迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
これからも沢山の修正をするつもりです。
その為ストーリーが異なる場合があります。
ご了承ください。
12月24日。世間的にはクリスマスイヴだ。
この前確認したら俺のハザードレベルが5.0、龍斗は4.0になったため、お互いにアタッシュケースの新たな鍵を開けた。
「.......」
「なんだこれ?ベルト?」
龍斗はスクラッシュドライバーを手に入れた。対して俺は...
「...ハザードトリガー...か....」
「戦兎は..なんだそれ?」
仮面ライダービルド本編にて暴走を続ける万丈を止める為に使用した禁断のアイテム。
「ハザードレベルを強制的に上げることが出来るものだ。だが、これはネビュラガスを利用した万能強化剤プログレスヴェイパーによる強化だ。だから浸透レベルが危険域に達すると脳が刺激に耐えられなくなり、理性を失い目に映るもの全て破壊しようとする暴走状態になる。」
「なんだよ..それ...」
「ハザードトリガー...またの名を禁断のアイテム。」
アタッシュケースをかたずけ作業に入った。俺は夕方に控えた闇の書の管理人格との戦いに備えて準備していた。龍斗のビルドドライバーが仮面の男達との戦闘で故障してしまったのだ。ベルトの魔力が空っぽになったためフルボトルを使ってため直していた時だった。
突然、人払いの結界が張られたのだ。すぐさま外に出ると夕方に現れるはずのリインフォースが空にいた。
やられた。そうとしか思わなかった。依然、シャマルが俺のリンカーコアを狙ったものの吸収に失敗したと思っていたが、それはどうやらフルボトルから吸収したみたいだ。あの時は10本しか持っていなかったからよかったものの、60本全ての魔力を吸収されたら闇の書の完成は最も早くなったのかも知れない。
「いくぞ、戦兎!」
まだ変身出来ないビルドドライバーを持って行こうとする龍斗。だから
「龍斗、ほら」
「おっと、これは?」
ゼリーとベルトを投げ渡す。
「そのベルトはスクラッシュドライバー。ゼリーを使う事で変身出来るからな。ハザードレベル4.0のお前なら使えるはずだ。でも、そのベルトには副作用がある。俺が支持するまで使うなよ。後これも。」
「わかった。これはなんだ?」
バットフルボトルとスイッチも渡す。
「どうしても戦うと言うならこのスイッチを変身後に押せ。お前を空に転移させてくれる。さらにこれを使えば空も飛べるはずだ。うまく使えよ?」
「おう!」
「あと、俺はこれを使うかも知れない。だから、暴走したら止めてくれ。」
「禁断のアイテム...わかった。いくぞ!」
龍斗が魔法陣を展開し、アースラへ転移した。
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戦兎にあれは渡したし、あいつらには原作通り、いやさらに佐野巧に化けて八神はやてにヴィータを消滅させる所を見せつけさせた。
「闇の書の完全起動だ....ん?」
部外者がいるみたいだな。忘れていたな。
「助けに行くか...」
俺はグレアム提督の毒を解毒してから地球へ向かった。
さあ、実験を始めようか?