迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
「仮面...ライダー?」
突然現れた赤と青の戦士に、私たちは驚いた。
ほとんどダメージを与えられなかった怪物に対して
確実に攻撃を決めているのだ
「な、なのは。あの人からロストロギアの反応があるんだけど...」
「そうなの?」
どうやらあの人、ビルドはロストロギアらしい。でも、
「暴走してないよね」
「うん、完全に制御しているよ」
凄い、ジュエルシードのような物を完全に制御しているんだ。
ミッドの魔術師SSSランクよりも強いかもしれない。そうユーノが考えていると
『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』
ビルドが異形を倒していた。
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俺は二人の前に移動しようとするとどこからか足音が聞こえてきた。
「................................」
振り向くとそこにはナイトローグが立っていた。
「.......フルボトルをよこせ」
トランスチームガンを射ってくるのでフルボトルを換える。
『ゴリラ』『ダイヤモンド』『ベストマッチ』
ハンドルを回す。
『ARE YOU READY?』
「ビルドアップ」
『輝きのデストロイヤー ゴリラモンド』『Yeah!』
すぐにハンドルを回して弾をダイヤモンドに変える。
『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』
ゴリラアームでダイヤを殴り、ナイトローグを撤退させたようだ。
「ふう.....」
一息ついて変身を解除した。
「君たち、大丈夫だったかい?」
「「は、はい...」」
二人はそう返してきた
「あ、今日お店に来ていた...」
「おっと、名乗っていなかったね。俺は桐生戦兎。またの名を仮面ライダービルドだ。」
「僕はユーノ・スクライアです。さっきの怪物といい、ビルドとは何ですか?」
ユーノに質問されたので答えることにする。
「あいつはスマッシュ。特殊なガスを注入された人間さ。
ビルドはこのベルトにフルボトルをセットし、変身した姿さ。」
「なっ..」
驚愕だったのだろう。黙り込んでしまった。
「あの、何故私の名前を知っていたんですか?」
「ああ、それはP.T.事件を知ってたからだよ。」
「あれ、名前は黙認されているはずですが...」
「この地にいたからな。悪いけど見させてもらってたよ。」
噓だけどね。今は本当のことは話さなくていいだろう。
「とりあえず、家に帰るといい。もうすぐ6時だからね。」
「そうですね。明日、翠屋に来てください。」
「分かったよ。ほら、乗って。送っていくよ。」
彼らを送り、家に帰る。
一日目からこれだからな...先が思いやられるな....