迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
作者は大学生となり、一人暮らしを始めることに___
バイトと学校、FGOのイベント、etc.
ようやく筆を持てる位にはなったので、投稿。
お待たせしました、それではどうぞ!
「アナザーライダーはそのオリジナルの力か、それ以上の力が無ければ倒せない」
アナザーライダーの誕生と、それによる影響、そしてどうやって倒すのか。
一斗達は少年と青年、常盤ソウゴとウォズからその話を聞いていた。
「尚更、先輩達の力を借りた方がいいと思うんだけど...」
「残念ながらそれは出来ない。何故なら今のクローズは力を失ってしまっている」
現在、龍斗を含めたこの事件に関わった人物達と連絡が付かなくなっている。それは全てアナザーライダーの誕生が原因であり、結果としてビルドがこの世界に来なかったらというIFの世界へと変わり始めているのだ。
クローズ、龍斗は倒されたわけでなく、その力を手に入れた事が
「つまり今戦えるのは私達のみということだ」
青年、ウォズは本を片手にそう話す。隣でソウゴが両腕を組み、うんうんと頷いている。
「だから、二人の力を貸してほしい。グリスと覇王の力を。」
このままだと大勢の人たちが、忘れてしまうのだ。この世界を何度も救った英雄のことを。
当の本人はそれを望んでいるかもしれないが、一斗にとってそれは関係のないことだった。
「分かった、よろしくソウゴ」
「ああ、一斗」
ウォズが勢い良く本を開き、両手を広げようとするがアインハルトに
「何をするんだ」
「私は貴方を信じられない。常盤さんの言葉は信じられますが、貴方は何か別の目的の為に___」
アインハルトが言葉を続けようとするがそれをウォズに止められる。
「おっと、私の目的はただ一つだよ、アインハルト君。この本に載っていない未来へと我が魔王を導くこと。ただそれだけさ」
アインハルトはそれ以降口を開くことはなかったが、暫くの間ウォズを睨んでいた。
___________
その場にただ立ち尽くし、動かない黒い異形。それは視界に入る生命体を跡形もなく破壊する。
ベルトも、
無事に彼等は逃げられただろうか。他の誰かに助けを求められただろうか。
気になることは沢山あるが、いまの身体を動かして異形から逃げきれる可能性は低い。
そこへ、複数の足音が近づいてきた。
「な、なんで....」
そこには、先程逃がしたはずの彼らの姿があったのだ。自身が頼るように言った人物が傍に居なかった。代わりに見知らぬ2人がそこには居た。
「見つけたよ、アナザービルド」
ソウゴはウォッチを取り出すとベゼルを回し、正面にライダーの顔を創り上げる。
「我が魔王からの指示でね。君を倒す」
左手に本を抱え、右手で形が変化したウオッチを構える。
「父さんを返してもらうぞ」
スクラッシュドライバーを装着し、いつも通りにゼリーのキャップを捻る。
「行きますよ、ティオ」
制服の肩に乗せた相棒が返事をしたのを確認する。
『ジオウ』『ウォズ』『ロボットゼリー』
『ACTION!』
「「「変身!」」」「セットアップ!」
辺りは破壊されたのか、脆くなっていた建物の一部が風で崩れ落ちた。
それと同時に視野が広がったにティーダは4人の姿を見たのだ。
「心火を燃やして、ぶっ潰す!」
次世代の、新たな希望を。
さらば平成、よろしく令和
活動報告を最新したので、良かったらどうぞ。
デネブ「ブレンと響鬼をよろしく!」
???「シイタケ入れんな!!!!」
あれ?この人何処かで見た事が...
顔は覚えているんだけどなぁ...なんて名前だっけ?