからの復興を応援させてもらうってことで受けっとって欲しい」
「ありがとうございます!」
きっとオリヴィエとクラウスの力は、未来に希望を持たせてくれるだろう。
そう思いながら、彼らの事を思い出した。
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ひと時の休憩の後、別れの準備は完了した。
記憶の一部封鎖と、時間移動のセッティングを済ませて。
俺達未来組はバリアジャケットに身を包み、空高くへと上がっていく。
「皆さん、ありがとうございました!」
アミタはそう言いながら手を振る。
「お邪魔しました~」
何時とも変わらないようにキリエは去っていく。
それは何処か簡単に_________________________
また、何処かで会える様な雰囲気の中で別れを済ませていく____
「またね、はやてちゃん」
「うん、またね」
過去の彼女に俺は手を降った。
早々と過ぎていく日常。
その一日一日を大事にしていきたい。
そして、サヨナラ エボルト