迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
サブタイトルに間違いはないはず...
親方!空から女の子と男の娘が!
皆様は『精霊』というものをご存じだろうか?
一般的にゲームで登場する彼らを想像するだろう。
なら『空間震』はご存じだろうか?
この空間震とは災害と言われるものである。
しかもその規模は想像を絶するものが多い。
時に大爆発、巨大なクレーターを作りながら消滅などと言い始めればキリがない。
ここまで話しておいて一体何がしたいのかって?
そんなもの、俺が聞きたい。だって俺の目で起こっている事を誰が説明できようか。
「とぉぉぉぉぉぉかぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
「なっ!?シドー!!!??」
空から落下してくる男の子と姫のようなコスプレをした女の子が
「なんでさ.....」
俺はエニグマに勝手に表示された世界に転移するなんて、これからは何かがある時以外絶対にしないと決めた。
___________
事の発端は、3日前に遡る。
「おはよ~」
「父さん、おはよう。そして行ってきます!」
「行ってきます」
「おう、いってらっしゃい」
この日は確か仕事が長引いてしまい寝るのが遅くなった為に、この時間に起きたのだ。
俺は一斗とアインハルトのいつもの光景を見送ると、リビングへと足を運んだ。
「おはようございます、マスター」
「ああ、今日も悪いな」
「いえ、このくらいはさせて下さい」
ミカがエプロンを身にまとい皿を洗っていた。今日ははやてちゃんが出張で来られない為、ミカがその代わりをしてくれていたのだ。
「今日はどちらまで?」
「確か午後から授業があったはず....ああ、間違いない」
俺は仮想スクリーンを展開して今日のスケジュールを確認する。如何やら今回は簡単に転移出来そうだ。エニグマでも行ける。
「そう言えば、アリシアは?」
「アリシア様は本日は『龍斗様を確保してフェイト様と一室に閉じ込める』という作戦の実行に向かって飛び出して行かれました」
アリシアぇ...姉として妹の恋路が気になるのもわかるけどさ...それは不味いのでは?
「あと『姉が妹の幸せの為にやったんだから仕方ないよネ!』と叫んでおりました」
「......俺、もう知らない」
龍斗、フェイト...俺の心の安全の為にここで犠牲になってくれ。俺はもう、アリシアを止められない...
俺は自分で作った珈琲を飲み、カップを静かにおいた。
「まっずっ....」
......俺、いつの間にか
ザックリ始まったクロスオーバー編。
作者はこれから番外編と後のジオウ編も同時に
執筆していくことになる。
どれから手を付けたものかな?