迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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A‘sの途中の話です。
先に書いてしまったので投稿しておきます。
ネタバレ注意です。
イヤな方はブラウザバックをどうぞ。



追申


ここから先は作者の根気との戦いです。

何でも許せる!って方はどうぞ。

あ、ゆるさん!て方もどうぞ。



35.ハザードトリガー

暴走する闇の書。リインフォースを止める方法はあるにはある。

 

「戦兎さん!」

 

フェイトに呼ばれて思考を戦闘に戻す。

勝てるには勝てるだろうが、暴走するかもしれない。

だが、迷っている場合ではない。

 

「二人とも、時間を稼いでくれるか?」

 

「は、はい。わかりました!」

 

「分かったの。」

 

二人に守護騎士達の相手をしてもらう。

 

「もう、どうにでもなれ!!」

 

スパークリングを外してから

ハザードトリガーを取り出し、蓋を外してスイッチを押す。

 

『ハザード・オン』

 

乗りが良さそうな音声が響く。

そしてビルドドライバーにセットする。

そしてラビットタンクのフルボトルをセットする。

 

『ラビット』『タンク』『スーパーベストマッチ』

 

いつもと違う音声が鳴るなか、ハンドルを回す。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

待機音とともにハザードライドビルダーが前後に形成された。

もう、後戻りはできない。

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

そして俺は黒に染まった______

 

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『アンコントロールスイッチ ブラックハザード』『ヤベーイ!!!』

 

後ろから聞きなれない音が聞こえてた。また新しい姿に変わったのだろう。

そう思いながら振り返る。

 

「「えっ..」」

 

なのはと声が被ってしまう。それもそのはず、見慣れない真っ黒なビルドが立っていた。

 

「何...あれ?]

「魔力が上がってる.....」

 

驚愕している間に守護騎士達に抜かれてしまった。

 

「戦兎さん!」

 

叫んだ時にはもうデバイスを振りかぶっていたが、

戦兎さんは簡単に受け止めていた。

 

「さて、八神はやて!自分を見失うな!」

 

そう言うと戦いに戻る戦兎さん。

凄い。その一言だけだった。

簡単に4人を相手にしているのだ。

 

「二人は闇の書本体を頼む!」

 

「「はい!」」

 

なのはと共にすぐさま戦いを再開した。

 

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___________________________

 

さて、どれだけ自我を保っていられるのか。

このままでは自分は暴走するだろう。その前に片を付ける。

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

4人に出来る限りのラッシュを叩き込む。

だが、バインドを受けて

魔力弾に当たりまくってしまった。

 

「や、やめろおおおお!!!!」

 

脳内にとてつもない衝撃を受ける。そして俺は理性を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

____________

 

 

スイッチを押してハンドルを回す。

 

『マックスハザード・オン』

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『READY GO』『オーバーフロー』   『ヤベーイ!!!』

 

黒い靄が出てきて四人の動きが止まった。そしてまたハンドルを回す。

 

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『READY GO』『ハザード・フィニッシュ』

 

そして4人目掛けてキックを放つ。

爆発が起こり、その場所には何も存在していなかった。

 

「えっ」

 

なのはは驚いていた。戦兎が守護騎士達を消滅させたからだ。

更にビルドがこっちに向かって走りながらフルボトルを変えてきた。

 

『タカ』『ガトリング』『スーパーベストマッチ』

 

ハンドルを回してホークガトリングハザードフォームにチェンジ。

さらにスイッチを押し、ハンドルを回す。

オーバーフローの音声と共に羽が生えて飛んでくる。

おかしい。明らかにおかしい。魔力が先程よりも多くなっている。

戦い方もおかしい。荒々しくなっている。

 

「うわっ!」

 

一番近いなのはに攻撃を仕掛けてきた。

 

「戦兎さん!」

 

「何でなのはに攻撃を?」

 

まるで見えてるものを破壊しているようだ。そんな中で闇の書に私は狙われてしまった。

 

 

_____________________

 

不味い、闇の書がフェイトを狙っている!戦兎が言っていた通りなら...

 

「フェイト!」

 

「っクロノ!!!」

 

俺はフェイトの代わりに呪縛を受けた。

 

__________

 

 

「はっ.......はっ.......」

 

戦兎のやつ、禁断のアイテムを使いやがった。

不味い。あれが暴走したら誰も止めれない。

だけど...

 

「.......」

 

走りながら手元を見る。

青いフォルムにスロットが一つだけのベルト、

 

 

 

〈スクラッシュドライバー〉

 

 

 

ハザードレベルが4.0になった俺ならこれが使える。だけど...

 

「やるしかないのか.....!」

 

黄色いゼリーを片手に走っていった。






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