迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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誤字報告に話数を入れて下さると
とてもありがたいです。

それでは本編をどうぞ。


7.たてがみサイクロン

始めから飛ばしていく。

 

『分身の術』

 

5人に分身し、畳み掛ける。

 

『『風遁の術』』『『火遁の術』』

 

一気に終わらせるためにフルボトルを振る。

 

『『火炎切り!!』』『『竜巻切り!!』』

 

分身たちが囮になっている間にフルボトルをセットする。

 

『ライオン』『掃除機』『ベストマッチ』

 

いつものようにハンドルを回す。

 

『ARE YOU READY?』

「ビルドアップ」

 

『たてがみサイクロン ライオンクリーナー』『YEAH!』

 

分身が消える煙の中ハンドルを回していく。

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

 

左手の掃除機でこちらに引き寄せ、右のガントレットから気絶する以上の衝撃波を放つ。

どうにか気絶してくれたらしい。目の前に付きの構えのまま立っている恭也の姿がある。

手加減以上に生身の人に使うことはないと思っていたが、

ここは人外魔境海鳴市だ。またこうなるかも知れない。

 

「お兄ちゃん!」

 

気絶した兄に近寄るなのは。俺は変身を解除した。

 

「ただ気絶しただけだよ。」

「そうですか...じゃあユーノ君を呼んでくるの。」

________________________

 

 

ユーノが降りてきてそのまま道場で本題に入る。

俺はアルハザード出身と偽り、ビルドドライバーやフルボトルは代々の家宝と説明した。

どうやらA‘s開始の半年前らしい。

とんだ誤算である。どうやらフルボトルはこの世界でいうロストロギアだそうだ。

募集されると大変困る。だが、振らければ、少しだけ魔力を持っているだけらしい。

不要な時は振らないようにしよう。

  

「アルハザードが本当に存在していてそこに人がいるなんて....」

 

なのはは黙り込んでいる。気になっているだろう。

だが、俺が来たのがプレシアの転移前だったからな。フェイトのためだろう。

いいこだな。未来の白い悪魔だが。

 

_______________________

 

お互いに情報交換した後、図書館へ向かう。

八神はやてに会うためだ。早めに仲良くなるのがいいと判断したからだ。

 

「ここか、祭りの場所は。」

 

朝倉が出てきた。奥深くにしまっておく。

突然ビルドフォンが鳴りだした。

 

「もしもし」

「昨日はどうだったかな戦兎。」

「何の用だ、スターク。」

「おまえ、八神はやてに会いに行ってるんだってな。」

「それがどうかしたか。」

「いやなに、問題がないかの確認だよ。」

 

図書館から窓の割れる音と共に悲鳴が上がる。

 

「なにをした!!!」

「ガスを打ち込んでやった。スマッシュの登場だぜ?」

 

そして、あのスマッシュが出てきた。


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