迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
間もなく追いつきますよ!
しばしお待ちください。
それでは本編をどうぞ。
「ここは....」
何もない...。
しばらくして記憶がはっきりして来た。
「闇の書について調べていたっけ...」
すると小さな箱がこっちに来た。これは...!
「パンドラボックス!どうしてここに...」
パンドラボックスは意思を持つように俺の周りを飛び回る。
「この時代にはないはずなのに...!まさかここに封印されていたのか!」
頷くように俺の周りを加速しながら飛び回る。
「...ミカが封印したのか...」
確実にそうだろう。あの子は腕にバングルをしてたからな。
「!ど、どうした!」
パンドラボックスから光が漏れてきた。
「またこれかーーーー!!!!」
再び光に包まれた。
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「いって!!!」
戻ってきたら魔法が切れていて無限書庫の中で落下した。
「....もう皆いないのか...」
どうやら既にユーノ達はアースラに戻っているのだろう。あれからどれだけ過ぎたんだ?
「取り合えず連絡は出来ない、っと。行くしかないか...」
ビルドフォンを起動させ魔法陣を展開し自宅へ転移する。
「マジかよ...」
帰るともう夜で今日が12月23日だった事に驚いた。
「ん?ヤベ、連絡がこんなにもたくさん来てるとは、ってええ!」
又もや転移。説教来るな....あきらめるかな。
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「よう、戦兎。お前はどれだけ行方不明になるんだ!!!」
お、おう....龍斗の話を流すようにして聞く。するとリンディさんが
「原因はこれね。双王物語、古代ベルカに関する本ね。でも、魔力の反応はないんだけど...」
今はそれどころではない。
「龍斗、お前ビルドドライバーはどうした?」
クローズドラゴンから魔法の使用の履歴をビルドフォンから確認できるのだが、ビルドドライバーの使用が急になくなったのだ。
「ああ、前に仮面の男と戦闘した時に破壊されちまった。直せるか?」
そういって龍斗から明らかに壊れたビルドドライバーを受け取る。
「治せなくはないな。時間がかかるぞ。あと、ハザードレベルを測れ。」
「分かった。」
ビルドフォンを手渡し龍斗のハザードレベルを確認させる。
「4.0か...この後アタッシュケースを開けるぞ。」
「ああ、頼んだぜ。」
「おう。」
俺もハザードレベルをっと、5.0?あの時は4.5だったはず...まさかパンドラボックスの光で上がったのか?
「リンディさん、今から俺は龍斗のビルドドライバーを修理します。なので何かあったら連絡してください。」
「ええ、龍斗にするわ」
「あ、はい。」
リンディさん.....怒ってるな....
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早くも家に戻り修理を開始する。魔力が無い...のか?
調べながらベルトの外装を修復する。
寝れないな、これ...
龍斗は何処かに行っしまった。
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「士さん、俺はこれで良かったのでしょうか...」
俺は光写真館のあった場所、猿渡研究所の跡地に来ていた。
「アイツを支えられるくらいには強くなりました。だから....」
龍斗は違う世界にいるであろう士に決戦の時が近いことを語っていた。
ふぅ...終わりが近い...