迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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少しタートルウオッチの設定が異なっているみたいですが、このままで行かせて頂きます。


それでは本編をどうぞ。


訂正

スタークとの会話に文章を追加しました。


48.オクトパスライトハザード

「よお、久しぶりだな戦兎。」

 

「スターク...」

 

泣き止んだ俺にスタークが話しかける。立ち上がりカプセルから離れる。

 

「お前、本当にアルハザードにいたんだな。」

 

旅を始める前にアリサちゃん達から聞いた伝言道理にここにいる。その理由が気になった。

 

「戦兎、俺が...」

 

「疑問に思っただろ?何故アルハザードにいるという情報を与えた上で俺がここにいるのか。お前たちには教えておこうと思ってな。」

 

龍斗が警戒して俺の前に立ってくれる。あいがたいけどそれよりも。

 

「何の真似だ?」

 

「オイオイ俺達の仲じゃないか。効くだけでいいんだよ。」

 

怪しさしか感じ取れない。

 

「ジェイル・スカリエティという男を知っているか?」

 

「スカリエティ?誰だ?」

 

こいつは....また何かを始める気か!

 

「戦兎は名前だけは知っているだろ。奴がビルド式に目を付けた。だがこの世には対応したデバイスは二つしか存在していない。ビルドフォンとクローズドラゴン。奴はそれらを狙っている。」

 

ニュースでもはやてちゃんが話したからかスカリエティの耳に入ったみたいだ。益々ミッドチルダに戻れない。だが

 

「それはお前がアルハザードにいる理由にはならない。」

 

「そのとおり。俺がここにいるのはある二人を手に入れる為だ。お前ならわかるんじゃないのか?」

 

アルハザード出身は物語で登場したのは一人だけ。さっきのサーモグラフィの情報からだと...!

 

「....プレシア・テスタロッサとアリシア・テスタロッサか?」

 

「正解だ!流石にこれだけ情報がそろっていればわかるだろ。」

 

だが、残りの反応を一斗とすると、俺が探索していない方向から来たスタークじゃない誰かがいる?

 

「...二人を手に入れさせたのか...ナイトローグに。」

 

「残念ながら不正解だ。頼んだんだよ、ローグに。」

 

ローグ!その呼び方って事は既に...

 

「ティーダにクロコダイルクラックを渡したのか。」

 

「ああ。アイツは魔法よりも強力な力を求めていたからな。お前に負けた事で自ら仮面ライダーになる事を選んだんだよ。」

 

ティーダ...彼は何のためにスタークに手を貸している?

 

「あと、話は聞いていると思うが俺がグレアム提督を利用したことを。」

 

「ああ。リーゼ達を操ってまでなにを?」

 

「お喋りはここまでだ。そのカプセルも回収させてもらうぞ!」

 

スタークが発砲してくる。カプセルを安全な所に移動させなければ!

 

「龍斗!スタークを頼む!」

 

「おう!」

 

『ドラゴンゼリー』

 

「変身!」

 

『潰れる』 『流れる』 『溢れ出る!!!!』

 

『ドラゴン in クローズチャージ!』 『ブラァ!!!』

 

『ツインブレイカー』

 

龍斗が変身しツインブレイカーで牽制をしてくれている間にフルボトルをベルトにセットする。

 

『ニンジャ』『コミック』『ベストマッチ』

 

「変身」

 

『シノビのエンターテイナー ニンニンコミック』『YEAH!』

 

『4コマ忍法刀』

 

「ふっ!」

 

『隠れ身の術』『ドロン!』

 

すぐさま忍法刀を呼び出し隠れ身の術を発動させ離れた場所に転移する。さらにコミックフルボトルの力で周りからばれないように擬態させた。すぐに龍斗の元へ戻る。

 

「はっ!」

 

「戻ってきたか...」

 

スタークは既にクローズチャージを倒しており、離れた所に倒れている。幸い変身解除はされてないようだ。スタークは以前よりも強くなっている。いや、以前は手加減をしていたのだろう。

 

『ハザード・オン』

 

使うしかない!

 

ベルトにハザードトリガーをセットしフルボトルを変える。

 

『オクトパス』『ライト』『スーパーベストマッチ』

 

ハンドルを回してハザードライドビルダーを展開する。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『ARE YOU READY?』

 

まるでエコーするように覚悟はいいか?と聞こえてくる。最悪撤退だけでもさせられればいい。

 

「ビルドアップ」

 

前後から挟み込まれハザードへと姿を変える。 

 

『アンコントロールスイッチ ブラックハザード』『ヤベーイ!!!』

 

「来たな。」

 

「はぁ!」

 

オクトパスライトハザードは攻撃を仕掛けるがことごとくガードされる。だがハザードだからか、以前よりもダメージは入っているようだ。だがハザードは待ってくれない。

 

「ぐっ...身体が..いう事を効かない...!」

 

『マックスハザード・オン』

 

勝手にスイッチを押しハンドルを回す。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

 『READY GO』『オーバーフロー』  

 

「いう事を、聞け!」

 

自我を保てているいうのに身体が勝手に戦っている。

 

「自我を失うことなく暴走したか!」

 

スタークは猛攻を受けているのに嬉しそうに話す。

 

 『ヤベーイ!!!』

 

 

「がぁ!」

 

スタークを吹っ飛ばした。

 

「...ハザードレベル5.3...どんどん上がっていく。これが禁断のアイテムの力か!」

 

あれだけの打撃を食らっているのに何であんなにも元気なんだアイツは!

 

「...これ以上は時間がないか...」

 

段々とスタークが薄くなっていく。

 

「じゃあな戦兎。チャオ♪」

 

あっという間に消えてしまった。だが、俺の身体は暴走したままだ。このままだとクローズを狙ってしまう。

 

「龍斗、逃げろおぉ!」

 

倒れているクローズ目掛けて勝手に足が動く。

 

「う、うあ、ぁ」

 

龍斗の声が聞こえるが身体は止まらない。

 

『マックスハザード・オン』

 

「や、やめろおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

拳を握り締めて黒い靄が発生する。そのままクローズを殴ろうとする。だが

 

「あっ...」

 

力が抜けて膝から崩れ落ちる。

 

「戦兎、止まったか...」

 

龍斗がギリギリのタイミングでハザードトリガーを取り外してくれただめ、そうなったのだ。

 

「ありが...とう...」

 

俺は気を失った。

 

________

 

「止まったか...」

 

戦兎がハザードトリガーを使ってまでスタークを撤退させた。

 

「俺ももっと強くならなくちゃ...」

 

守りたいものさえ守れないのはダメだ。

 

「コントロールが出来ない...か...」

 

さっきスタークと戦った時にどんどん身体がいう事をきかなくなった。戦兎にスクラッシュドライバーの副作用については教えてもらっている。

 

フルボトルの成分を最大限まで活かすことでビルドドライバーを遥かに超える力を発揮できるが、その分ネビュラガスの影響をより強く受けるという。使用すればするほど好戦的な気質がむき出しになり、使用者は戦闘に取り憑かれるようになるらしい。

 

「覚醒か...」

 

戦兎の話によると覚醒できると身体のコントロールが出来るようになるらしい。それが出来れば...

 

「特訓、するかな。」

 

目標はまず、覚醒してコントロール出来るようになる!

 




『時をかける甲冑 タートルウオッチ』『YEAH!』


....ガンバライジングのカードが欲しい..


他のスーツのないベストマッチどうしようかなぁ


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