迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
学生の皆様は夏休みに入られた事だと思います。
作者には休みがないので更新スピードの変化はありません。
それでは本編をどうぞ!
アリシアと本の消滅。
管理局に火災事件と関係がある事を説明した為に調査が積極的に始まった。
だけど、見つかったという報告は未だない。
「オラァ!!!」
龍斗が壁を殴りつける。戦兎は他に何か情報が残っていないのかどうか調べに家を離れている。
「落ち着いて、龍斗」
「......悪い」
フェイトの言葉で我に返ったのか、フェイトから顔をそらした。
龍斗は近くに居ながらアリシアを守れなかったことに怒りを露わにしているのだろうとフェイトは思った。
「.....龍t『プルルルル!』
フェイトが話しかけようとした時、桐生家に設置された固定電話から着信音が鳴り響いた。
「.....もしもし」
龍斗は電話して来た相手を不快な気持ちにさせないために声を明るくしてから電話に出た。
だが
『万丈龍斗、アリシア・テスタロッサを返してほしくば今からいうところに一人で来い』
「! ....分かった。すぐに行く」
それが、アリシアの行方を知る者からの呼び出しで無ければフェイトに気づかれることはなかっただろう。
龍斗は顔に影が刺したまま家を出た。
「.....バルディッシュ」
『Yes,sir』
フェイトは龍斗の服に取り付けていた発信機を起動させその後を追い始めた。
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「ああ....まだかな、まだかな....」
青年はワクワクしながらアリシアの入ったカプセルを撫でまわしている。
「トリガーも、ベルトも揃った♪」
クルクルと回りながらベッドへ移動する。
「間も無く万丈龍斗がやって来るからね」
「~~~~~~!!!!」
アリシアは意識があるものの口を塞がれている為に声に出す音ができない。
「AMFを使っているから念話をしようとしても無駄無駄♪」
青年は楽しそうに服のポケットからフルボトルを取り出す。
「これな~んだ?」
「!!!」
そのボトルはこれまで長い間アリシアを苦しめ続けたボトルだった。
「さぁ、実験を始めよう♪」
青年は何のためらいもなくフルボトルをアリシアに突き刺した。
「~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!」
声にならない悲鳴が鳴り響く中、青年はベルトを装着した。
「さて、お待ちかねのお客さんだ♪」
『ラビット』『タンク』『ベストマッチ!』
ボトルをビルドドライバーにセットしてハンドルを回す。展開されたライドビルダーが形成したアーマーは普段と変わらずに装着者を前後から挟み込む。
「変身♪」
『鋼のムーンサルト!』『ラビットタンク!』
ここにもう一人のビルドが誕生した。
視界が歪んでいく中、アリシアはビルドの背中を追い続けた。
皆様は青年の正体に気付きましたか?
既に何度も登場しているんですがね
案外身近な人だったり...
あ、皆さん。
これからまだまだ夏へ向けて気温が上がると思われますので、外出の際はお気を付けて。
日本の現状を知るためにニュースを見ていたのですが...
『週末』が『終末』となっていて焦りました。
Dr.マキが現れたと思って.....ん?きよちゃん、何か用?
『このロリコンどもめ~』
↑
両手でフリップを持っている
.......ドクターが来る前に終わらせよ
それではまた!
『またね~』