迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
俺達は一つのテーブルに集まっている。周りの目も気になるがこの際仕方が無い。
既に注文を済ませて俺達は顔を合わせる。
「なんで俺達ここで一つのテーブルを囲んでいるの?」
俺の口からでた疑問は誰にも答えられなかった。
「.....この際だ。誰が主犯でも構わない。だから俺はここに宣言する」
ええい、やけだ!
「トリプルデートをしよう!!!」
「「「「「!!!!」」」」」
全員が息を吞む。
「今日は学院祭。学生が楽しむ場所という事は理解しているつもりだ。だが......俺も楽しみたい!!!」
「「「「「「「「うおおおおお!!!!!」」」」」」」
気が付いたら周りには複数のカップルが。彼氏組は意見が一致している。
「俺や龍斗、ユーノはこういう場でのデートに憧れていた!!だからやってみたい!!!」
俺の主張を聞いたはやてちゃん達は席から立ち上がり言う。
「「「やろう、みんなで!」」」
ここにデートが決まった。
「......ナニコレ?」
注文した品を持って来たリオはその光景に啞然とした。
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で、ユーノ達はヴィヴィオのクラスに置いて行き俺達はそれぞれが学院祭を満喫した。
何をしたかって?.......あの提案をしたところから思い出したくないんだ。
帰り道、学院祭の後片付けで一斗は遅れて帰ってくると言うので先にはやてちゃんと一緒に帰宅して夕飯を作っていた。
だが、そんなこんなで続いた日常は再び終わることとなる。
『マスター、ティーダ様から緊急連絡です』
「出て」
ミカから緊急連絡があったことが伝えられた。
『戦兎さん、落ち着いて聞いて下さい。』
通信を繋ぐと病院と思われる施設が少し映る。
『一斗が何者かに襲われました』
俺はすぐさま転移した。
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今日はいい日だった。
一斗はそう思いながら一人住宅街を歩く。
そういえば、今日のアインハルトさん。途中から少しおかしかったな。
アインハルトの様子が可笑しかった事に気が付いていたものの彼自身はその真意に気が付いてはいない。
「ん?」
この時間帯には人通りの少ないこの道に何処か違和感を感じる。まるで誰かが自分を見ているような....
『スチームアタック!』『バット』
「わぁ!!!」
いきなり放たれたエネルギー弾を何とかよける。ベルトを装着してゼリーをセットして、少しずつ飛んできた方向へと足を進めた。
「何者だ?俺に何の用だ!?」
すぐさま違和感を感じた。
「.....桐生一斗。あの方と同じ遺伝子を持つ者......貴様のフルボトルをいただくぞ!!!」
「なっ!?」
そこに現れたのはティーダさんとは声が違っているものの、ナイトローグだった。
「っ、変身!」
レンチを押し下げ走り出す。
『ロボット in グリス』『ブラァ!!!』
「はああああ!!!」
俺は変身と同時にツインブレイカーを装備する。ビームモードで射撃をするが、暗闇に消えていってしまう。
「がっ!!」
いきなり飛んできたナイトローグに体当たりをくらいフクロウフルボトルを落としてしまう。
「まずは一本」
「渡さねぇ...!」
フォレスを構えて両手で連射する。ナイトローグは一旦空中へと消えた。
どうする?暗闇で相手をするのに最適なのはロックだが、ベルトの付け替えに時間をくれそうにない。
「仕方が無い」
『チャージボトル』
ベルトにフクロウフルボトルをセットしてレンチを押し倒す。
『潰れな~い』『チャージクラッシュ!』
「近所迷惑になるけど仕方がねぇ!!」
両肩に大きなスピーカーが形成される。そこから衝撃波を飛ばした。
「ぐおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
飛んでいたナイトローグを落下させることには成功したが、周りの家から人が出てくる。余り時間をかけられない。
俺は直ぐに走り出しレンチを押し下げようとするが、一足遅かった。
「動くな。」
「ん~~~~!!!!!」
出て来た人達の中にいた小さな女の子がナイトローグに捕まり、その銃口を向けられている。人達が大きな声を上げるがナイトローグが発砲することで黙らせる。
「その子を離せ!!!」
「取り引きだ。フクロウとキャッスル。その2本のフルボトルをよこせ」
俺はそれに従いフルボトルを俺とナイトローグの中間に投げる。
「そうだ、それでいい。」
ナイトローグはその子を離した。だが、
『デビルスチーム』
「ふん」
「きゃあああああああああ!!!!!!!!!!」
「!」
ナイトローグはスチームブレードでその子をスマッシュへと変えた。
「まだ目的は達してはいないが.....今日はこれでいい」
「待て!」
ナイトローグはツインブレイカーの攻撃をかわしながらフルボトルを拾い、煙の中に消えていった。
残されたのは住民と俺、そしてスマッシュだった。
「仕方が無い....少し痛いかも知れないが、我慢してくれ!!!」
俺はレンチを押し下げて必殺技を放つ。スマッシュは軽い爆発を起こしその場に倒れている。すぐさまエンプティボトルを起動させて成分を抜き取った。
「大丈夫か!!!」
俺は変身を解除して少女に近寄った。
「お兄ちゃん.....」
だが、それは罠だった。
『スチームショット!』『バット』
「がっ!?」
僕は撃たれた。体から力が入らなくてなって、少女の上に倒れた。
「これにて目的は達成した」
ナイトローグは僕が落としたエンプティボトルを拾い上げて僕の首筋を掴んだ。
「があああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
何かが痛みと共に抜けていく。僕はそこで気を失った。
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!!!!」
その場には泣き叫ぶ少女と傷ついた少年、そして恐怖で動けない住民達が残された。
一斗はここで脱落。
物語の為とはいえ、かなりキツイシーンが多かったかも知れません。
評価、感想お待ちしています。
それではまた!