迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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72.ナックル!(使うとは言ってない)

今日は一斗の復学の日。如何やら今日はフクを連れていくらしい。その為

 

『♪~~~~』

 

「フォレス、こっちだよ~」

 

ヴィヴィオと遊んでいるフォレスがいるのだ。あの話し合いの後で連絡があってはやてちゃん達は聖王教会に行っている。フォワード組は各自のトレーニングだ。

 

「マスター、書類が進んでいないようですが..」

 

「ん、今からやるよ。」

 

なのはに懐くはずのヴィヴィオが俺に懐いている。これは原作と異なる為にこの先どうなるかが分からない。

 

「ただ、今は仕事をしなきゃな。」

 

俺は机の上の書類に目を通し始めた。

 

___________

 

昨日は何もなかったが今日は新しい人が機動六課に配属された。

 

「陸士108部隊ギンガ・ナカジマ陸曹です。よろしくお願いします!」

 

そう、ギンガだ。

 

「一応名乗っておくか。桐生戦兎だ。まぁ、魔術師なら知ってると思うけどな。」

 

「はい、話は聞いています。ビルド式の開発者ということですが....」

 

仕事混ざりな会話を軽くした後、龍斗にあるものを投げつける。

 

「龍斗、ほれ。」

 

「よっと、おお~!完成したのか!!」

 

「何ですかそれ?ナックル?」

 

以前から拳を使った武器の開発を進めていたのだ。それがようやく完成したから渡したのだ。

 

「クローズマグマナックル。まだフルボトルが使えないがこれも持っておけ。」

 

「おう!」

 

あのフルボトルも渡す。きっと必要になると思ったから。

 

『マスター、早く戻ってきてください。ヴィヴィオが目を覚まします。』

 

「おっとまずいな。悪いけど使い方は実践で試してくれ。それじゃ!」

 

俺は直ぐにヴィヴィオの元へ移動する。泣かれると、こっちが気まずくなるからな。が...

 

「あ、お帰りなさい。戦兎さん。」

 

ヴィヴィオがフェイトに抱きついていた。

 

「あ、パパ~。フェイトママがお菓子をくれたんだ!」

 

おお、原作道理にできるかもしれない。それよりもフェイトには聞きたいことがあったんだ。

 

「なぁフェイト。」

 

「なに?」

 

「お前、龍斗のことどう思っている?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、えと、と、友達、だよ?」

 

「いや、絶対にそれ以上の関係に...」

 

「わ、わわわわぁぁぁ!!!」

 

ヴィヴィオはフェイトの表情変化を見て笑う。

 

「フェイトママ、顔真っ赤だよ~」

 

「う、うん...」

 

こいつは、恋に落ちてますな。きっかけは闇の書事件の俺がいない間だろう。

 

「まぁいいや。さっさとくっついてしまえよ。じゃないと....」

 

「じゃないと?」

 

「年上の人に取られちゃうかもよ?」

 




このままフェイトと龍斗の恋愛物語を書きたいのですが、それは番外編で。


まだまだストーリーは進んで行きます。

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