迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
そして、一斗達も今はホテルで待機しています。
それでは、本編をどうぞ!
サンジェルマンは神へ譲る扉を開こうとした。その様子を見ながら楽しんでいる奴がいる。
「そろそろか.....神の力とやら....」
エボルトは天変地異の前振りが起こり始める中で、一つの存在が自身に近付き始めていることに気が付いた。
「このままここで見てるつもりだったんだがな......お前が俺を追いかけてくれるなら俺は先に行ってるぞ」
光の柱が数本立つ中、エボルトはゲートを開いた。ティキの中に力が入っていく様子を伺う為に。
「.....いない....」
戦兎がバイクで到着した頃にはエボルトはおらず、進路を祭壇へと変更した。
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「エネルギーの流れが遮断されたか....」
エボルトはサンジェルマンが倒れてティキが落下するのをのんびりと見詰める。そして駆け付けたシンフォギア装者によってボロボロにされていくサンジェルマンを観ながらあくびをする。つまらない。犠牲がなんだ。ただ楽しめばいいのにと。
「この星の、未来のために....私は世界を革命する...!」
サンジェルマンの言葉に、スカリエッティが零していた嫌味を思い出す。確かあいつも支配されていたんだっけなと。
「神様が仕掛けた呪いを解くのに神様の力を使うのは間違っています。人は人のまま変わっていかなければならないんです」
聞こえてきた響の言葉に笑いそうになるエボルト。そうだ。これだ。俺は人間という生き物が好きなんだ。その中でもやはり戦兎は格別だと。
「そこまでにしてもらうよ。茶番は」
更に現れたアダムに大いに喜んだ。誰かを利用してまで何かを手に入れようとするこの人間らしさこそが俺の求めていた物だと。
空に開かれた扉。そこに吸い込まれるようにして浮かび上がっていくティキ。
エボルトは気配と声を押し殺しながらそれを見続けた。そんな中でサンジェルマンがやって来たアダムに問い掛ける。
「用済みだな。君も」
指を鳴らし放たれた一撃は、エボルトも予想だにしなかった威力が出ていた。
「不味いな.....」
どうにかゲートを開いて転移したもののそこには.....
「待ってたぞ。この時を」
「だから転移したくなかったんだ。お前が俺の近くに来ていると、どうしてもそこにゲートを繋げちまう」
バイクにまたがっている戦兎がいた。
ここに相反する者達がぶつかり合う。
物語は、終盤へと向かっている。
『ティーダ様、この先だと思われます』
「了解です。このまま突入します!」
『デンジャー!』
そして彼らも物語に合流し、役者が出揃う事になる。
遂にぶつかり合う2人。
何度も繰り返してきた戦いに本当の終止符を打つ為に戦兎は戦う。
次回、『創造 VS 破壊』
対をなす力は、何を引き起こすのか。