迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
この小説ではエピソードはありませんのであしからず。
「お~!ここがアースラか~」
龍斗が言う通りアースラにきている。アニメよりリアルだな。当たり前か。
「戦兎さん、龍斗もこれから司令室に行くよ。」
「師匠が人型だ...」
「そこなの?」
ユーノに案内してもらいながら司令室を目指す。案外早く着いたな。
「リンディさん、二人を連れてきました。」
「ありがとう、ユーノくん。さあ、座って頂戴。」
「すみません。」「わかりました。」
俺達は変身を解除してから座る。
「私はこのアースラの艦長をしているリンディ・ハウライオンと申します。」
「桐生戦兎。またの名を仮面ライダービルドです。」
「万丈龍斗。同じく仮面ライダークローズです。」
「まずはお礼を。なのはさん達を助けてくれてありがとうございます。」
「いえ、こちらは予定よりも帰りが遅くなっているので...」
どうやらユーノが既にリンディさんに連絡してくれたみたいでサクサクと話が進んでいく。
「まさかアルハザードが本当にあるなんて...」
「俺達はアルハザードで育ったのではなく、産まれただけなんですよ。だから殆ど記憶がないんです。」
情報交換もする。
「ロストロギアで魔法を使うと?」
「いえ、そうではなく...」
勿論、あの事も。
「カイザーにナイトローグ、そしてブラッドスターク..」
「今の所、殆どの事件の黒幕です...」
「俺は次元を流されて...」
「そんなことが...」
「それで僕が魔法を教えたんです..」
士さん達の事も詳しくは話さない。勿論、古代ベルカの事も。
「リンディさん、今魔導士を襲っている者達が何者なのかについてなんですが。」
「知ってるんですか?」
「彼らは闇の書の守護騎士達です。」
「なんですって!?」
驚愕したみたいだ。まあ、今魔法陣の解説で正体を探ろうとしていたのだろう。まだなのは達から情報を聞いていないみたいだ。
「あの魔法陣は古代ベルカ式の物です。闇の書を確認しました。」
「....そうですか...」
思うところがあるのだろう。仕方が無い。
「仮面の男を知っていますか?」
「いえ、彼らについては何も。」
「そうですか...」
情報交換を終えて、なのはの寝ている部屋に案内してもらう。フェイトもそこにいるらしい。
「なのは、戦兎さん達を連れてきたよ。」
「ユーノくん。戦兎さんに龍斗も。あ、紹介するね。私の友達のフェイトちゃん!」
「どうも、フェイトです。なのはから話は聞きました。さっきはごめんなさい。」
「しょうがないさ、あんな状況だったしね。俺は桐生戦兎。」
「姉弟子の友達なんですってね。弟弟子の万丈龍斗っす。」
「戦兎さんに龍斗さん。」
「やめてくれ、俺は呼び捨てでいいからさ。」
龍斗がそう言うとフェイトも
「私も呼び捨てでいい。よろしく、龍斗。」
「おう!」
仲良くなるの速くない?
「僕たち、空気な気が...」
「ユーノ、それは言わない約束だ。」
「はい...」
フェイトと龍斗となのはが楽しそうに話す中、俺達は空気と化していた。
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「そうなのか...なあ戦兎、デバイスってどうにかならないか?」
「俺はデバイスマイスターじゃないからな。お前のと俺の以外はどうにもできない。」
「そっか...」
「レイジングハートとバルティッシュが帰って来てからかな。」
守護騎士達の話になって、自分達の力不足で悩んでいるみたいだな。龍斗だけなら...
「龍斗、お前は戦えるだろ?ライダーシステムなら..」
「その手があったな。戦兎、頼めるか?」
「...わかった。それなら今すぐにでも、な?」
「おう!」
さてと、リンディさんに頼みますかね。
修正が必要だと思うなら
知らせて下さい。
なるべく早く直します。
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