迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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きっとそれは...


正義の味方になりたかった男の...



あ、勿論本編と関係ありませんからね?


それでは本編をどうぞ。


54.過去との

俺達は街に来ていた。街並みに変化が感じられる。

 

「戦兎、今年って...」

 

「ん、なぁ!?」

 

旅立ってから10年も立ってる!龍斗が掲示板を見なかったら勘違いをしているところだった。

 

「父さん?龍斗もどうかしたの?」

 

「いや、ミッドチルダに来る前にここを離れたのが10年前だって事に気が付いてな。」

 

「ふうん。」

 

一斗に話しかけられそう返す。だけど..

 

「ここは未だに空き地か....」

 

「そうだな。」

 

猿渡研究所跡地。ここは変わらずに空き地のままだった。

 

「帰って来ましたよ、士さん。」

 

龍斗がふと話す。すると一斗が反応する。

 

「士さんって誰なの?」

 

「俺の...なんだ..父さんのことだよ。今は旅に出ていてどこにいるのやら。」

 

「おじいちゃんか...会ってみたいなぁ。」

 

「会えるよ、きっと。」

 

「おう。」

 

大事な話を始めよう。

 

「一斗、俺はお前の本当の父親じゃない。」

 

「えっ?」

 

混乱しているけど伝えてしまおう。

 

「お前の本当の両親はここで眠っている。今まで伝えられなくてごめん。」

 

「.......それでも今は、父さんが父さんでしょ?」

 

「!」

 

ああ、本当に....

 

「父さんが俺の父親であることには変わりはないよね。」

 

「....ありがとう、一斗。」

 

「その代わりに俺の両親について教えてよね。」

 

「ああ。」

 

 

やりましたよ...博士、美空さん...あなた方の息子は、とても強い子です。

 

 

___________

 

一斗に全てを伝えた。それで終わるわけじゃない。

 

「一斗、これを。」

 

「これってスクラッシュドライバー?」

 

「ああ。お前用に作っておいた。これがお前の力になってくれるはずだ。」

 

「ありがとう、父さん。」

 

一斗にドライバーとロボットゼリーを渡す。一斗は既に人体実験を受けてしまっている。だからこそ、ビルド式を今のうちに使い慣れておくのがいいと思ったからだ。

 

「俺と同じだな。先輩になるのかな?」

 

「先輩?これから龍斗を先輩って呼ぶ!」

 

龍斗と一斗の何気ない会話に目が潤んでしまう。

 

ガタン!!!

 

『?』

 

急に物音が聴こえる。何かが落ちてきたようだ。

 

「龍斗、一斗と待っていてくれ。俺が確認してくる。」

 

「分かった。気を付けろよ。」

 

「ああ。」

 

跡地に足を踏み入れ進む。しばらくすると地面に刺さるカプセルを発見する。

 

「これってフルフルラビットタンクボトル?」

 

回収してカプセルを開ける。するとメッセージが流れてくる。

 

『やあ、元気にしているかな?もうあれから10年たったねぇ。おっと、これはアタッシュケースに入れ損ねた物だ。君が研究所に近付いたら転移するようにしておいたよ。

 

僕は元気でやっているよ。君が幸せになってくれることを祈っているよ。

 

葛城巧より。』

 

葛城さんからのメッセージだった。

 

「久しぶりに、声を聴いたかな。」

 

カラッと晴れた空を見上げて俺は泣いていた。

 

 

_________

 

龍斗と一斗にフルフルラビットタンクボトルを手に入れたことを伝え、観光に入る。

 

今は翠屋に来ていた。

 

「ここは変わってないなぁ。」

 

「そう簡単には変わらないよ、こういう所は。」

 

そう話しながら店の中に入る。

 

「いらっしゃ..戦兎くんじゃないか!!」

 

「あ」

 

『?』

 

忘れてた...ここって高町家のお店だった。だから...

 

「お久しぶりです、恭也さん。」

 

スタークにハードスマッシュにされたこの人に再会した。

 

 

__________

 

 

こってりと恭也さんに話させられた。龍斗と一斗は既にシュークリームに手を付け終わっている。

 

「長いですよ...恭也さん...」

 

「済まない。だが急に旅に出たりするから中々戦えなかったんだ。今日こそは!」

 

「それはこの後でお願いします...」

 

思ったよりも戦闘狂だこの人...!

 

____________

 

 

なのはが帰省したり、スバルに詰めかかられたりされたが今は...

 

「ちょっとスバル!あんたさっきからお肉食べ過ぎ!」

 

 

 

「え~だってぇ~...ってあぁぁぁ! ね、狙ってたお肉がぁぁぁ!!!」

 

 

 

「ふっ、甘いでぇスバル。バーベキューの網の上は常に戦場や!周囲を警戒し、尚かつ自分の領分をしっかり守る。それがバーベキューの基本中の基本や!!!」

 

「了解です!八神部隊長!」

 

「ヴィータ。お前も少し食べすぎだぞ! 貴様っ!私の焼いていた肉を全て取りおって!」

 

「ハッ、あまいんだよシグナム。はやても言ってただろ?『バーベキューの網の上は常に戦場』だってな。」

 

 

このとうりバーベキューをしております。あっちは戦場のようだ。

 

「一斗、これも食え。」

 

「ありがとう、先輩!」

 

「フリード、クローズ。お前たちの分だぞ~。」

 

こっちはこっちで凄いけどね。ドラゴン達が美味しそうに食べているのを見るとなんだか和む。

 

「見つけたぞ戦兎君!さあ、俺と戦え!」

 

おっと、戦闘狂に見つかってしまった。せっかくだから実験相手になってもらおう。

 

「いいですよ。そっちの方でやりましょう。」

 

「ありがたい。新しい力を手に入れたのでね、その相手になってくれ。」

 

お互いがお互いの力を試すことになった。




次回、ハイスピードジャンパー!



俺は俺のやり方で葛城巧を超える!!!
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