迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
なのはをヴィヴィオのママにする。簡単なようで難しい事だ。
「なのはママ~~。」
「なに?ヴィヴィオ。」
嫌、簡単でした。なのはが魔法を使用している所を見せたらあっという間だったよ。全く、何を心配してたんだか...
「戦兎、これ滅茶苦茶使いやすいな!」
「ああ、今迄のお前の戦い方から使い易く作ってあるはずだ。」
「っしゃあ!」
嬉しそうだな、おい。まだまだ全部の機能を使えないのにな。
「ん~、龍斗...パパ?」
「!」
フェイトさんや、何を想像したんです?またまた顔が真っ赤ですぜ。
今はいつもの朝練が終わり、それを見ていた俺とヴィヴィオ、フェイトが外で散歩をしている途中の風景だ。
「姉弟子、そろそろティアナ達を待たせるのは...」
「うん、それじゃあ戻ろうか。またね、ヴィヴィオ。」
「いってらっしゃーい!」
おう、娘がいるのも....イヤイヤ、俺には一斗がいるじゃないか。
「そろそろ私も仕事があるから...」
「ん、ほらヴィヴィオ。フェイトママにサヨナラしよっか。」
「はーい!いってらっしゃい!フェイトママ!」
「はい、行ってきます!」
フェイトも仕事に戻っていった。
「さあ、部屋に戻ろうか。」
「うん!」
あ、ヤバイ。親のままでいいかも知れない。
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ただ、平和な日々は続かない。
「対象者の内、三人を確認。」
「....また会うなんてね。一斗君。」
俺達は機動六課で今日は寝泊まりするはずだったのだ。一斗もマンションではなくこちらに帰ってきている。
「ヴィヴィオを連れて離れてろ。」
「父さん...」
翼さんに多分弟と思われる男性。同時に来られると流石に辛いな。
「フク、あれを取ってきてくれ。」
『♪~~~~』
頷き割れた窓から外へ出ていくフク。頼んだぞ。
「翼さん、あなた達目的は何なんですか!」
「姉さん、話す必要はないよ。」
「そうね。ネビュラ!」
『マスター認証、リモコンブロス、エンジンブロス。セットアップ。』
『ギアリモコン』
ネビュラスチームガンにギアをセットしてトリガーを引く。すぐさまギアを取り外し弟に渡す。
『ギアエンジン』
『ファンキー!』
『潤動』
弟もギアをセットしてトリガーを引く。2人によって放たれた黒いガスは潤動という言葉をキーに彼らをブロスへと変えた。
「先ずは王様が優先よ。」
「ああ。確実に連れて帰る。」
「やらせるかよ...!」
『マックスハザード・オン』
すぐさまユニゾンしビルドドライバーを装着する。ハザードトリガーもセットしてフルフルラビットタンクボトル振る。
『ラビット』
割ってさす!
『ラビット&ラビット』
『ビルドアップ』
『ARE YOU READY?』
「変身!」
『オーバーフロー』
『ラビットラビット』『ヤベーイ!』『ハエーイ!』
守り抜いて魅せる!
次回、囚われる2人!
助けられるのか?
いやほんと、ビルドが面白すぎるぅぅ!!!