迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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久しぶりの投稿じゃ!!!

...FGOのイベントが立て続けに襲って来たんです

決して書いていなかった訳ではないですよ?

...フリじゃないですからね!



では、本編をどうぞ。


46.戦兎救出作戦、終了

それは一帯何時からだろうか

 

「お前ごときに、俺が負けるはずが、ないだろう?」

 

「そう、言いながら肩で...息をしているのは、誰だ?」

 

聞こえるはずがない声が聞こえ始めたのは。

 

今、俺はどうなっている?

 

「なにぃ...要らない事をしてくれたなぁ!!!」

 

「エボルトの動きが鈍っている!?」

 

確か...一斗をかばってエボルトに...

 

「どうやら、葛城君の推測は、当たっていたみたいだな」

 

「お前さえ、いなければ...佐野純一郎ォォォォ!!!!!!!!!!」

 

「叫ぶな、耳が壊れる」

 

父さん!?なんで父さんが闘っているんだ!?

 

「起きろ巧!自分の身体を取り戻すんだ!!」

 

...成程。

 

「...如何やらここまでのようだな、エボルト」

 

「こんな、所でぇ...一斗...お前の身体を、よこせぇぇぇ!!!!!」

 

!一斗に向かって走り出した!?

 

___________

 

 

俺が戦い始めてほんの少しだけ時間が過ぎた。スチームブレードとトランスチームガンを使いエボルトの攻撃が当たらないように、距離を詰められないように動いていた。

 

「お前ごときに、俺が負けるはずが、ないだろう?」

 

「そう、言いながら肩で...息をしているのは、誰だ?」

 

戦兎自身の体力はそこまで多くはない。それは自分が親だからこそ分かった利点だ。それを弱点として闘ったのだ。だが完全に体力を削ぐことはできなかった...まぁ予定よりもよかったから良しとしよう。

そんな中で少しずつエボルトの動きが鈍り始めていた。

 

「なにぃ...要らない事をしてくれたなぁ!!!」

 

「エボルトの動きが鈍っている!?」

 

これは...巧が意識を取り戻し始めているのか?

これは好都合。俺自身を犠牲に彼らを逃がすつもりだったが計画変更だ。

 

「どうやら、葛城君の推測は、当たっていたみたいだな」

 

「お前さえ、いなければ...佐野純一郎ォォォォ!!!!!!!!!!」

 

「叫ぶな、耳が壊れる」

 

今のエボルトには冷静に判断できる程の理性は残っていないようだ。土壇場で考え付いたハッタリにも耳を貸す程には。てか、本当にうるさいな!

 

「起きろ巧!自分の身体を取り戻すんだ!!」

 

ここで更に一押し。意識を取り戻し始めている巧が表に出てこればエボルトは動けなくなる。そこを付けば或いは

 

「...如何やらここまでのようだな、エボルト」

 

「こんな、所でぇ...一斗...お前の身体を、よこせぇぇぇ!!!!!」

 

不味い!?エボルトの狙いは確か一斗の身体だったはず...今の自分の位置からはどうやってもその動きを妨げることができない!!!

 

「龍斗君!!!」

 

「一斗には近づけさせねぇ!!!」

 

一斗の近くにいた龍斗君が前に出ることでエボルトの進行を止めてくれるが、あまり持ちそうにない

俺は机に置かれていたパンドラボックス(本来の目的)と気絶した男の子を回収すると一斗(グリス)の肩に手を起きトランスチームガンのトリガーを引く。

 

「君も早く!」

 

勿論彼も煙に巻き込むように。

 

 

__________________

 

 

「寝ていろぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」

 

「おや、かなり荒れて、居られるようですね」

 

あの方は如何やら目的を果たせなかったようですね。まぁ、これもすべて予想通りですが。

 

「ミツケタゾ...グランディアァァァァ!!!!!!!!!!」

 

おっと、こちらも見つかってしまいましたか。ですがこれで丁度いいかも知れませんね。

自分の身が危険にさらされようともこれだけで全てが解決しそうですし。

 

「こんな体、捨ててやるぅぅ!!!!!!」

 

「これはナイスタイミング!折角ですから、貴方とかなり親しみがある者の体は如何ですか?」

 

そう言って私は、進めていた計画で創り上げた鷲田翔(・・・)のクローンを召喚した。

 

 

_______________

 

 

計画は、失敗なのだろうか?

 

「こんな時に君に会うとはね。これからも巧の事をよろしく頼むよ」

 

「勿論です!!!」

 

この光景は何なのだろうか」

 

「ティア、声に出してるよ」

 

「マッ!?...ごめん、教えてもらうまで気付かなかった」

 

「知っててもこれは...ね...」

 

あの人(はやて)の頭からはここが先程まで戦場だったことが抜け落ちているのだろうか?

 

...イヤイヤ、これ以上考えるのはよそう。きっと、タヌキとまで呼ばれる彼女には私が考えている事なんて...

 

「あ」

 

めっちゃこっち見てる!?

 

「そこに、巧にぃがいる?」

 

え?

 

私が振り返ると崩れ去ったはずの建物の瓦礫の下から手が出ていた。明らかに人のものである。

 

こうして、気を失った戦兎さんの救出作戦は成功した。

 

でもその代わりに翼が行方不明になっているのに気が付いたのは、ミッドに戻ってからのことだった。





...この小説、一帯何処へ向かってるんでしょうか

書いている作者が分からなくなってきました...



後に新作『エボルト姉妹から逃げる話』(短編)でも作ってみようかな...

あ、でもその前にこの作品をどうにかしなきゃ。


今回は次回予告なしでございます。それでは!

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