迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
一部変更になると思われますのでよろしくお願いいたします。
それでは本編をどうぞ。
「全然情報が集まらない...」
シャマルは困り果てていた。主であるはやてに関わった佐野巧という人物について。そして、その人物に似ているという桐生戦兎についても調べていたのだが、集まらないのである。それもそのはず、戦兎はしばらくしかこの街に滞在していないし、佐野巧については以前はやてから聞いたことぐらいしか分からないようになっているのだ。このことにシャマルが気付くことはない。
「わかっているのは佐野巧さんが記憶喪失である研究所で働いていたのとその研究所が燃えて、彼も行方不明になったということ、だけね。」
知り合いにやインターネットから情報を手に入れるが殆ど似たようなものばかりだ。シャマルはもう一つの手に出た。
「聞いてみようかしら。」
はやての担当医である彼女なら知っているかも知れないと次の検診についていくことにした。
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戦兎が俺を楽しませてくれたからな。その帰りに寄り道をすることにした。
「おやおや、これはギル・グレアム提督。お初にお目にかかります。」
「何者だ!」「何処からここに!」
「.......何者かね、君は?」
俺はグレアム提督の元を訪れていた。
「俺はブラッドスターク。貴方に話があってきました。」
「私は君と話すような事はないが「闇の書」!」
「仮面の男...ありゃそこのお嬢さん方が変身魔法を使ってるんだろ?」
「....何のことかね?」
あくまでも知らないふりをするんだな。それなら...
俺は腕から毒針を伸ばしてグレアム提督の首元を指す。
「がっ!!!!!!!」
『お父様!』
「おっと、今から言う事に従ってくれれば解毒してやるよ。」
さて、あいつらに楽させてやるかな。
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「戦兎、お前ボロボロじゃねえか!」
「あ、HAHAHAHAHAHA.....」
「笑って誤魔化すな!」
家に帰ってからすぐにアースラに転移してもらうと龍斗が待っていて怒られた。どうやらスタークと一緒にいたのが気になっていた所に俺がボロボロの状態で来たのでこうなってしまった。
「にゃはははは.....」
「........」
なのはとフェイトは苦笑いである。助けてくれないかな。
「姉弟子も何か言ってやってください!こいつはいつも無茶するんですよ。」
「えっ、え~っと~...」
ほら、なのは困っているじゃん!黙り込んじゃったじゃん!
「コホン、龍斗くん。それくらいにしておいてくれないかな?」
ナイス!リンディさん、ナイスです!
「通信が繋がらない上に危険人物といるとはどういうことですか!!!!!!」
忘れてた...リンディさんに連絡した時、一方的に話しちゃったからなぁ。
俺に通信ができなかったのは多分スタークのせいだろう。以前も電波がおかしくなったし。
俺が説教から抜け出したのは2時間後だったりする。
「あとここアースラじゃないからな。」
「へっ?」
「俺たちの部屋の隣だぞ、ここ。」
固まってしまった。
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あれから数日、二人のデバイスは治った。その上で強化されているようだ。
俺とユーノのは時空管理局の無限書庫に来ていた。
「ユーノ、そっちは頼んだ。こっちは俺がやる。」
「分かりました。」
以前来たということが噓だとばれないように偽の登録証をコミックフルボトルの効果で制作し、ビルドフォンからハッキングして履歴を造る。裏でこんなことになるとは思わなかったな。
俺たちが探している中、多分龍斗達は戦闘をしているだろう。
「こっちにはないわ。次にいくわね。」
「お願いします!」
今話しかけてきたのはリーゼロッテ。向こうにはリーゼアリアがいる。闇の書にかかわる仮面の男達なのだが、今は証拠がないため誰にも話せていない。動き過ぎると存在がばれてしまうからな。
「ん、これは...」
双王物語?なんだこれ?こんな物もあるんだな。軽い気持ちで開いたら...
「なっ!!!!」
本から光が溢れ出す。不味い!
「悪いユーノ!ちょっと行ってくる!」
「戦兎さん!」
俺は光に包まれた。
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戦兎さんが無限書庫から消えてから直ぐに報告をしたが改めて報告した。
戦兎さんの持っていた情報をさらに詳しくしたがどうやって対処するかが未だにわかっていない。
戦兎さんはどこに行ったんだろう?
この時すでにフェイトは留学生として学校に通っています。
4話くらいかな。
さて、戦兎はどこに行ったのでしょうか?
感想お待ちしております。
それでは次回をお楽しみに。