迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
だけど原作から離れて行く。
それでは本編をどうぞ。
あれから1週間たった。俺は龍斗と共に恭也さんとの特訓をしていた。
お互いにボトルの力を引き出した戦いが出来る様になってきた。
そんな中、エニグマが完成した。だから、なのは達を呼んでそのことを伝えた。
「これを管理局にもっていってくれ。中には俺たちについての記録が入っている。」
「分かりました。」
「寂しくなるの。」
この1週間毎日、デバイスとユーノ、龍斗と共に魔法の練習をしていたのだ。寂しくもなるだろう。
「姉弟子、俺も旅の中で強くなってきますんでそっちももっと上手く魔法を扱える様になってください!」
「うん、わかったの!」
仲がいいのはよろしいっての。
「明日には出るが、11月には戻ってくるつもりだ。」
「それじゃあ...!」
「ああ、そんなに長くは離れないよ。なのはの言ってたフェイトって子にもすぐに会えると思うよ。」
「よかったね、なのは!」
「うん!」
これからの予定と特に意味のない雑談は途中から来た恭也さんも入れて長々と続いた。
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翌日、龍斗をドラゴンに起こしてもらって朝のトレーニングに向かう。
ランニングコースは1週間変わらない光写真館のあった場所を通るといったものだ。
だが、今日は違った。
「士さん、俺も旅をします。新たな仲間と共に。」
龍斗はここに来ても余り彼らについて言わなくなった。自分なりのけじめなんだろう。
「よし、いくか!」
「おう!」
走る速度を上げ、サッサと家に帰り準備を始める。
「忘れ物はないな?」「おう、必要な物は持ったぜ。」
「それじゃあいくぞ?」「おう!」
俺は腕に装着したエニグマを起動させる。
「こいつについては説明したよな?」
「ああ、過去にも行けるんだってな、試したことはないみたいだけどな。」
「流石に過去はやばいと思ってな。よし、転移開始!」
俺達は旅に出た。守護騎士達や闇の書に勝てるように。
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「事故は付き物ってか....」
「マジかよ、ここって....」
転移先に設定したミッドチルダには着いた。だけど、
「「古代ベルカはないだろ!!!!」」
とんでもないことになってしまった。
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取り合えず戸籍を偽装する。名前はそのままにしてだ。
「またエニグマが使えるようになるまでに三ヶ月ある。その間に強くなるんだ。」
「だけどよ..このままだと流石にな..」
「いい考えがあるんだ...」
目線は聖王オリヴィエの城に向いていた。突撃してみるとしよう。
本編なのに始まるベルカ編。
本編完結はかなり時間がかかりそうです。
それでは次回もお会いしましょう。