迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
シンフォギア装者に連れられて、いや、雪音クリスに捕まった戦兎は彼女達に車の中に置き去りにされていた。
『♪~~~~』
「心配してくれてありがとう。きっと大丈夫だよ」
戦兎は何故か転移出来なくなったラビットラビットアーマーと軽く会話をする。そう言えばミカがいない事に気が付いた。彼女もまたはぐれてしまったのだろう。
「ドラゴン!?」
荷台から正面へと視線を移動させると、大きなドラゴンが見えた。そこに、響が拳で貫いていった。
「ワオ.....」
あっという間に消滅した。
「何だったんだ....」
『?』
ラビットアーマーは頭に?を浮かべている。あんなのと戦えるかと言われたら出来るものの、流石に最終兵器を使う必要があるだろうなと戦兎は考えていた。
飛んでいく飛行機を観ながら、彼は試行錯誤し続けた。
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「「「ようこそ、『S.O.N.G.』へ!!!」」」
戦兎は困惑していた。あの後連れてこられた潜水艦の中で突然歓迎会が開かれたのだから。
「えっと....」
「済まない、ここの司令官を務める風鳴弦十郎だ。君の話を聞かせて欲しい」
戦兎は取り敢えず話す事にした。その間に切歌と調はラビットアーマーと遊んでいた。
「なるほど。それで君は別世界から来たと」
「はい。以前来た時にクリスと知り合いまして....」
戦兎は思い出す。突然転移した為に何もできず、暫く街をウロウロしていた時に幼いクリスと出会ったのだ。仲良くなった頃、彼女に両親を紹介したいと言われキャンプに来た時に爆弾が爆発したのだ。戦兎はハザードフォームで暴走する前に彼女の両親を救ったのだが、そこでエニグマのゲートが開かれたのだ。エニグマを持っていなかったために戦兎は帰ることにした。
『♪~~~~!!!』
「うわっ、どうした?」
急にラビットアーマーが戦兎の背中にくっついてきた。
「待ってデース!」
「ほらほら~」
如何やら響と切歌に追われていたようだ。戦兎の後ろから逃げていく。
「あれは大丈夫なのか?」
「多分ですけど....」
この世界でいう聖遺物はロストロギアと同じもののようでライダーシステムによってアーマーを装着しているのだが、その為かノイズを倒すことが出来るみたいだ。それで自分を信じてもらうには...
「クリスちゃん、手合せお願いできるかな?」
「ん、いいぜ。だが戦兎さんに余裕で勝ってしまうかもな」
何処か挑発するようにクリスは返事を返してくれた。弦十郎にトレーニングルームの使用を許可してもらいラビットアーマーを捕まえて移動する。
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『ラビット』
「俺は本気でいく。だから....」
「んだ事はわかってらぁ!さっさと本気を見せてくれ!!!」
ベルトにセットされたハザードトリガーからは待機音が鳴り響いている。すぐさまボトルを折り曲げてベルトにセットする。
『ラビット&ラビット』
既に転移しているラビットアーマーは戦兎がハンドルを回してハザードライドビルダーを展開する周りを飛び回っている。
『ARE YOU READY?』
普段とは違い、右手で音を鳴らす。
「変身!」
ハザードライドビルダーに前後から挟み込まれると同時にバラバラになったラビットアーマー。それは次々にビルドに装着されていく。
『オーバーフロー』
『ラビットラビット!』『ヤベーイ!』『ハエーイ!』
「仮面ライダービルド。創る、形成するって意味のビルドだ。以後、お見知りおきを」
今ここに異世界の戦士とシンフォギア装者の戦いが始まる。