迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
警告しましょう。この先、何があっても作者は責任を負いません。
恐怖で眠れなくなったりだとか、興奮して眠れなくなったりだとか、etc...
簡単にいえば、ヤンデレグロモノに慣れていない方はご注意を】
警告しましたからね?ブラウザバックするなら今ですよ?
...記念作品のはずが、ドウシテコウナッテシマッタンダ...
はやてに対してディアーチェを犠牲にする事で逃げ出すことに成功した幼女こと戦兎は、逃げ場に人の集まるミッドチルダの街中を選んだ。
理由は二つ。道を憶えている為に逃げやすいことと、幼女になってしまった為に無くなった体力を補う為だ。
本来ならば街を抜けた人気の少ない場所まで逃げるのがいいのだが、街に入るまでにかなり体力を持っていかれていた戦兎は逃走計画を変更せざるを得なかった。
「はぁ...はぁっ...」
エボルトに見つかり、捕まりかけ、傷付きながらも逃げ続ける戦兎。その先で待っていたと言わんばかりにはやてが両手を広げて構えているのが見えた。
「おいで~!巧にぃ~!」
「...」
それを尻目に逃走ルートをすぐさま変更しはやてからも距離を取る。後5分も走り続ければ町の外へ出れるというときに、彼は羽交い締めにあい捕まってしまったのだ。
「............」
「でぃ、ディアーチェ!?」
彼女の様子は数分前と異なっていた。その様子は目が死んでいる、それだけでなく小さく何かをつぶやいていた。
戦兎はその言葉を聞き取ることができなかったが、明らかに何かに怯えており、その小さな身体が持たないであろう力が発揮されているのだ。
「ナイスや王様...約束は守るで?」
「....かえりゅ」
「ええ、必ず未来へと返してあげますよ。さぁ、マスターをこちらに」
普段から戦兎に対して歪んだ感情を持っているはやてとミカはそれぞれが独占するのではなく、自分達の手の届くところに置いておくことにしたのだ。
勿論、自分達以外は関わらせないが。
「ディアーチェ!離してくれっ!今俺が捕まったらっ」
「みいつけたぁ」
戦兎は自身が街中で捕まってしまった事で焦っていた。エボルトがもし今の状況を見て暴れたら、世界が終わりかねないと。
彼の体にはしっかりとエボルトに吸収されかけた記憶が残されていたのだ。本人は無自覚だが、両足を震わせてゆく。
「あ、ああ、アアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
羽を広げたえぼたんは直ぐに戦兎の目の前に現れ、剣を振り上げる。
「もう、逃がさない。逃げる手や足はいらないね」
緩みに緩んだ顔で、その剣を振り下ろした。
「ああ~!王様だ~!大丈夫だった?」
「良かった、無事だったんですね!」
「いや待ってお姉ちゃん。様子が変よ?」
「...ディアーチェ?」
「.....きゅう」
鉄臭い匂いの染みついたエプロンと、少しの赤い液体を顔に付けたまま気絶した彼女は無事に未来へと帰還した。
「レヴィ、少し手伝って下さい」
「ええ~、僕が手伝ったら出来るものもできないかもよ~?」
「皿くらいなら運べるでしょう。ほら、ディアーチェも手伝って下さい」
「は~い、シュテル
サブタイトルの被害とは、只々巻き込まれたディアーチェの事。
最初はヤンデレスイッチで彼女もヤンデレに...なんて考えていたんですが
それよりもヤベーイ奴がいる為にボツになったという裏話があったりします。
これにて終了。と言いたいところですが、あと一話だけ続きます。
ええ、続きますとも。このままだと、四肢欠損の幼女(中身は男)が愛され続ける事になりますので、ね。