迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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遂に奴が登場!


57.鋼鉄のブルーウォーリアー

ビルドドライバーを装着した俺はハザードトリガーを取り出す。

 

『マックスハザード・オン』

 

スイッチを押しハザードトリガーをベルトにセットする。更にフルフルラビットタンクボトルを振ってから二つに折り曲げてベルトにセットする。

 

『タンク&タンク』

 

 

 

『ビルドアップ』

 

ベルトから待機音が鳴りし、俺はハンドルを回す。

 

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

 

ハザードライドビルダーが展開されて結合し、俺をラビットタンクハザードへと変身させる。

 

 

『オーバーフロー』

 

 

さらに背後から青いエニグマが現れる。

 

7輌の青い戦車型ユニット型のユニットが転移してくる。ユニットが変形して強化装甲となり、ビルドが装着しにいく。

 

 

『鋼鉄のブルーウォーリアー タンクタンク』『ヤベーイ!』『ツエーイ!』

 

「僕の目的のために彼には犠牲になってもらう必要があるんだ。」

 

「俺が絶対にそんなことにはさせない!」

 

何故海鳴市でローグと戦っているのか。それは数時間前に遡る。

 

_________

 

銭湯から出たら直ぐに放っていたサーチャーに反応が有った。

 

で、河川敷のグラウンドに来たんだけど...

 

「なんだこれ?」

 

某RPGゲームに登場しそうな見た目のスライムが大量発生していた。

 

「父さん~これとっても柔らかいよ~。」

 

あれ?原作ではこんな見た目だったかな?ヤバイ、もう思い出せなくなってる....

 

「一斗~、俺達は先に戻るぞ~。」

 

「わかった~。」

 

龍斗の声で我に返る。いけない。

 

「姉弟子達が封印するみたいだから戻ろうぜ、戦兎。」

 

「ああ。」

 

三人で先に帰るはずだった。

 

 

___________

 

コテージへの帰り道、俺達は...

 

「....どうしてここにいる、ナイトローグ。」

 

ティーダ・ランスターに出会っていた。

 

「!」

 

龍斗が戦闘態勢に入り、一斗を後ろに下がらせる。いくらベルトを持っていても一度も使ったことのない今のまま戦うのは不味いと判断したのだろう。

 

「僕はスタークに頼まれたからここにいるんだけどな。それに...」

 

『デンジャー!』

 

フルボトルのキャップを回転させスクラッシュドライバーにセットする。

 

『クロコダイル』

 

「...変身。」

 

レンチを押し下げて左右のプレスパーツでボトルを割るとボトルの成分がタンクにチャージされる。

 

その後ビーカーを模した小型ファクトリーが展開され、ヴァリアブルゼリーで満たされると、左右から巨大なワニの顎が現れ小型ファクトリーを噛み砕く。

 

『割れる!』『喰われる!』『砕け散る!!!!』

 

その衝撃でゼリーが飛び散ると同時にクロコダイラタンアーマーが形成され、頭部をワニの顎型の装甲が噛み砕きひび割れが入るようにマスクを形成する。

 

『クロコダイル in ローグ』

 

『オーラァ!!!』

 

「今の僕は仮面ライダーローグ。ナイトローグじゃない。僕の目的はその子だ、桐生一斗。君が必要らしい。」

 

なんだって!?

 

「龍斗!一斗を連れて逃げろ、俺がやる!」

 

「頼んだぞ!!」

 

「父さん!父さん~!」

 

一斗が叫んでいるが気にしない。それよりもこいつだ。

 

「一斗をスタークが狙ってるんなら...あいつに伝えろ。俺は何時でも相手になってやる!」

 

「分かった、必ず伝えるよ。」

 

そして冒頭に繋がる。




ローグが出てきたからそろそろまたグリスを登場させないとなぁ。

まぁ、気長にお待ち下さい。



FGO の二部がついにスタート!

ガチャ回そうかな...

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