迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
そして今回は少しネタバレ注意です。
「俺はあんたと戦う気はないんだケド...」
「お前がどうあれ、
ディケイドはライドブッカーを変形させ、慣れた手つきで剣先を撫でる。ジオウはその様子から相手が自分を逃がさないという事に気付き、ジカンギレ―ドを召喚し、変形させる。
『ケン!』
一方、龍斗は未だに状況を理解できないでいた。それは長い間共にいたからなのか、
『分かった、この事ははやてには伏せておく』
「ああ、なるべく早く解決するからよ」
クロノに連絡し、異形の情報と自身の現状を伝えながら、新たに連絡する。
「ティーダ、一斗。悪いが力を貸してくれ。戦兎が大変なんだ」
龍斗自身も、何故ここまで冷静でいられるのか理解できないまま管理局本部、無限書庫へと足を運んだ。
「やっぱり強い。でもこれなら!」
ディケイド相手に苦戦を強いられたジオウは腕のホルダーから黄と緑のライドウォッチを取り出し、セグメントを動かしてからスイッチを押した。
『オーズ』
「ほぉ...」
余裕がある立ち周りでディケイドはジオウの様子を伺う。
ジオウはライドウォッチをセットしていないレーンにオーズライドウォッチをセットしてジクウドライバーのロックを解除し一回転させた。
『ライダータイム!』『仮面ライダージオウ』
そしてどこからともなくタカ、トラ、バッタの三体が現れ、合体してアーマーを形成する。
『アーマータイム!』『タカ!』『トラ!』『バッタ!』『オーズ!』
複眼には『オーズ』という文字が、胸部にも片仮名でオーラングサークルが表現されている。右腕にあるトラクローZを構えた。
「その姿の相手ならこれだ」
ジオウ・オーズアーマーが構えている中でベルトを展開しライドブッカーから新たなカードを取り出し構える。
「変身!」
『KAMEN RIDE』
『000』
バックルが回転し頭部、胸部、脚部それぞれのメダルが選択される。
『タカ!』
それはかの相棒のメダル
『トラ!』
交換されることが多いメダル(ネタ)
『バッタ!』
ドクターに暴走させられた中々可哀想な怪人のメダル(作者は彼のことが気に入っています)
『タ・ト・バ♪』『タトバ・タトバ♪』
「さて、そう簡単に倒れてくれるなよ?」
次の瞬間、互いのトラクローがぶつかり合った。
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「一斗君、何か掴めたかい?」
「いえ、ハルにも頼んで探してもらっているのですが...」
一斗とティーダはそれぞれ連絡を取り合い、落ち合っていた。全ては龍斗から伝えられたビルドに似た異形を探し出すこと。
「龍斗さん曰く、かなりビルドに似ているらしいけど、何の情報も管理局には入ってきてないんだ」
「そうですか...まぁハルに連絡したのも
一斗はその先の言葉を口にすることは無かった。
「ティーダさん」
「...見つかったんだね」
「...はい。ハルが見つけた様です」
彼らは改めて思い知った。アインハルトという女の子は、一斗の為なら何でも出来るのだと。
「...龍斗さんにも連絡して、僕たちも向かおうか」
「ソウデスネ」
内容確認しながら、FGOの周回...
他にもゲームがっ...
早く自由時間を手に入れなきゃ(使命感)