迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
勿論この話では....
龍斗はベルトを交換してナックルのグリップを変形させベルトにセットする。
『クローズマグマ!』
ベルトのハンドルを回す龍斗の顔を俺は見ることができないが、何となくあいつの覚悟が感じ取れた。
「変身!」
俺と龍斗の間に現れたマグマライドビルダー。龍斗の頭上からバリアブルマグマを流していく。
すると複数のドラゴンが形成される。
『極熱筋肉!』『クローズマグマ!』
マグマが冷え固まり前後にマグマライドビルダーが移動してその塊を砕く。
『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』
「マジか...クローズマグマ....」
龍斗は全身から炎を纏う。
「行くぞ、スターク。覚悟はいいなぁ!!!!!」
龍斗は殴りかかるが交わされ打撃を受けそうになる。だが、それを防ぎまともにダメージを与えることに成功していた。
「ハハハハハ!!!!!やるなぁ、万丈。」
「当たり前だ!戦兎と姉弟子の仇は取らせてもらう!」
だが、それは出来なかった。何故なら....
「ほう、そういうことか...なら!」
ある方向から魔力弾が飛んでくる。それは....
「...私の仇なんて取らなくていいよ。それは...」
ああ、知りたくなかった。それは俺にとっても、龍斗にとっても絶望の始まりだった。
「俺がお前を倒せばどうなるのか??」
何時も見てきた彼女とは異なり目を赤く染めた...
「姉...弟子?」
「龍斗!そいつはなのはじゃない、スターク、エボルトだ!!!」
俺が叫んだ時には、なのはが龍斗に攻撃を仕掛けていた。
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「があああぁぁぁぁ!!!!!」
姉弟子が乗っ取られた。それだけで俺は...
「.....っ!!!!」
この怒りを、ぶつけずにはいられない!!!!!!
「スターク!!!!!!!!」
「ハザードレベルが上がったか。4.7。怒りっていうのは面白いな。」
「同感だ。実に興味深い。」
姉弟子がスターク嫌、エボルトと共に並ぶ。
「そこからどけなのは。俺の攻撃が当たっても知らねえぞ!!!!!!」
『ボトルバーン!』
俺はベルトからナックルを外してフルボトルをセットし直す。
『ボルケニック・ナックル!』
「どけえええええぇぇぇぇ!!!!!」
だけど、俺の拳はエボルトには届かない。なのはが防御魔法を展開したからだ。
「ふむ、この体はデバイスなしだと魔法が使いずらいな。」
それはやはりというか、他人事の様に話すなのはの顔をした誰か。
「なのはを返せ!」
「そいつは無理だ。お前が俺に勝てれば考えてやるよ。」
「いったな!」
俺はベルトに再びナックルをセットしハンドルを一回だけ回す。
『READY GO!』
『ボルケニック・アタック!』
「まずいな、こいつのなけなしの魔力でっと...」
次の瞬間、俺となのはの技がぶつかり合った。
____________
「ぐっ........」
なのはを乗っ取ったエボルトが放ったスターライト・ブレイカーと龍斗の蹴りがぶつかり合う。龍斗の召喚したドラゴン達が螺旋を描くようにブレイカーに絡みつき威力を抑え込んでいく。
「どりゃあああああああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
「ハ、ハハハハハハハハ!!!流石だ万丈!どれだけ俺の予想を上回る気だ!」
なのはの口からエボルトの声が聞こえる違和感を気にしないようにしながら衝撃波を耐える。俺の後ろで気を失うヴィヴィオに危害が及ばないように。
「.......ハザードレベル4.9」
俺にはその呟きは聞こえることはなく辺りが光で見えなくなり、再び目を開けるとそこには....
「はぁ、はぁ....」
息を荒くした龍斗、完全に戦闘不能となったなのはだけだった。
「っ、エボルト!」
「俺に当たらないで欲しいなぁ。」
お互いがベルトのハンドルを回し右拳にエネルギーを貯めていく。クローズは更に全身を炎で包み込みボルケニックモードに入る。
『『READY GO!』』
『ボルケニック・フィニッシュ!』
『エボルテック・フィニッシュ!』
『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』
互いの拳がぶつかり合い、俺は遂に耐えられず吹き飛ばされてしまう。
「くっ、どうなった!?」
発生した煙が消えていくと、そこには....
「龍斗、勝ったのか....」
いや、アイツじゃない!こいつは....!
「戦兎、こいつの体はもらったぜ?」
『エボルドライバー!』
『ドラゴン』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』
あ、ああ、俺には....もう....
『ドラゴン!』『ドラゴン!』『エボルドラゴン!』
『フッハッハッハッハッハ!』
「フェイズ2、完了」
絶望以外、残されていないのかも知れない。
うちのエボルトさんの体は別の人の中に有ります。その人が乗っ取られた暁にはこのルートは完結致します。
え?ハザードレベルが上がった理由?全て怒りによる底上げです。
戦兎は、この世界はどうなってしまうのか?
次回、『破壊へのカウントダウン』でお会いしましょう。
それではまた!