迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
『グレート!』『オールイェイ!』
戦兎はジーニアスボトルを起動させる。エボルトは楽しそうに笑いながらエボルボトルをベルトにセットする。
『コブラ』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』
『『ジーニアス!』』
同時にハンドルを回してそれぞれのファクトリーを展開する。
『イェイ!』『イェーイ!』『イェイ!』『イェーイ!』
『♪~~~~~~~~~~~~~~~』
戦兎の足元から特殊加工設備『プラントライドビルダーGN』が形成され、周囲に60本のエンプティボトルが展開される。
『『ARE YOU READY?』』
「「変身!」」
ビルドマークが胸部に出現し白いボディを形成する。同時にエンプティボトルに成分が注入され、プラントライドビルダーGNから射出された60本のフルボトルが全身に装着される。
『完全無欠のボトルヤロー!』『ビルドジーニアス!』『スゲーイ!』『モノスゲーイ!』
『コブラ!』『コブラ!』『エボルコブラ!』
コブラフォームとジーニアスフォームは並び立つ。エボルトはトランスチームガンを構える。
「その姿は俺の力と似ているなぁ!」
そう言いながら発砲する。放たれた銃弾は全てビルドが防ぐ。そして一気に近づく。
「何!?」
構えていたスチームガンを握り潰し、左手でパンチを繰り出す。
「ぐっ」
エボルトは咄嗟にグリップだけになったトランスチームガンを投げ、ビルドの拳とぶつかり合った。
「お前は何処までも俺の予想を超えてくれるなぁ!!!」
『エボルドラゴン!』
エボルトはドラゴンフォームへと姿を変え、ビートクローザーで攻撃を放つ。ビルドは直ぐにドリルクラッシャーを呼び出してその攻撃を防ぐ。
「何故、一斗に接触した?」
「あいつは俺だ。記憶がなくても、力がなくても少しずつだが俺に近付いていく。だからこそ、あいつを壊そうとした」
エボルトの目的。それは世界を破壊する以外にもう一つある。一斗の心を壊してその体を乗っ取ることで、平行世界の自分の力を手に入れようとしているのだ。
それを戦兎達は知らないが、何となくだが予想はしていた。
「お前がなんて言おうと、一斗は俺の息子だ!それに変わりはない!!!!」
「諦めろぉ!!あいつは、桐生一斗は何処までも俺であることに変わりはないんだよぉ!!!!」
『スペシャルチューン!』
『スマッシュスラッシュ!』
エボルボトルをビートクローザーにセットし、一回グリップエンドを引く。エボルトは武器を押しつけてビルドを切りつけた。ビルドにダメージはなかったもののドリルクラッシャーが壊れる。
「俺は進化をし続ける!!!」
ビルドと距離を置いたエボルトはラビットエボルボトルを取り出す。
だが、フォームチェンジされる事はなかった。
「あれが、神の力か!!!!!!!!!!!」
戦兎は目撃した。宙へ放たれた光の柱は何処までも伸びていく。そして、星を破壊した。
「戦兎、お前の相手は後だ。」
エボルトはゲートを開いて何処かへ行ってしまう。残されたビルドは、ホテルの部屋に魔法陣を繋げた。