迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
23.帰宅
「やはり仕事が早いな、ティーダ。」
「この姿の時はそう呼ばないで欲しいんだ。」
「ハイハイわかったよ、仮面ライダーローグ。」
過去での仕事を終えたスタークとローグ。彼等の手には二つの煌びやかに光るフルボトルがあった。
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「ぐええええええ....」
「あ、わり。すぐどくよ。」
強制的に転移されたら自宅にいたのだが。俺は先に行った龍斗の上に着地したらしい。
「....ミカはどうなった?」
「お前が転移された時とかわらずさ。」
「そうか....」
お互いに変身解除してデジタルの時計を見る。それには12月1日と表示されていた。
「まずいな、予定よりも1ヵ月も遅くなっちまったな。」
「しかももう夜だぞ。」
外を見た龍斗がそう返してくる。この部屋は大家さんに一年分の家賃を払ってあるため俺達が住んでいた時と変わらないのだ。すると急に身体が浮くような感覚が襲ってきた。
「結界?どうしてこんなもんが...」
「強力な魔力を感じる。何かあったのかも知れない。」
「行ってみるか!」
何故か一緒に帰ってきていた荷物を置いて外に出る。目指すは結界を張った人物だ!
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フェイトちゃんが助けてくれた。久しぶりの再会なのに私は動けない。
「なのは、動かないで。回復魔法をかけるから。」
人型に戻ったユーノくんが回復してくれるけど...
「...!ちっ」
攻撃してきた子が離れてゆく。
『Full Bullet!』
急に銃弾が連射される。フェイトちゃんが警戒するけど、これって...
「なのは!ユーノ!大丈夫か!」
戦兎さんが来てくれた。
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どうやら間に合ってはないようだ。バイクで来たのだが飛んでる奴が多くて龍斗をおいてホークガトリングで飛んだのが正解だったか。
「戦兎さん、帰って来たんですね!」
「悪いな、予定よりも遅くなったんだ。っと、こっちにデバイスを向けないでくれ。味方だ。」
「...話はこの後アースラで聞きます。」
「了解と!」
ユーノとフェイトと軽く会話してから銃口を守護騎士達に向け射つ。
「そう簡単には当たってくれないか...!」
あぶねー!リンカーコアを取られるところだった。
「!!誰だ!」
仮面の男!忘れていた!攻撃されてから思い出すなよ! ....脅してみるか...
「俺はお前たちの正体と目的を知っている。ここで大声で叫んでやろうか?」
「.........」
だんまりか...しょうがない。
「龍斗!」
『ドラゴニック・フィニッシュ』
「!!!」
「ちっ逃げたか...」
龍斗に必殺技で下から狙ってもらったが転移で交わされたみたいだ。
「......全員引いたみたいだな。」
「姉弟子たちに合流するか?」
「ああ。」
地面に降りて龍斗を抱えてから飛び破壊されたビルの屋上に移動する。
「戦兎さん、こっちです!」
待っていたのはユーノだった。
アースラへいくぜ。
設定集っていりますかね?
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