迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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あの人が味方になるのは....


76.通信

機動六課が崩壊してから一週間がたった。無事に一斗は目を覚まして今は学校に通っている。だが、まだヴィヴィオの事を引きずっているみたいだ。俺もだが。

 

スカリエッティ一味とスターク達により拠点を失った俺達は廃棄寸前だったアースラを新しい拠点として使っている。俺はこの事件を終わらせなければならない。

 

血の繋がりがある本当の親子というわけじゃない。今の俺はあの子の保護責任者。一緒に過ごした時間はわずかだけど俺にとって大切な存在になった。それだけにあの子が、痛い目に遭っていたり怖い目に遭っているんじゃないかと考えると体が震えそうになる。でもそれは俺だけじゃない。みんな何かしらの不安や恐怖を感じている。それに負けないようにみんな過ごしているんだ。

 

「....」

 

今俺はアースラのコントロール室に向かっている。はやてちゃんがこれからについて決めたらしい。到着すると既にみんなが集まっていた。

 

「巧にぃも来たな」

 

如何やら俺を待っていたみたいだ。

 

「地上本部による事件の対策は相変わらず後手に回っています。理由としては地上本部だけの事件調査の継続を強行に主張し、本局の介入を固く拒んでいるからです。よって本局からの戦力投入はまだ行われません。また同様に本局所属である機動六課にも捜査情報は公開されません」

 

 地上本部と本局の仲が悪いのは原作で知ってはいたがここまでとは...今の状況から考えれば互いに協力するのがベストだって思うはず。立場に違いはあれど管理局員ということには変わりはないんだから。それで簡単に事が進むのならそもそも仲が悪くなったりしてないんだろう。

 

「そけやけどな、私達が追うのはテロ事件でもその主犯格のジェイル・スカリエッティでもない。ロストロギアである『レリック』。その捜査線上にスカリエッティとその一味、スターク達が居るだけ。そういう方向や...で、その過程において誘拐されたギンガ・ナカジマ陸曹と戦兎さんの保護児童ヴィヴィオを捜索・救出する。そういう線で動いていく...何か意見があれば聞かせてほしい。」

 

俺たちにとって動きやすい。だが、うまくはいかない。

 

「はやて隊長、通信が入っています!」

 

「だれからや?」

 

それは、彼が動き出した証拠だった。

 

「....『ティーダ・ランスター』からです!」

 

「えっ...?」

 

ティアナはすぐさま反応した。それが6年前に死んだはずの兄からの通信だったから。

 

『手短に説明する。ビルド、スターク達からギンガ・ナカジマを奪還した!だから...僕の話を聞いてほしい...!』

 

「....あ.....ああ....」

 

そこには、10年前に会った時と変わらない、ギンガを抱えたティーダが映し出されていた。




げんと君。作者は君の伏線に気が付いていたさ。

だからこそ、スターク達にはライダー4人で挑んでほしいんだ!
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