迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
観客席から無数の声が聞こえてくる。今日はDSAA決勝。龍斗が選手として参加してここまで来たのだ。
『か、勝った。勝ちました!初参戦の万丈選手が、優勝を果たしました!!!!!!』
俺はセカンドでアイツの戦いを見ていたのだが、龍斗がとんでもない事を言い出した。
「ベルトは相手には悪いけどいらねえ! 今から特別戦を申し込む!!!!」
『おおおおおおおおおお!チャンピョンにならずに万丈選手は新たな相手に挑むようだ!
相手は誰なのか!!!!!!!!!』
...嫌な予感がする。今すぐここから離れたい...
「俺は俺のセカンド、戦兎を指名する!!!!!!!!!!」
ヤベーイ! 逃げられな~い! すぐにスポットライトが当たる。
「さあ、戦兎!ようやくだぜ!」
「戦ってみたいって言ってたけど、まさかここでとはな...」
諦めてビルドフォンで龍斗の傷を完治させてリングに上がる。
『!!!!!!!!!!お、おおおっと!!!戦兎と呼ばれた青年によって万丈選手の傷が全て治った!!!一体、どんな魔法を使ったんだあああああ!!!????!!?!』
騒がしいな...ビルドのことは情報を漏らしていなかったからな...
「やるぞ、龍斗。」「おう!」
龍斗と共に向かい合いながらビルドドライバーを装着する。
『二人共ベルトを装着したぞ!!!!』
アイツはクローズドラゴンにフルボトルをセットしベルトに沿える。
俺はフルボトルを振る。
『何が行われようとしているのか!!!!』
『ラビット』『タンク』
『クローズドラゴン』
お互いにベルトにセットしハンドルを回す。そしてファイティングポーズを取る。
『変身!』
展開されたスナップライドビルダーがお互いを前後から挟み込む。
『鋼のムーンサルト! ラビットタンク!』『YEAH!』
『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!』 『Yeah!』
『す、姿が変わったあああ!!!強化魔法なのか!!!???』
龍斗が審判にルールを説明してくれる。
「審判!ルールはどちらかが降参するか又は変身が解除されるかだ!」
「すみません、よろしくお願いします!」
『わ、わかりました!』
さてと...
「桐生戦兎。ビルド式の魔導士。」
「おう、万丈龍斗。同じくビルド式の魔導士!」
『ビルド式??!!新たな魔法が判明したぞ!!!!!!!』
カウントダウンが始まる。
『3』
『2』
『1』
『GO!』
「おらああああああああああああ!!!」
「はあああああああああああああ!!!」
お互いの拳がお互いの頬をとらえようとしていた。
常に考えるのは最強の自分だ!