迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
それでも、書いていくつもりです
アースラでリンディさんに会う。
「なのは達はもう戦っていますか?」
「ええ、もう始まっているわ。」
「遅かったか!」
遅かれ早かれ戦闘になるとわかってはいたがこんなにも早いとは。
原作のお見舞いの時間が早まってしまったのか...
「リンディさん、これを。」
「!これって...」
「俺から渡せる切り札です。貰って下さい。」
「...わかったわ。」
俺はスパークリングのような缶を渡す。ビルドドライバーの修理と共に創っておいたのだ。どう使うかはリンディさん次第だが。
「クロノ、話がある。」
「なんだ?」
「まずはこれを。お前にとグレアム提督から貰った。」
俺はデバイス、デュランダルを渡す。これは家に帰った時にアタッシュケースの上に置いてあったのだ。ご丁寧にスタークからの手紙と一緒に。そこにはスタークがグレアム提督達を操り闇の書を封印させようとした。と、書いてあった。アイツは何を企んでいるんだ?
「いつ会ったんだ?」
「話は後だ。それよりも頼みがある。闇の書は呪縛することができるんだがそれにわざとかかってくれないか?そうすれば内側から闇の書の主、八神はやてに接触できるはずだ。」
「...君からの頼み事だ。断る理由もない。やらせてもらうよ。」
「ありがとう。さて、俺も出ます!転移をお願いします!」
『トラ』『ユーフォ―』『ベストマッチ』
ベルトを装着し、フルボトルをセットする。
「まて、俺も出る!」
「ダメだ。お前は俺たちの支持がきたら出てきてくれ。」
「........わかった。」
龍斗にとどまる様に言いハンドルを回す。
「空中に転移します。準備はいいですか?」
『はい!』
『ARE YOU READY?』
「変身!」
俺はなのは達が戦っている近くに転移した。
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『未確認ジャングルハンター トラユーフォー』『YEAH!』
「くっ..」
慣れないフルボトルで空を飛んでいるため、少し安定しない。
「時間がない!」
「いくぞ、クロノ!」
「ああ!」
それでも加速させた。なのは達の元へ。
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「なによ、これ..」
私はすずか達とはやてのお見舞いに来ただけなのに...
「なのはとフェイトが...飛んでる...?」
そんな中で急に景色が変わった。
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「まったく、世話の焼ける。」
「あ、あなたは...」
「おっと、気にするな。それよりも見ろよ、お友達が戦ってるぜ。」
「えっ...」
私達はさっきまで見ていたはずの病院の屋上にいた。
「安心しろ、ここにいることは誰にもわからねえよ。じゃあ、少し野暮用があるんだ。」
男の人は何処かに消えてしまった。
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[なのはさん、フェイトさん。今戦兎がそっちに向かっているわ。]
[わかりました!][戦闘を続けます!]
どうやら戦兎さんが向かっているみたいだ。すぐに声が聞こえてきた。
「なのは、フェイト!お待たせ!守護騎士達は俺が相手をするから二人は闇の書を頼む!」
「わかりました!」「私も一緒に戦います!」
戦兎さんとフェイトちゃんが守護騎士達の相手をしている中、私は闇の書に語りかける。
「貴女を止めます!」
「眠れ、そうそれば永遠に夢を見続けることが「私には夢がない。」...」
「それでも夢を守ることができるって言ってくれた人がいた!だから、貴女を止めてみんなの本当の夢を守るの!」
「それは単なる幻想だ。現実はそんなにも甘くはない。」
「それでも私は自分の出来る事をするだけなの!レイジングハート!」
[Yes,my master!]
「バインドで動けなくしてからディバインバスター!」
[All right!]
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「今だ、離れろ!」
「はい!」
飛んだままトラの腕で切り裂く。だが、そこまで効いていないようだ。
「フェイト、シグナムは任せた!」
「了解です!」
ヴィータとシャマルを引き付けフェイトから離れる。
「グラビティ!バインド!」
魔法をかけて二人を飛べなくしバインドで拘束しようとする間にスパークリングを取り出し、振ってすぐにタブを開ける。そしてセットする。
『ラビットタンクスパークリング』
ハンドルを回し、ビルドマーク型のスナップライドビルダーを展開する。
『ARE YOU READY?』
「ビルドアップ!」
前後から挟まれ、両腕を少し横に広げる。すると、炭酸を彷彿とさせる水滴が散る。
『シュワッと弾ける! ラビットタンクスパークリング! イエイ!イエーイ!』
「いくぞ!」
戦闘は続く。
『ドリルクラッシャー』
『ユニコーン』
『ボルテック・ブレイク』
「はああああ!」
フルボトルをセットしてヴィータの魔力弾を貫く。それでも、二人を止めることはできない。
「やるしかない...のか...!」
次回、「ハザードトリガー」でお会いしましょう。
.....ハザードトリガー大好きなのかな...