迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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予告ですが
後半、ネタバレになります。


平成ジェネレーションズFOREVER公開記念予告

「ハッピーバースデイ!!!!祝え!新たなる物語の始まりを!!!」

 

 

両腕を大きく広げ、左手には本を開きながらウォズはそう叫ぶ。

 

その後ろで静かに動き始めた者がいる。

 

「俺をこの世界に再び(・・)訪れさせたのは、あの魔王とやらを倒す為ってことでいいんだな?」

 

 

マゼンタカラーのライダーは座っていた椅子から立ち上がると変身を解除した。腰に巻かれたベルトのバックルは以前と異なりそのカラーが変化している。

 

「我が魔王がこれしきの事でやられるようでしたら、この先の未来は有り得ない。ですが、私は見てみたいのです。貴方が、貴方達(・・・)が変えたこの世界に再び大きな力が干渉すれば、一体どうなってしまうのかを」

 

 

変身を解除した男は、ウォッチを手の中で遊びながらその姿が変化していくのを眺めている。

 

 

「普段の俺なら知ったことか、と流すがこの世界は別だ。あいつら(・・・・)に被害が及ぶ様なら俺はお前を破壊する」

 

そう言って男は形が異なるウオッチをしまうと光がさす方へと歩き出す。

 

 

「____、お前がこの世界にどう影響を与えようと、我が魔王の進む道を妨げることなどできない。破壊者が逆に破壊されるなんて事も、あり得る様に」

 

 

ウォズは本を閉じようとするが静かに体の向きを変えた。

 

 

「おっと、言い忘れていましたね。この物語は、我が魔王が魔王たる者へと成長していく物語です。世界の破壊者ですら破壊できる地上最強の力を持った『ジオウ』は、唯一無二の存在。さぁ、新たなページを開きましょう。このページはまだ白紙(ブランク)。この先は、私ですら知らない未知の領域です」

 

 

ウォズは今度こそ本を閉じる。その音は誰もいない空間(・・・・・・・)に響き渡った。

 

 

_________________________

 

 

 

この物語は平成を生きた、すべての人たちへ贈る。

 

『憧れ』

 

『夢』

 

『希望』

 

彼らは全ての思いを背負って、時代を駆け抜けた___

 

「あの頃、本当に俺の傍に仮面ライダーはいたんだ」

 

「覚えている限り、ライダーはいる!!!」

 

時代が終わる

 

『クウガ』

 

『アギト』

 

『リュウキ』

 

『ファイズ』

 

『ブレイド』

 

『ヒビキ』

 

『カブト』

 

『デンオウ』

 

『キバ』

 

『ディケイド』

 

『ダブル』

 

『オーズ』

 

『フォーゼ』

 

『ウィザード』

 

『ガイム』

 

『ドライブ』

 

『ゴースト』

 

『エグゼイド』

 

『ビルド』

 

そして全てが始まる

 

 

『ジオウ』

 

 

『仮面ライダー』を愛してくれたあなたへ__

 

 

『平成ジェネレーションズ FOREVER』

 

  2018/12/22公開

 

この予告は、感謝を伝えるモノである。

ありがとう、そしてこれからもよろしく

 

我らがヒーローよ




前半はジオウ編の予告

後半は映画の予告になっています。


この小説は不定期更新であり、予想よりも時間がかかってしまうかもしれません。
ですが、長々とお付き合いください。


さぁ、今週のジオウは本当に面白くなるぞ!!!

勉強放り出して見なきゃ!!!

「それはだめです」


ミカさん!?わ、私は、ここで止まるわけにはいかないんだぁぁぁぁ_(ズルズル

「またお会いしましょう」

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