迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
ただでさえ書くのが下手なのにドンドンクオリティが下がっていって、
インフレも進んでいくし...
公式からのエボルトの兄をどうすればいいんだよ!?
そうだ!姉にしてしまおう!(白目)
「父さん...」
一斗はその場で座り込んでしまう。自身を犠牲にしてまでエボルトから取り戻した戦兎が自分をかばってエボルトに連れていかれてしまったのだ。
「一斗様、顔をあげて下さい。これはマスターが望んでいたことなのです」
「でも!」
言葉を続けようと顔を上げた一斗はミカが泣いている事に気が付いたのだ。彼女も父さんがエボルトに乗っ取られる事は望んでいなかったのだろうと、一斗は思ったのだ。決して自分だけが悔しいわけではないのだと。
「ティーダさん!」
「何だい?」
ユーノに近づき無事を確認したティーダは念話ではやて達に連絡をとっていた。そこに一斗から声をかけられたことで一度念話を停止する。
「エボルトを倒しましょう。必ず」
「...勿論だよ」
それは誰もが望んでいる事だが、一斗の口から聞えてきたその言葉はティーダにとって誰から言われたものよりも重く、そして力強く聞こえた。
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エボルトは荒れていた。
「畜生が!!」
「落ち着いたらどうかね。折角新たな力を手に入れたんだ。それを使って彼を取り込むのも悪くないだろう?」
「それくらいは理解している!だが、この体に自分が入っていることにイラついているんだよぉ!!!」
エボルトはそこらに散らばった
「やれやれ...ここまで荒れるとは予想外だ」
「それだけ桐生戦兎はあの方に火をつけられるほどに大きな存在ということですよ」
グランディアは資料を机に置くと、専用の試験管に入れられたギアに目を通した。
「君に頼まれた通り室力を挙げた上に新たな能力を追加しておいた。全く君は面白いことを考えるね」
「貴方に褒められるとは、以前の私では考えられませんでしたよ、
キーボードを触るのを辞めた彼はその頬を緩め、ニヤリと笑った。
「そう言いながらも君は私を利用しているのだろう?」
「ええ、勿論。私は私のためだけに動いている。それはあなたもでしょう?」
「当たり前じゃないか。折角別世界を滅ぼした者達の力を手に入れたんだ。実験したくならないかい?」
破壊を続けるエボルトを彼らは気にすることなく話を続けていく。全ては己の目的の為に。
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「僕が見たものは少ないんだけど覚えていることは話すよ。だから、落ち着いて聞いてほしい」
龍斗の体に異常がないか検査が終わった後入院しているユーノの部屋に一斗達は来ていた。
病院自体は一度とある場所を経緯した後に元の場所に再度転移されていた。その為無事に病院の復興作業は開始され、エボルトによって破壊された廊下はミカが直したことによって落ち着いていた。
ユーノが話したのは自分が捉えられた後、戦兎が連れてこられた事。そしてエボルトの目的、その協力者についてだった。
「スカリエッティ...」
「でもS.S事件の際にエボルトに___」
「その通りさ。今の彼はエボルトが創り上げたサイボーグだよ。」
かつて追いかけては逃げられていた相手がついに
「いい加減に大人しくつかまってくれないかな...」
「にゃはははは....はぁ」
「それで、巧にぃは?」
「ああ、戦兎さんは僕よりも先に目が覚めていたみたいなんだ」
今回の計画も一切ユーノは知らなかった。そんな時に、ミカが口を開いた。
「お待たせしました、一斗様。葛城様が協力して下さったためにとても早く割り出せました」
「それで、父さんは何処に?」
一斗はミカに戦兎の居場所を特定できないか頼んでいたのだ。無事に特定出来たミカは仮想スクリーンを展開しながら話す。
「はやて様達の故郷、地球の海鳴市の廃ビルの地下にマスターは捕らわれているようです」
様々な事件が起きたあの町で再び大きな事件が起きようとしていた。
クロスオーバー編の完全完結を考え中
姉を出すか、それともその前に終わらせてしまうか
どちらにせよ戦兎に平穏は訪れないという...(姉はシスコンにするつもり)
あ、カップ麵うまい...