迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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エイプリルフール、FGO GO Aが配信されたのに海外の為ダウンロードすら出来ず。

悔しいなぁ。


56.戦いの後

戦いが終わり、そろそろ移動することになった。戦いの後、俺の知らない所で温泉に行くことになっていた。

 

「さて、機動六課一同。着替えを準備して、銭湯の準備を!これより、海鳴市のスーパー銭湯に向かうです!」

 

「スーパー...」

 

「せんとう?」

 

あらら、ミッドには無いから不思議に感じるよね。あとリインのドヤ顔可愛いなぁ。

 

「父さん、銭湯って?」

 

「大きな風呂のことだよ。今から移動するからスバル達と一緒に移動して。」

 

「わかった。」

 

一斗に説明してから他の六課メンバーと一緒に車で移動させる。俺はビルドフォンにバイクフルボトルを挿入してバイクに変形させる。

 

「龍斗、乗れ。俺達はこっちだ。」

 

「ん、ああ。」

 

「じゃ、先に行くよ。」

 

「了解や。また後で。」

 

はやてちゃん達が車に乗り込むのを確認してから移動する。しばらくして龍斗が話しかけてきた。

 

「なぁ、戦兎。」

 

「なんだ、運転中だから短くしてくれよ?」

 

「わかってる。あのボトルってさ、お前のいた世界から届いたんだよな。だったら帰れるんじゃないのか?」

 

「.....帰れるには帰れるだろうさ。だけど、あっちの世界では俺は追われる身。子連れなら尚更帰る訳にはいかない。」

 

「.....そうか。お前が良いならそれでいい。」

 

お互いに会話が止まり静かな街並みをバイクは駆け抜けていく。

 

 

__________

 

 

「おお、来たな。」

 

「お待たせや~」

 

はやてちゃん達も銭湯に到着する。ん、あれって...

 

「アルフも来ていたんだな。」

 

「よっ、戦兎。久しぶりだね。さっきの戦い見ていたよ。」

 

「恥ずかしいなぁ。」

 

「ハハハ。」

 

アルフと久しぶりに会う。アースラの中で会ったのだが描写が一つもなかったが。

 

「父さん、早く行こう!」

 

「おっと、走ると危ないぞ。」

 

一斗が走って銭湯の中に入っていく。俺たちもぞろぞろと移動した。

 

「は~い。いらっしゃいませ。海鳴スパラクーアへようこs...団体様ですか~?」

 

「えっと...」

 

大人は俺、龍斗、はやてちゃん達と守護騎士達、子供は一斗、リイン、アルフ、エリオとキャロか...

 

「大人15人、子供5人です。」

 

「は、は~い。ではこちらへどうぞ~」

 

店員に案内されて、皆が進んだ先は普通にロビー。そこから男湯、女湯に分かれていた。少し遅れて会計を済ませたはやてちゃんがやって来る。

 

「広いお風呂だって。楽しみだね? エリオくん。」

 

「あ、うん。そうだね。スバルさん達と、一緒に楽しんできて。」

 

「えっ?エリオくんは?」

 

「えっ!?ぼ、僕は、その、一応、男の子だし...」

 

「でも、ほらあれを見て?」

 

『女湯への男児入浴は、11歳以下のお子様のみでお願いします。』

 

エリオとキャロの会話を聴きながら利用規約を見る。これは積み...かな?

 

「せっかくだし、一緒に入ろうよ?」

 

「ふぇ、フェイトさんまで!?」

 

あ、更に積んだ。エリオは10歳。見事に問題なく、法律的にもセーフだ。

キャロはこんなことに気がつくとか、凄いな。だけど、ただエリオと一緒に入りたいだけだろうから、エリオも断りにくそう。助け舟を出したいが...

 

「エリオ、俺達は先に行くから。」

 

「じゃあな~」

 

「戦兎さん!龍斗さんまで!」

 

大義の為の犠牲となれってね☆ミ

 

うん、使っていておかしいなこれ。

 

「エリオ、頑張って!」

 

「待ってよ一斗~~~~!」

 

俺達よりも一斗が先に男湯に入っていく。

 

「頑張れ男の子。」

 

「まあ、若いうちだけだからなぁ。」

 

服を脱いでタオルを持って脱衣所から出ようとする。

 

「ハァ....ハァ....」

 

「ん、エリオ。無事だったか。」

 

「ひ、ひどいじゃないですか....おいていくなんて...」

 

「お前の自由だからな。じゃ、先に入ってるから。」

 

エリオが走ってきたのか大分疲れて脱衣所に入ってきた。

 

「おお~、かなり広いな。」

 

「父さん~」

 

「お待たせ。楽しんでいるみたいだな。」

 

エリオを置いて風呂場に入る。一斗が呼んでいるからかけ湯をして浴槽に入る。程よく温かいお湯が身を包む。戦いの後だからか色々と緩んでしまう。

 

「はぁぁぁぁ~~~~~」

 

「大丈夫?」

 

「あ、ああ。気が楽になってな。」

 

「そう。」

 

しばらくして龍斗とエリオが入ってきた。が、そのあとがエリオにとって問題だった。

 

「エリオ君~!」

 

「へ?きゃきゃ、キャロぉ!!?」

 

タオルを巻いたキャロが入ってきたのだ。何の恥じらいもないキャロと、耳まで真っ赤になるエリオ。若いっていいなぁ。

 

「父さん?」

 

「ん?どうした一斗?」

 

「キャロはこっちに来ていいの?」

 

「ああ、利用規約には男の子についてしか書いてないが、女の子もいいみたいだな。」

 

「ふうん....あ!そう呼ぼ!お~い、エリオ!キャロ!洗いっこしよ~」

 

「あらら....」

 

一斗が向かっていった。

 

 

俺は子供たちのやり取りを聴きながら龍斗と共にくつろいだ。

 

 




何だかんだ言って今はイースターホリデイです。

話を書きたいのですがやることが多すぎで....


でも頑張って書いていきます!

それでは次回!

あ、感想お待ちしております。

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