迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
戦兎は崩壊した研究所に来ていた。
「ん?」
そこで残された資料を集めていたのだが、気になる物があった。
「これって....」
それにはベストマッチについてスカリエッティが研究した事が載っていた。
如何やら早くからスカリエッティに対して自分の正体を明かしていたらしい。
パンドラボックスを開くにはその惑星のエレメントが必要だった。だが、それをエボルトが知っている訳がない。
その為奴は父さんの記憶を利用したんだ。
憑依されていた父さんは母さんが好きなものを30個挙げた。
そしてエボルトはさらにそれを破壊するものを挙げさせた。
最初は兵器を挙げていったが、途中から適当なモノを挙げ始めた。
エボルトの目的は星の破壊。それが決して使えなくはないと考えたからか、挙げられた母さんの好きなものと上から順にベストマッチに当てはめた。
「だからこそのこのベストマッチか....」
戦兎はラビットタンクのボトルを取り出す。
何故これがベストマッチと言われたのかが要約理解出来た。
「父さんはあの日からずっと戦い続けたんだな」
戦兎はボトルを片付け散らばっている資料を拾い集めた。既にパンドラボックスが開くことはない。一斗が破壊したからだ。残されたのはパンドラパネルとフルボトル、エボルボトルにロストボトルだ。その殆どが戦兎達が保有している。ロストボトルの一部とパネル全ては管理局が厳重に保管している。
「さてと....」
戦兎は視線を周りにあるカプセルへと移す。その中にいるスマッシュ達は今にも動き出しそうだ。
「元に戻せるか?」
『グレート!』『オールイェイ!』
ジーニアスボトルを起動させスマッシュ達に向かっていった。
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「ハザードレベル1.0か.....」
スマッシュ達は全て粒子になって消滅した。如何やら元から人間とは言えない生命体を利用した為にジーニアスでもネビュラガスを中和できなかった。
「スカリエッティの奴....」
スカリエッティがしたことは人間をバラバラにして、各部位だけでもスマッシュ化出来ないかというものだった。結果は成功。だが、ハザードレベルが一定から上がることはなかったらしい。
「.......!、これは....」
戦兎はそこで見つけてはならないモノを見つけてしまった。
「クローン体にエボルトの遺伝子を加えたのか!?」
研究所の地下奥深くにあるカプセルの中には、フェイトに似た少女が浮かんでいた。
「アリシアのクローン...」
少女の髪は金と赤が混じり合っていた。そしてその腰にはエボルドライバーに似たベルトが装着されていた。