迷い込んだのはリリカルな世界 By Build   作:Plusdriver

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さて、ついに決まった万丈役。

さらに私は女子高に一人で行くことに。

ラノベの主人公は大変だなと実感し、

現実は小説よりもヤバイことになっています。

経験のある方いるんでしょうか?

おっと、話がそれましたね

それでは本編をどうぞ。


9.クローズドラゴン

戦闘を開始する。海東さんはどうやらすぐに引くことが

多いらしい。そうなることを考えてしまった。

何故か力が湧き上がる。ボトルとシンクロしてるのか?

 

「ふむ、どうやら少しおかしい事があるのかな。」

「!!!」

 

ばれた。早すぎる。

 

「いってらっしゃい。僕の兵隊さん。」

 

ライオトルーパー3体を呼び出して消えてしまう。

 

「くっ、邪魔だ!」

 

ハンドルを回し、蒼龍を呼び出し拳を3体に叩きつける。

 

『ドラゴニック・フィニッシュ』

 

倒したが、海東さんに逃げられた。

 

「クローズ.....?」

 

後ろから声がした。

 

 

_________________________

 

 

騒がしい。

が、お陰で目が覚めた。

 

「八神はやては?」

 

すぐ近くに横たわっているのを確認する。

 

『ドラゴニック・フィニッシュ』

 

なんだって!?

クローズがいるのか?

 

無理やりにでも立ち上がる。

手には熱をもったドラゴンフルボトルがあった。

 

 

________________

 

 

 

 

 

 

 

振り返ると桐生戦兎似の赤青の服を着た少年が立っていた。

 

「何故俺のことを知っている?」

 

何者だ、こいつ。ってそうじゃねえ、怪我人が先だ。

変身を解除しながら駆け寄る。

 

「なっ!」

 

どうしたんだ?

 

「万丈、龍我?」

 

ん、ああ、そんな名前だったな。

 

「悪いな、俺は龍我じゃなくて龍斗だ。お前は?」

「お、俺は桐生戦兎。」

 

戦兎か。良い名だな。

 

「こいつを病院へ連れて行くぞ。話はそれからだ。」

「分かった。もうそろそろ救急車が来るはずだ。」

「そうか...」

「おい、何持ってるんだ?」

 

戦兎の手が光っていた。

 

「こ、これは....!!」

 

手を開くとフルボトルが飛んでくる。

 

「ドラゴンフルボトル?何で2本もあるんだ?」

 

光が強くなり、形が変化していく。

光が収まるとゼリーがあった。

 

「なんだこれ? ドラゴンスクラッシュゼリー?」

 

飲み物か?

 

_________________

 

 

龍斗はスクラッシュゼリーを知らないみたいだ。

こいつは一体何者だ?

 

「なあ、万丈。スクラッシュドライバーって知らないか?」

「なんだそれ?新しいベルトか?」

 

知らないのか。ならいいけど。

 

「それはビルドドライバーじゃ使えないからな。」

「そうなのか。それじゃあ、ほい。」

 

こっちに渡してきた。

 

「いいのか、お前しか使えないんだぞ?」

「別にいい。お前ならうまく使えそうな気がしてな。」

 

こいつは、本編通りの馬鹿か。会って数分だぞ?

 

「分かった。預かる形で持っておくよ。」

「そうか。」

 

裏表のなさそうな笑顔でそう言ってくる。

 

「そういえばこれは海東さんがやったのか?」

「海東?海東大樹のことか?」

 

なぜその名が出てくるんだ?

 

「知っているのか。で、どうなんだ?」

「関係ないぞ。全部スタークのせいだ。」

 

スタークを知っているだろうか?

 

「誰だそれ?」

「知らないのか。すまないが、後で話そう.....」

 

そしてまた気を失った。

 

_____________

 

 

急に倒れ込んで来やがった。

救急車も来たみたいだから少し離れた所にいた人に女の子を

任せる。戦兎は光写真館に連れていくことにした。

 

「よっと。」

 

戦兎を背負ってもと来た道を戻った。




さて、万丈の名前が決まったので
遂に光写真館であの人と会うことに。

龍斗の秘密が早速分かります。

戦兎の方はまだ秘密です。

一海とそのデバイスの名前はまだ

募集しています。

よろしくお願いいたします。

それでは次回『レスキュー剣山』でお会いしましょう。

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