波導の勇者がゆゆゆいにINしました。   作:千点数

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 1000文字程度の短い奴です。ショートショートです。
 それでもよければ読んで下さい。はい。


番外編その二。電気タイプです。
神世紀に電気タイプのショタっ子を突っ込んだ。


 まあ、何とも不幸な事に、僕は長生き出来なかった。

 僕は十歳で死んでしまったのだ。

 痛かった。けれど、それも一瞬だった。

 

 気がついたら、神様に僕は生きている時に好きだったポケモンの力を貰って、生まれ変わりをさせて貰った。

 平和な世界ではないらしい。化け物達が人間を襲って、食べるんだそうだ。

 

 そんな世界の、君のように長生き出来ない子をそれで救ってくれ、そう言われた。

 

 僕は、ポケモンの電気タイプの体と、電気タイプの全ての技、あと、僕が一番好きなポケモンのぜクロムの特性の、“テラボルテージ“を神様から貰った。

 

 そして今。僕は、カラフルな根っこが地面からいっぱい生えたところにいる。

 僕は、沢山生えている根っこの内の一つに登って、どんなところなのかを見ようとした。

 

 沢山の紐が付いた、大きな橋があった。そして、

 

 でっかい化け物がいた。

 

 口からいっぱい刺を吐いている化け物と、沢山の板を持っている化け物、しっぽが長い化け物の三体。その化け物達が、赤い服を着た、僕と同じくらい?の、とても大きな剣を持った女の子をいじめていた。

 女の子は、血がいっぱい出ていた。

 

 女の子が危ない。助けないと。でも、化け物達を見た瞬間、足がすくんで、震える。

 

 怖い。でも、助けないと、女の子が刺に刺されてしまう。

 

 それでーーーーーー

 

 ・・・・・・僕みたいに、長く生きずに死んでしまう?

 

 そう思った瞬間、顔を真っ青にしている僕はでも、怖いという考えとは、逆に、体が女の子に向かって動いていた。

 

 「いじめるのは、やめろーーーーーー!」

 

 僕の足が速い。

 クラスではいっつもビリだったのに。授業で聞いた、音速って言うのよりも速いかも。

 電気タイプになったおかげなのかな。

 

 そんなの考えるのは後。今は、女の子を助けないと。

 特撮を見ている時、こんなに格好良くて、ピンチの時に助けてくれるヒーローがいるものだと思っていた。

 でも、僕の時は、誰も助けてくれなかった。そんなに、“都合の良いヒーロー“なんていなかった。

 助けなんてないまま、ガムテープでぐるぐる巻きにされた手を引っ張られて、そのまま悪い人達が持ってたピストルやおっきい鉄砲でーーーーーー

 

 女の子の状況が、僕と似ていたから。

 一人ぼっちで、悪い奴に囲まれて、いじめられて。だから。

 

 「“でんげきは“!“じゅうまんボルト“!」

 

 多分、この女の子は、僕が転生したこの“平和じゃない世界“で、化け物から人間を守るヒーローなのだろう。

 だけど、ヒーローだからと言っても、僕と同じくらいの女の子が、目の前で死ぬのは、我慢出来なくて。生きていて欲しくて。だから。

 

 僕と同じにならないように、僕が“都合の良いヒーロー“になって女の子を守る。

 

 「大丈夫?」

 

 沢山飛んで来るおっきい刺を全部を、技で全て壊すと、僕は膝を付いている女の子に向けて安心できるように笑ってそう言った。




 感想誤字脱字その他モロモロお願いします。
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