迷い込んだのはリリカルな世界 By Build 作:Plusdriver
「オラァァ!」
なんだこの力、もの凄く大きい。それでも!
「エボルト、お前にはここで倒れてもらう。」
「.....なんなんだよ!?お前のその力はぁぁぁ!!!!!!!」
お前の望む回答を俺が知るわけないだろう。わかっているのは....
「この力はお前を、エボルトを滅ぼす為にある!」
「対俺専用って分けかぁぁぁ!!!!!」
『タンク』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』
この期に及んでまた何かしでかす気か!?
「フェイズ4、変身!」
『タンク!』『タンク!』『エボルタンク!』
「お前がどんなにフェイズを上げても、俺はその先を行く!」
タンクフォームになった所でエボルトの力は俺には及ばない。何故なら...
「俺はお前と違ってみんなの、守るべきモノの為に戦ってるんだ!」
「俺はぁぁぁ!!!!破壊することでしかいきれないんだよぉぉぉ!!!!」
そうか、それがエボルトの目的。俺の目的がそれぞれの拳に宿ったかの様に拳が衝突し合う。
「俺は、こんな所で止まってられないんだよぉぉぉ!!!!」
「があああぁぁぁぁ!!!!!」
どんなところからこんな力が...!
「お前には、お前だけには負けられないんだよ!戦兎!」
『ロック』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』
「フェイズ5、変身!」
『ロック!』『ロック!』『エボルロック!』
吹き飛ばされている間にフォームチェンジされた上に、こちらに向かいながらもハンドルを回しているのが確認できる。
俺はハンドルを回す余裕がない為腕を胸の前で交差させて防御の姿勢を取る。もう少しでこの力を理解できそうなのに!
『エボルテック・フィニッシュ!』
「終わりだああぁぁぁ!!!!!」
走りながら飛び上がりキックを放たれてしまう。ガード出来たものの身体が動かなくなってしまう。
「これは....ロックフルボトルの能力か!」
「正解だ!やっとお前を捕まえられた。こいつを使う前にいい事を教えてやろう。」
エボルトがハザードトリガーのような形をした石を取り出してくる。なんなんだろうか。
「.....ぐっ!」
「おっと、その鎖はそう簡単には切れないぞ。お前の使うその力は封じた。ジ・エンドってところか。」
「.......」
「それでいい。お前はその力が何なのか理解してないみたいだからな。軽く説明してやるよ。」
願ってもない事だ。聞きながらでもエボルトをどうやって倒すかを考えていく。
「それはベルナージュから託されたんだろうが、俺のこれを作るために作った試作品だ。俺以外が使うとどうなるか分からない。それでも使うか?」
そんなの、決まってるだろうが!
「ああ、それでも戦うさ!」
『ゴリラモンド!』
「!」
力の使い方は今さっき理解した。このまま倒す!
『バットエンジン!』
『サイドライヤー!』
『マグゴースト!』
「これは翼さんの弟とティーダの分!」
「があぁぁぁぁっ!!」
フルボトルの力を最大限に活かす事ができる戦い方は、攻撃をやめないこと!
俺は能力を発動して拳にベストマッチの力を貯めて放ち続ける。ガードされてもやめることはない。
『サメバイク!』
『ハチマリン!』
『ペンギンスケーター!』
『シカミッド!』
使ったことすらないベストマッチ達。それでも俺に力を貸してくれた。
「これは陸で闘い続けているスバル達の分!」
殴る。それぞれのベストマッチの力は確実にロックボトルの能力の限界を超えようとしていく。
「何!?力が抜けていく!?」
「気づいたようだな。この力でお前はドンドン弱くなっていってるんだ!」
「がっ!」
守るのをやめれば待っているのは変身解除。その上で消滅させられると考えているのだろう。
『キリンサイクロン!』
『クジラジェット!』
『トラユーフォー!』
『スパイダークーラー!』
『ビートルカメラ!』
『タートルウオッチ!』
『ドッグマイク!』
『クマテレビ!』
『ローズコプター!』
『ユニレイサー!』
「これは今まで一緒に戦ってきた機動六課の仲間達の分!」
10のベストマッチはそれぞれ実体化して攻撃をしてくれる。俺はその中でハンドルを一回回す。
『READY GO!』
こいつで決める!
『ジーニアス・アタック!』
「ライダー....パンチ!」
俺の拳にはジーニアスの力が貯まる。こいつで、殴る!
「があああああああアアアアアアアアアアアアアアアアあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
防ぎきれずに吹き飛ばしたエボルフェイズ5は変身を解除されて一斗へと元に戻る。
「これで終わりだエボルト。サッサと一斗の中から出てこい!」
「フフフ.....ハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
急に笑い出すエボルト。
「何が可笑しい。」
「ああ、何。これで、俺は最終兵器として完成する!」
エボルトが片手で掲げたそれは先程までとは違い、色を得ていた。
『オーバー・ザ・エボリューション!』
「これが本来の俺だ!」
スイッチを押された瞬間、衝撃波が飛んできたせいで近づくことができない。
『コブラ』『ライダーシステム』『レボリューション!』
ベルトにセットされたハザードトリガーに似た黒白のトリガーにより、ハザードライドビルダーに似たライドビルダーが展開される。
『ARE YOU READY?』
「フェイズ6、変身!!!」
俺には挟み込まれるのを見てる事しか出来なかった。
『ブラックホール!』『ブラックホール!』『ブラックホール!』『レボリューション!』
『フッハッハッハッハッハ!』
白黒のアーマーに身を包んだエボルが出て来た。
最終兵器が最終形態へと変化を遂げた。
ビルドも最終フォームに姿を変えたものの、勝てるかどうか分からない。
それでも彼は、一斗達の未来の為に戦うことを辞めない。
次回、『限界突破』
決着の時は近い。